今回は、Step4と致しまして、FXのチャートの見方についてご紹介したいと思います。

投資やFXについて全くわからないけど
俺でも理解できるかな〜?

誰でも最初は初心者よ!
しっかりと記事を読んで理解すればあなたも立派なトレーダーです!
FXとなると専門用語とか難しいと思われますが、今回の記事では
初心者の方向けに作っているので、誰でも理解できます!!
チャートの見方について
では、さっそくチャートの見方について学んでいきましょう!!
チャートとは、株式などの相場の動向をグラフに表したものになります。
FXの場合は、テクニカル分析に使用されます。
基本的にFXでトレードをする際にはチャートから今どんな相場なのかを判断して
トレードを行いますので、チャートを見れるようにならなければなりません。
チャートに記されているY軸の数字は通貨の価格の目盛りになっています。
例えば、ドル円チャートであれば米ドルが1ドル何円か?の目盛りとなっています。
X軸には日付が書き込まれている事が分かると思います。
その日付に注目してみると、右に行くほど日付が進んでいる事が分かります。
つまり、チャートは右に行くほど最新の値動きと言う事です。
今描画されているチャートから
今後どのような値動きで動くのかを分析して予想する必要があります。
ローソク足とは
ローソク足とは投資の世界でほとんどの確率でチャートの分析として扱われており、
分析をする上で見かけないことはほとんどない可能性のほうが高いでしょう。
それほどにローソク足はFXの世界では重宝されています。

ローソク足とは、1本が始値、終値、高値、安値の4値でできているので、
相場の勢いが一目で判断ができます。
終値(おわりね):その日や週で最後に取引された価格
高値(たかね) :その日や週の取引で最も高い価格
安値(やすね) :その日や週の取引で最も安い価格
代表的なローソク足は下記の通りです。
5分足
15分足
30分足
1時間足
4時間足
8時間足
日足
週足
月足
特に私が重要にしている足は、5分足、1時間足、日足になります。
また、期間が長い足ほど信憑性が高いということです。
例を挙げてみましょう。
例えば5分足というのは1分足を5つ束ねた足になります。
15分足というのは5分足を3つ束ねた足になります。
これを繰り返していけば、
日足や週足や月足というのが非常に強い力を持っているということがわかります。
FXでは時間の長い足から短い足へと徐々に見ていく癖を身に着けましょう!!
日足が上昇トレンドで、1時間足も上昇トレンドであれば
5分足は今後上昇トレンドで上がっていく可能性が高いわけです。
これだけでも非常に信頼性の高い分析になります。
陽線と陰線
ローソク足には、陽線と陰線があります。
陰線:始値より終値が安い
のローソク足となります。
色を塗り分けることで、その日や週の始めと終りを比較して、
上昇したのか下落したのかが一目でわかるようになっています。
実体とヒゲ
ローソクには実体とヒゲの部分の2つがあります。
ヒゲを一言で表すと、高値と実体との価格差、安値と実体との価格差です。
ヒゲの長さに注目することによって、
その日の、高値や安値をより強く意識できるようになるのです。
ヒゲも実体と同様に投資家の心の動揺や、あせりによる株価の動きをあらわしています。
ローソク足の見方一覧
ローソク足の見方の一覧になります。
実体の長い陰線:大陰線といい強い下落力を表しています。
実体が小さな線:コマ足といい気迷いを表しています。
実体が無い線:寄り引け同時線といい、相場の転換点となる可能性があります。
上ひげが長い線:上昇力がなくなり反落する可能性があります。
下ひげが長い線:下落力がなくなり反騰する可能性があります。
移動平均線
チャートの見方やローソク足などを理解したと思うので、移動平均線について学んでいきましょう!
移動平均線もローソク足に次いで多くのトレーダーに愛用されるテクニカル指標になります。
むしろ、ローソク足と移動平均線だけをしっかりと分析できるようになれば
あとは必要ないんじゃないかというレベルです。
ですので、移動平均線についてしっかりと勉強しましょう。

