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FXのブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の使い方や組み合わせについてわかりやすく解説してみた

目次 FXのブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の計算式ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(B […]

Bulls Power/Bears Powerを示すダークネイビー×ブルーのアイキャッチ画像
この記事でわかること
  • FXのブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)
  • ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の計算式
  • ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の使い方
  • ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の組み合わせ
  • まとめ

FXのブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

FXのブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)は、

投資心理学の本で有名なアレキサンダー・エルダー博士が考案しました。

アレキサンダー・エルダーは精神分析医の経歴を生かし、

市場を心理的な側面から分析する独自の手法を生み出しております。

ブルパワー(Bulls Power)とは、現在の相場における買いの力を数値化したものです。

Bulls(ブル)は英語で牛を意味しています。

牛は角を立てており上向きになっています。そこから上昇を意味しています。

ブルパワー(Bulls Power)はローソク足の最高値からEMAまでの距離を測定することで、

買い勢力の力を見ます。

ベアパワー(Bears Power)とは、現在の相場における売りの力を数値化したものです。

Bears(ベアー)は英語で熊を意味しています。

熊は立ち上がった時に手が爪をたてて下向きになっています。そこから下降を意味しています。

ベアパワー(Bears Power)はローソク足の最安値からEMAまでの距離を測定することで、

売り勢力の力を見ます。

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の計算式

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ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の計算式について説明します。

ブルパワー(Bulls Power) = 現在のローソク足の最高値 ‐ n期間のEMA
ベアパワー(Bears Power)= 現在のローソク足の最安値 ‐ n期間のEMA

EMAとは、指数平滑移動平均線です。

SMA(単純移動平均線)に比べて、EMAは直近の動きに敏感に反応します。

移動平均線については以下の記事を参照してください。

FXの移動平均線の種類・期間・組み合わせについてわかりやすく解説してみた
移動平均線は、一定期間の価格の終値の平均値を繋ぎ合わせたテクニカル指標です。 移動平均線はFX初心者からFX上級者までテクニカル分析で活用されています。 今回は、移動平均線の種類・期間・組み合わせについてわかりやすく解説してみました。

そして、ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の期間は

開発者のアレキサンダー氏は「13」を使用しています。

MT4やMT5などでもデフォルトでも13が使用されていますので、13を使用するようにしましょう。

計算例(ドル円、13EMA=150.20円の場合)
現在のローソク足: 高値150.55円 / 安値150.05円
ブルパワー = 150.55円 − 150.20円 = +0.35円(プラス=買い勢力が優勢)
ベアパワー = 150.05円 − 150.20円 = -0.15円(マイナス=売り勢力も一定残っている)
このようにブルパワーがプラス、ベアパワーがマイナスという状態は、上昇トレンド中によく見られる組み合わせです。両方ともプラス、または両方ともマイナスに転じたタイミングが、後述する「方向の転換」の目安になります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の使い方

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の使い方について説明します。

基本的にブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)は「セット」で使用します。

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0ラインクロスの見方

最も基本的な使い方が「0ラインクロス」です。

ベアパワーが0ラインを下から上に突き抜けた場合、それまで下降トレンド中でも売り勢力が弱まってきているサインになります。

反対にブルパワーが0ラインを上から下に突き抜けた場合、上昇トレンド中でも買い勢力が弱まってきているサインになります。

ただし0ラインクロス単体では「勢力が弱まった」ことしか分からず、「反転する」ことまでは確定しません。後述する移動平均線やRSIとの組み合わせで、方向の裏付けを取ってから判断することをオススメします。

トレンドの勢力

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)は、

トレンドの勢力を判断することができます。

ブルパワー(Bulls Power)は「上昇トレンドの強さ」を判定し、

ベアパワー(Bears Power)は「下降トレンドの強さ」を判定することができます。

13EMAとローソク足の最高値の距離が離れていると

ブルパワー(Bulls Power)のヒストグラムが長くなり上昇トレンドが生まれます。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

13EMAとローソク足の最安値の距離が離れていると

ベアパワー(Bears Power)のヒストグラムが長くなり下降トレンドが生まれます。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

また、それぞれ13EMAとの距離が近いと、

ヒストグラムが短くなり値動きが少なくレンジ相場の状態になります。

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ピーク(極大値と極小値)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)は、

ピーク(極大値と極小値)を比較するで、トレンド転換のタイミングを判断することができます。

ブルパワー(Bulls Power)とのピーク(極大値)はローソク足と最高値の最も離れた場所なので、

そこから乖離した分反発しやすいです。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ベアパワー(Bears Power)のピーク(極小値)はローソク足と最安値の最も離れた場所なので、

