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FXのPivot(ピボット)の計算式・設定やオススメの使い方や手法ついて徹底解説してみた

4.0
FX Pivot(ピボット) FXのテクニカル分析

Pivot(ピボット)とは

Pivot(ピボット)はJ・ウェルズ・ワイルダー氏が考案したインジケーターです。

Pivot(ピボット)とは、7本のラインで構成されるテクニカル指標のことです。

意味は「回転軸」や「方向転換」などがあります。

基本的にはラインを活用して、相場の転換や回転を見つけることが活用法となります。

Pivot(ピボット)は元々先物市場で使用されていたのですが、

現在ではFXの世界でも利用されており、

海外のトレーダーはよく使っており、大口投資家や機関投資家にも意識されている指標です。

一方で、日本ではあまり有名ではありません。

FXのPivot(ピボット)は勝てないのは本当なのか?

FXのPivot(ピボット)は勝てないのは本当なのかですが、

Pivot(ピボット)は勝てないというのは使い方を理解していないのが原因だと思います。

また、Pivot(ピボット)は主に海外で広く使われているため、

ロンドン時間やNY時間などで機能しやすいです。

ですので、時間帯によって反発の精度が異なるのも原因の一つになります。

Pivot(ピボット)の計算式

Pivot(ピボット)の計算式は以下のとおりです。

ピボットライン:(前日の高値 + 安値 + 終値 )÷ 3
R1:ピボットポイント + (ピボットポイント – 前日の安値)
S1:ピボットポイント – (前日の高値 – ピボットポイント)
R2:ピボットポイント + (前日の高値 – 前日の安値)
S2:ピボットポイント – (前日の高値 – 前日の安値)
R3:R1 + (前日の高値 – 前日の安値)
S3:S1 – (前日の高値 – 前日の安値)

Pivot(ピボット)とボリンジャーバンドの違い

Pivot(ピボット)とボリンジャーバンドの違いについて説明します。

FXのボリンジャーバンドの設定や計算式や使い方や組み合わせについて徹底解説してみた
FX初心者からFX上級者まで広く愛されるテクニカル指標の一つにボリンジャーバンドがあります。 ボリンジャーバンドは1980年ころにジョン・ボリンジャー氏が考案した指標で、 移動平均を表す線と、その上下に値動きの幅を示す線を加えた指標のことを言います。 価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まるという統計学を応用したテクニカル指標の一つです。 今回は、FXのボリンジャーバンドの設定や計算式や使い方や組み合わせについて徹底解説してみました。

Pivot(ピボット)とボリンジャーバンドの違いは、

ボリンジャーバンドは上下に大きく動く曲線であるのに対し、

Pivot(ピボット)は変化がない直線ということです。

次の更新のタイミング(日が変わる時)までラインは、

切り替わらないので安心してラインを活用できます。

FX Pivot(ピボット)

Pivot(ピボット)の使い方

Pivot(ピボット)は『前日の値動きから当日の値動きを予測する』手法になります。

本来はサポートライン・レジスタンスラインの目安として計算されたものが、

多くのトレーダーが利用することで意識されるラインの節目として使えるようになりました。

特にPivot(ピボット)が機能する時間帯は『ロンドン時間・ニューヨーク時間』ですね。

Pivot(ピボット)は他のテクニカル指標とは異なり、確認する期間などの設定は必要ないですし、

Pivot(ピボット)を使用してトレードしている人は『殆ど同じライン』を見ています。

FX初心者にぜひとも活用して欲しいインジケーターの一つになります。

Pivot(ピボット)の種類について

Pivot(ピボット)の種類についてご紹介します。

基本的に共通しているのは過去の高値・安値・終値を元に計算して

サポートラインやレジスタンスラインが表示されています。

違うのはPivot(ピボット)レベルの計算方法です。

基本的な見方はこんな感じです。

Pivot:中心となるライン
R1~R3:Pivotにある値幅を足したもの
S1~S3:Pivotにある値幅を引いたもの

では具体的にPivot(ピボット)の種類について説明します。

Pivot(ピボット)の種類は大きく分けて4種類存在します。

・Floor Pivot(フロアピボット)
・Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)
・Camarilla Pivot(カマリリャピボット)
・Woodie Pivot(ウッディーピボット)

Floor Pivot(フロアピボット)