移動平均線とは
移動平均線とは、一定期間の価格の平均値を線としてつなぎ合わせた指標になります。
移動平均線と言うのは、
トレンドの時に価格をしっかり下から支えるような動きを見せると言う特徴があります。
・価格が移動平均線の下で推移している時は、相場が弱気(下降)
であると言う状態を示唆します。
移動平均線を利用すると為替価格に関する次のようなことを知ることができます。
・為替価格の流れはどうなっているのか(上昇か下落か、もしくは横ばいか)
・為替価格の流れが変化したかどうか
移動平均線の計算の仕組み
移動平均線の計算の仕組みについてご紹介します。
例えば、5日移動平均線を作ってみます。
移動平均線の計算には価格の終値(日足チャートであれば、1日の終わりの価格)を用います。
1日目 | 100円 |
---|---|
2日目 | 110円 |
3日目 | 105円 |
4日目 | 110円 |
5日目 | 100円 |
6日目 | 118円 |
最初の5日間(1日目から5日目)の終値の平均値を出します。
(100+110+105+110+100)/5=105
なので、チャート上の5日目の位置の105円の場所に点が置かれます。
次に1日ずらした5日間(2日目から6日目)の終値の平均値を出します。
(110+105+110+100+118)/5=108.6
チャート上の6日目の108.6円の場所に点に置かれます。
今チャートの上には2点が置いてある形になっていますが、これをつなぐと線ができます。
これが移動平均線の計算の仕組みになります。
移動平均線の種類について
移動平均線は主に3種類に分けることができます。
ではそれぞれについてご紹介していきたいと思います。
・加重移動平均線(WMA)
・指数平滑移動平均線(EMA)
移動平均線の種類1:単純移動平均線(SMAまたはMA)
単純移動平均線とは、ある一定の期間の終値を単純に平均した
数字で作られている移動平均線になります。
移動平均線の種類2:加重移動平均線(WMA)
重移動平均線とは、例えば5日加重移動平均線だと、
五日目の価格を5倍、四日目の価格を4倍、三日目の価格を3倍、
二日目の価格を2倍にして計算しています。
単純移動平均線よりも、直近の価格に重点を置いた分析をできるようにしています。
移動平均線の種類3:指数平滑移動平均線(EMA)
指数平滑移動平均線は、直近の価格を2倍にして計算したものです。
例えば5日EMAであれば、五日目の価格を2倍にして合計し、5で割ったものです。
そのため、加重移動平均線と比べて、より直近の価格に重点を置いたものになっています。
移動平均線でわかる絶好の売買ポイント
移動平均線でわかる絶好の売買ポイントについてご紹介したいと思います。
これは、移動平均線を活用したテクニカル分析のテクニックになります。
ぜひ活用しましょう。
移動平均線でわかる絶好の売買ポイント1:移動平均乖離率
移動平均乖離率とは、価格が移動平均線からどれだけ離れている(乖離している)かを
数値化した指標です。
移動平均線というのは名前のとおり平均を表しています。
つまり、
移動平均線から離れる:ローソク足は移動平均線に近づく
という移動平均に対する価格の乖離はやがて修正されるという考えに基づき、
移動平均線からの離れ具合で「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断する指標です。
移動平均線でわかる絶好の売買ポイント2:グランビルの法則
グランビルの法則とは、先程学んだローソク足と移動平均線を組み合わせた
非常に力のある法則です。

裁量トレードでも実用可能な法則になります。
グランビルの法則とは「4つの買いサイン」と「4つの売りサイン」から成る法則です。
買い2:上昇中の移動平均線を、下抜けての反発ポイント
買い3:上昇中の移動平均線にタッチ・反転ポイント
買い4:移動平均線から大きく乖離したポイント
売り1:水平から下向きの移動平均線の下抜きポイント
売り2:下降中の移動平均線を、上抜けての反発ポイント
売り3:下降中の移動平均線にタッチ・反転ポイント
売り4:移動平均線から大きく乖離したポイント
移動平均線でわかる絶好の売買ポイント3:ゴールデンクロスとデッドクロス
ゴールデンクロスとデッドクロスも非常に強い力を持っています。
ゴールデンクロスとデッドクロスとは移動平均線2つを使った手法になります。
デットクロス:短期線が長期線の上から下へ抜けていくこと
FXの用語集まとめ
FXの用語集まとめです。
コレさえ読んでおけば、ほとんどのFXの専門用語は理解できると思います。
まとめ
今回は、
・ローソク足
・移動平均線
についてでした。
正直これだけ理解しているだけで脱初心者です!!
次は本格的なトレードについて学んでいきましょう!!