そこから乖離した分反発しやすいです。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ダイバージェンス

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)は、

ダイバージェンスを活用するとトレンドを継続させる力が衰退していることがわかります。

ダイバージェンスとは、逆行現象を意味する言葉です。

オシレーター系のテクニカル指標が、

実際の相場とは逆方向に向かって動いている状態のことを言います。

ダイバージェンスについては以下の記事を参照してください。

FXのオシレーターに共通するダイバージェンス現象とは?RSIとMACDの見方やオススメのインジケーターについてわかりやすく解説してみた
ダイバージェンスとは、オシレーター系指標の値が逆行する現象のことです。 通常では、相場が上昇している場合はオシレーターも同様に上昇していきますが、 価格が更新しているのにも関わらず、オシレーター系指標が下落しているという現象が起きます。 今回は、FXのオシレーターに共通するダイバージェンス現象とは?RSIとMACDの見方やオススメのインジケーターについてわかりやすく解説してみました。

以下はブルパワー(Bulls Power)の売りのダイバージェンスになります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

以下はベアパワー(Bears Power)の買いのダイバージェンスになります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ダマシが出やすい局面と対処法

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)にもダマシは発生します。特に以下の局面では注意が必要です。

・レンジ相場:ヒストグラムが0ライン付近で細かく上下し、0ラインクロスが頻発します。この状態でクロスのたびにエントリーすると、往復ビンタのような小さな損失が積み重なりやすくなります。対処法として、ヒストグラムの振れ幅が一定以上(直近の平均的な高さの1.5倍程度など)に達したときだけシグナルとして採用するとダマシを減らせます。

・指標発表直後:値動きが一時的に急拡大し、ブルパワー・ベアパワーとも通常時とは違う極端な値を示すことがあります。発表直後の数本は判断を保留し、値動きが落ち着いてから見るのが安全です。

・強いトレンドの終盤:ピークの乖離だけを見て逆張りすると、トレンドがさらに延びて逆行することがあります。ピークの乖離は「反発しやすい」という傾向であり、必ず反発するわけではない点に注意してください。

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の組み合わせ

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の組み合わせについて説明します。

移動平均線

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)はEMAを計算式に使用しているため、

移動平均線と組み合わせるのがオススメです。

移動平均線がゴールデンクロスしており上昇トレンド中です。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ベアパワー(Bears Power)が13EMAを割り込むが徐々にヒストグラムが減少します。

そして50EMAをローソク足が割り込みません。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の方向が上向きで同じになり、

ロングエントリーを検討できる場面です(ただしこの条件が揃ったからといって必ず上昇するわけではないため、損切りラインを事前に決めてからエントリーしてください)。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

移動平均線がデッドクロスしており下降トレンド中です。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)が13EMAを割り込むが徐々にヒストグラムが減少します。

そして50EMAをローソク足が割り込みません。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の方向が下向きで同じになり、

ショートエントリーを検討できる場面です(こちらも同様に、条件が揃った=下落確定ではないため、必ず損切りラインをセットしてください)。

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RSI

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)はRSIと組み合わせるのもオススメです。

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)は買いと売りの勢力を判断できますが、

RSIも同様に売買の勢力を判断することができます。

RSIについては以下の記事を参照してください。

FXのRSIの計算式・期間やオススメの手法についてわかりやすく解説してみた
RSIとは、Relative Strength Indexの略語で一定期間内の相対的な「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を表します。 RSIはJ.W.ワイルダーが考案したテクニカル指標になります。 今回は、FXのRSIの計算式・期間やオススメの手法についてわかりやすく解説してみました。

長期移動平均線よりもローソク足が上にあります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

RSIが50%を一旦下回ります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の方向があべこべの状態になります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)が、

上に転換したらロングエントリーの候補です。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

長期移動平均線よりもローソク足が下にあります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

RSIが50%を一旦上回ります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)の方向があべこべの状態になります。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)が、

下に転換したらショートエントリーの候補です。

FX ブルパワー(Bulls Power) ベアパワー(Bears Power)

まとめ

ブルパワー(Bulls Power)とベアパワー(Bears Power)は、

海外では一定の人気があり使用しているトレーダーがいますが、

日本では馴染みがあまりなく使用している人が少ないテクニカル指標です。

計算式自体はシンプルですが、単独で使うよりも移動平均線やRSIと組み合わせて方向性を確認することで、ダマシを減らしやすくなります。どのシグナルも100%機能するわけではないため、エントリーの際は必ず損切りラインをセットしてください。

興味がある方はぜひ試してみてください。

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