FX Pivot(ピボット)Floor Pivot(フロアピボット)

Floor Pivot(フロアピボット)はベーシックなPivot(ピボット)になります。

別名でClassic Pivot(クラシックピボット)とも呼ばれます。

Floor Pivot(フロアピボット)の計算式は以下のとおりです。

R3 = R1 + (H – L) = 2 x (P – L) + H
R2 = P + (H – L)
R1 = P + (P – L)
P = (H + L + C) / 3
S1 = P – (H – P)
S2 = P – (H – L)
S3 = S1 – (H – L) = L – 2 x (H – P)

Floor Pivot(フロアピボット)の使い方はRとSの3本ずつのラインを表示させてPivotライン付近で

使い方は、R・Sを3本ずつチャート上に表示させてレートがPIVOTのライン付近になったら、

逆張りでエントリーする手法があります。

Pivotレベルは今日の高値・安値を想定しているので、

Pivotで相場の反転を期待するような戦略が一般的です。

Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)

FX Pivot(ピボット) Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)

Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)は計算式に『フィボナッチ数列』を使用したものです。

Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)の計算式は以下のとおりです。

R3 = PP + ((H – L) x 1.000)
R2 = PP + ((H – L) x 0.618)
R1 = PP + ((H – L) x 0.382)
PP = (H + L + C) / 3
S1 = PP – ((H – L) x 0.382)
S2 = PP – ((H – L) x 0.618)
S3 = PP – ((H – L) x 1.000)

中心のPivotはFloor Pivot(フロアピボット)と同じですが、

R1〜R3とS1〜S3の計算がフィボナッチを意識した計算方法になっています。

フィボナッチPivotのラインには利確や損切りなどの目安にしているトレーダーが多いので、

反転・ブレイクの目安に活用します。

Camarilla Pivot(カマリリャピボット)

FX Pivot(ピボット)Camarilla Pivot(カマリリャピボット)

Camarilla Pivot(カマリリャピボット)は『価格の行き過ぎ』を判断することができます。

Camarilla Pivot(カマリリャピボット)の計算式は以下のとおりです。

R4 = (H – L) x 1.1 / 2 + C
R3 = (H – L) x 1.1 / 4 + C
R2 = (H – L) x 1.1 / 6 + C
R1 = (H – L) x 1.1 / 12 + C
S1 = C – (H – L) x 1.1 / 12
S2 = C – (H – L) x 1.1 / 6
S3 = C – (H – L) x 1.1 / 4
S4 = C – (H – L) x 1.1 / 2

Camarilla Pivot(カマリリャピボット)はR1〜R3とS1〜S3の値幅を狭く集中しており、

R4とS4が離れた位置になるのが他と違う特徴です。

ですので、R3・S3をブレイクしてレートが伸びている場合は、

トレンドの強さなどの目安として判断できます。

R4・S4は価格の行きすぎを把握することができます。

特にCamarilla Pivot(カマリリャピボット)は、

Floor Pivot(フロアピボット)よりも中心のPivotにラインが近く本数も多いので、

デイトレなどでは使えると思います。

Woodie Pivot(ウッディーピボット)

FX Pivot(ピボット) Woodie Pivot(ウッディーピボット)

Woodie Pivot(ウッディーピボット)は、

Woodie CCIで有名なWoodie氏のPivot(ピボット)です。

Woodie Pivot(ウッディーピボット)の計算式は以下のとおりです。

Pivot (P) = (H + L + 2 x C) / 4
Resistance (R1) = (2 x P) – L
R2 = P + H – L
Support (S1) = (2 x P) – H
S2 = P – H + L

Woodie Pivot(ウッディーピボット)の特徴は、

他のPivot(ピボット)に比べて『終値』に重点を置いています。

計算式を見るとCloseを2回使用した計算式になっています。

R1/R2、S1/S2の計算は通常のPivot(ピボット)と同じです。

Woodie Pivot(ウッディーピボット)は単体で使用することは無く、

複数のPivot(ピボット)と組み合わせて利用します。

Woodie Pivot(ウッディーピボット)の使い方は、

基本的にエントリータイミング&エグジットの目安に活用します。

ただ、通常のFloor Pivot(フロアピボット)と違いがそこまで無いので、

特別これを利用する必要はない感じです。

Pivot(ピボット)の使い方

Pivot(ピボット)の使い方について

相場の方向性がわかる

Pivot(ピボット)は、ピボットポイントから相場の方向性が伺えます。

価格がピボットポイントの上にあれば、相場は上昇傾向なので買いを検討し、

価格がピボットポイントの下にあれば、相場は下落傾向なので売りを検討し、

という形で判断します。

FX Pivot(ピボット)

