Daily Biasとは
Daily Biasは「ローソク足の日足をベースに環境認識する方法」です。
機関投資家、ヘッジファンド、銀行などは、
日足のチャートを利用していることがほとんどです。
デイトレードやスキャルピングトレードの場合、
「日足」の動きに集約させることになります。
つまり、日足の動きや期待される方向さえ合っていれば、
エントリーしたポイントが多少悪かったとしても、
結果的にはプラスになることが多いです。
なので、下位足のチャートを分析するのではなく、
上位足のチャートから分析する必要があります。
Daily Biasで確認するチェック項目
Daily Biasで確認するチェック項目について紹介します。
スイングハイとスイングローにラインを引く
直近のスイングハイとスイングローにラインを引くことから始めましょう。
このラインは必ず「毎週の初め」に行う必要があります。
Liquidityの確認
日足のLiquidityの確認をします。
相場の動きは基本的には2つしかありません。
・IRLからERLに動く
どちらに向かおうとしているかを確認する必要があります。
ERLは過去の日足の高値や安値のヒゲをSweepすることです。
そして、IRLはFVGなどです。
日足の高値や安値のLiquidityを大口投資家がSweepした場合、
その翌日がそのトレンド方向に進みやすいです。
前日の日足のローソク足の高値や安値を終値が更新していれば、
トレンドが継続する可能性が高くなります。
これはプライスアクションのスラストアップやスラストダウンと似ています。
逆に前日の日足のローソク足の高値や安値を終値が更新できていなければ、
トレンドが転換し、ローソク足の陽陰の色が転換します。
Premium/Discountの確認
価格がPremiumゾーンにあるのか、Discountゾーンにあるのかを確認します。
価格がPremiumゾーンにある場合は、BIASはショートに傾く可能性が高いです。
逆に価格がDiscountゾーンにある場合は、BIASはロングに傾く可能性が高いです。
FVGやOrder Blockの確認
日足のチャートの中にあるFVGやOrder Blockを確認しましょう。
FVGについては以下の記事を参照してください。
Order Blockについては以下の記事を参照してください。
Daily Biasのまとめ
Daily Biasは日足を中心に環境認識を行う考え方です。
上位足がどちらの方向に進みたいのかが大まかにわかっていれば、
あとは、5分足とか1分足などに落とし込みエントリーをするだけです。
SMCトレードにかかわらず、上位足からトレードすることが非常に大切です。
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