FVGとは?フェアバリューギャップの意味・見つけ方・使い方を解説
『FVGとは?』を一言でいうと、3本のローソク足の間にできる価格の『隙間』のことです。相場には高確率でこの隙間を埋めに戻ろうとする性質があり、これを利用したエントリー根拠がSMC(スマートマネーコンセプト)トレードで定番になっています。この記事では、FVGの正確な定義・見分け方から、無料インジケーターを使った自動表示の方法までわかりやすく解説します。

- FVG(Fair Value Gap)とは
- FVG(Fair Value Gap)の仕組み
- FVG(Fair Value Gap)はDisplacementが起点になる
- Consequent Encroachment(CE)
- FVG(Fair Value Gap)の異なるタイプ
FVG(Fair Value Gap)とは
FVG(Fair Value Gap)とは、3本のローソク足の間にできる価格の「隙間(ギャップ)」のことです。相場には、この隙間を高確率で埋めに戻ろうとする性質があり、これを利用したエントリー根拠がSMC(スマートマネーコンセプト)トレードで定番になっています。まずは基本的な仕組みから見ていきましょう。


「窓埋め」に近いプライスアクションです。
別名で「Hidden Gap(隠れた窓)」とも呼ばれます。
FVG(Fair Value Gap)の仕組み
通常はどの価格帯でも売買が行われます。
強いトレンドが発生すると、需要と供給のバランスが崩れて、
注文が約定せずに大きなトレンドが発生します。
つまり「インバランス」な状態になるのです。

そして、このインバランスはバランスの取れた状態に戻るため、ギャップを埋める動きをします。
これがFVGになります。
FVG(Fair Value Gap)はDisplacementが起点になる
Displacementとは、大陽線や大陰線のことを言います。
Displacementには「変位」や「移動」という意味があります。
1本または数本で作られる大きなトレンドです。

相場が大きく動くということは、それだけ市場参加者も視覚的に意識することがわかります。
よって「Displacementのローソク足を起点にFVGが発生しやすい」です。
こうした勢いのある値動きである「Displacement」については、Displacement(機関投資家の値動きの判定基準)で詳しく解説しています。
Consequent Encroachment(CE)
Consequent Encroachmentは、CEとも略され呼ばれます。
直訳すると、「結果として生じる侵害」で意味がわからないです。
Consequent Encroachmentを簡単に説明すると、
「50%を割り出してトレードする考え方」です。

Consequent Encroachmentの50%は「半値」であり、
ある価格帯の半値を導き出してトレードを行います。
Consequent Encroachmentを意識してトレードするということは、
よりエントリーのリスクリワードが高くなります。
一方で半値に達しない場合はノーエントリーになるため、
機会損失になりエントリーチャンスが少なくなります。
一長一短ではありますが、質の高いトレードをする上で重要な考え方になります。
Consequent Encroachmentの使い方で、最も使用頻度の高いのは「FVG」です。
FVGの中にはDisplacementを起点とした大きなギャップが発生することもあります。
その大きなFVGの50%が、Consequent Encroachmentになります。

別名で「50%FVG」などとも呼ばれます。
50%ラインでのタッチでエントリーすることで、
深い押し目や戻りでエントリーすることが可能です。
FVG(Fair Value Gap)の異なるタイプ
FVG(Fair Value Gap)の異なるタイプについてご紹介します。
iFVG(Inversion Fair Value Gaps)
iFVGとは「Inversion Fair Value Gaps」の頭文字を取ったものです。
FVGが発生したが無視された価格帯です。
FVGの価格帯をブレイクして終値が確定したあとは、
価格が終了した方向にサポレジラインとして機能します。

Inversionの意味は「反転や裏返し」です。
つまり、ブレイク後に逆にサポートされる価格帯になります。
iFVGの詳しい見つけ方やエントリーへの活かし方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
BPR(Balanced Price Range)
BPRとは「Balanced Price Range」の頭文字を取ったものです。
重複したFVGのサポレジ転換のようなイメージです。
「Double Fair Value Gap」と呼ばれることもあります。
それぞれの上昇と下降でFVGが発生し、FVGが重複した価格帯をBPRと言います。

FVG(Fair Value Gap)の使い方
FVG(Fair Value Gap)の使い方ですが、
FVG(Fair Value Gap)が発生すると、価格はFVGに再度、近づこうとする動きが発生します。
この動きを利用して押し目買いや戻り売りを狙っていきます。

FVG(Fair Value Gap)のインジケーター
FVG(Fair Value Gap)のインジケーターは、
以下のリンクからダウンロードしてください。
FVG(Fair Value Gap)のインジケーターのダウンロードはこちら
あわせて読みたい: Order Block(オーダーブロック)とは?見分け方やエントリーへの活かし方についてわかりやすく解説してみた
あわせて読みたい: SMC(スマートマネーコンセプト)のインジケーターおすすめは?では、FVGを含むSMC系の代表的なインジケーターを種類別に比較しています。
FVG(Fair Value Gap)のまとめ
FVG(Fair Value Gap)は、SMCトレードのプライスアクションの一つです。
Displacementのローソク足を起点にFVGが発生し、
再度その価格帯まで戻ってきます。
この性質を活用して押し目買いや戻り売りを狙って見てください。