サポレジラインとして活用する

上下のラインのグループは、サポレジラインとして機能を持ちます。

外側に行くほどより強い反発する可能性が高くなります。

FX Pivot(ピボット)

Pivot(ピボット)は海外で広く使われているため、

ロンドン時間NY時間などで機能しやすいです。

ですので、時間帯によって反発の精度が異なります。

FX Pivot(ピボット)

Pivot(ピボット)の組み合わせ

Pivot(ピボット)の組み合わせについて説明します。

移動平均線

Pivot(ピボット)の組み合わせでオススメなのが、移動平均線です。

FXの移動平均線の種類・期間・組み合わせについてわかりやすく解説してみた
移動平均線は、一定期間の価格の終値の平均値を繋ぎ合わせたテクニカル指標です。 移動平均線はFX初心者からFX上級者までテクニカル分析で活用されています。 今回は、移動平均線の種類・期間・組み合わせについてわかりやすく解説してみました。

移動平均線をベースに押し目買いや戻り売りのタイミングとして活用することが可能です。

Pivot(ピボット)を順張りとして活用しましょう。

FX Pivot(ピボット)

RSI

Pivot(ピボット)の組み合わせでオススメなのがRSIです。

FXのRSIの計算式・期間やオススメの手法についてわかりやすく解説してみた
RSIとは、Relative Strength Indexの略語で一定期間内の相対的な「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を表します。 RSIはJ.W.ワイルダーが考案したテクニカル指標になります。 今回は、FXのRSIの計算式・期間やオススメの手法についてわかりやすく解説してみました。

RSIのダイバージェンスとPivot(ピボット)のラインでエントリーが可能です。

FX Pivot(ピボット)

フィボナッチ

Pivot(ピボット)の組み合わせでオススメなのが、フィボナッチです。

FXのフィボナッチリトレースメント・エクスパンション・エクステンションの使い方や引き方についてわかりやすく解説してみた
フィボナッチとは、フィボナッチ数列を活用したラインのことです。 フィボナッチ数列は黄金比に近づいていく特徴があり、この黄金比は多くのトレーダーが意識しているため反応しやすいラインになります。 今回は、FXのフィボナッチリトレースメント・エクスパンション・エクステンションの使い方や引き方についてわかりやすく解説してみました。

Pivot(ピボット)のラインもフィボナッチのラインも多くのトレーダーが意識していますので、

ラインが重なるポイントは双方が意識しているため、反発する可能性が高くなります。

FX Pivot(ピボット)

Pivot(ピボット)のオススメのインジケーター

PivotPoints All-In-Oneとは、

今回紹介したPivot(ピボット)が、オールインワンで利用することができるインジケーターです。

DLLの使用を許可して設定にあるCalculation Methodから選択できます。

Pivot(ピボット)インジケーターを単体で利用するならFloor Pivotがオススメです。

理由は一番メジャーなPivot(ピボット)なので、

サポートライン・レジスタンスラインが意識されやすいからです。

また、単体で活用すれば水平ラインとして機能するので、

多くのトレードスタイルにプラスワンとして活用できます。

もし複数のPivot(ピボット)を利用するなら

Floor Pivot(フロアピボット) × Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)が良いです。

Floor Pivot(フロアピボット)のR2 = Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)のR3
Floor Pivot(フロアピボット)のS2 = Fibonacci Pivot(フィボナッチピボット)のS3

が同じ数値になります。

それぞれのPivot(ピボット)のR・Sによって

トレンド転換やブレイクアウトが起きるので組み合わせとしては良いです。

PivotPoints All-In-Oneのダウンロードはこちら

まとめ

今回はPivot(ピボット)についてご紹介しました。

より反応しやすいサポートライン・レジスタンスラインを見つけることもできます。

Pivot(ピボット)を取り入れるだけでもトレード手法がより安定することもあるので、

ぜひ活用してみてください。

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