FXの移動平均線を複数活用した最強のパーフェクトオーダーの設定・メリット・デメリットについてわかりやすく解説してみた
目次 パーフェクトオーダーとはパーフェクトオーダーの特徴短いトレンドではパーフェクトオーダーは発生しない移動平均線の角度が急なほどトレンドが強いパーフェクトオーダー時はトレンドフォローの順張りでトレードするパーフェクトオ […]

- パーフェクトオーダーとは
- パーフェクトオーダーの特徴
- パーフェクトオーダーの設定する期間
- パーフェクトオーダーが発生しやすい相場・しにくい相場
- パーフェクトオーダーのメリット
パーフェクトオーダーとは

パーフェクトオーダーとは、短期・中期・長期の3つの移動平均線の傾きが
全て同じ方向へ一致した状態を指します。
具体的には、上昇トレンドなら「短期線>中期線>長期線」、下降トレンドなら「短期線<中期線<長期線」という並び順になります。例えば5MA・20MA・75MAを使う場合、上昇局面では価格が5MAの上、5MAが20MAの上、20MAが75MAの上、という3段の並びが崩れずに続いている状態が該当します。
パーフェクトオーダーが現れた場合は、その相場は非常に強いトレンドを意味しています。
移動平均線について下記の記事を参照してください。

パーフェクトオーダーの特徴
パーフェクトオーダーの特徴は主に3つです。
・移動平均線の角度が急なほどトレンドが強い
・パーフェクトオーダー時はトレンドフォローの順張りでトレードする
この3つのポイントはしっかりと頭に抑えておきましょう。
短いトレンドではパーフェクトオーダーは発生しない
パーフェクトオーダーはトレンドが短い期間では発生がしません。
短い期間で終わるトレンドはパーフェクトオーダーが形成される前に形が崩れてしまいます。
移動平均線の角度が急なほどトレンドが強い
パーフェクトオーダーは短期・中期・長期それぞれの移動平均線の角度が急なほど、
トレンドが強いことを意味し、トレンドが継続する期間も長くなる傾向があります。
特に長期の移動平均線の角度をしっかりとチェックしておきましょう。
パーフェクトオーダー時はトレンドフォローの順張りでトレードする
パーフェクトオーダー時はトレンドフォローの順張りでトレードすることが大切です。
強いトレンドが出ているわけなのでわざわざそのトレンドに逆らう必要がありません。
パーフェクトオーダー時はとにかく順張りのトレンドフォローでトレードしましょう。
パーフェクトオーダーの設定する期間
パーフェクトオーダーを活用するための移動平均線のパラメーターですが、
基本的には5MA,20MA,75MAのパラメーターを活用します。
これらのパラメーターはあくまで参考程度に活用してください。
基本的に移動平均線のパラメータでよく活用されるのが
ですので、この中から3つを活用するというのもありだと思います。
よく使用されるのが25,50,75ですね。FX初心者はまずこれを使ってみたほうが良いです。
パーフェクトオーダーが発生しやすい相場・しにくい相場
パーフェクトオーダーは、どんな相場でも同じように出現するわけではありません。相場環境によって発生のしやすさがはっきり分かれます。
・重要な経済指標や金融政策の発表後、明確な方向感が出たとき
・主要な高値・安値のブレイク直後
・複数の時間足でトレンド方向が一致しているとき
発生しにくい相場
・レンジ相場(値幅が狭く方向感が定まらない)
・重要指標の発表前で様子見ムードが強いとき
・週末や祝日前など市場参加者が少なく値動きが不安定なとき
レンジ相場でパーフェクトオーダーの完成を待ち続けると、3本の移動平均線が絡み合ったまま何度もダマシのサインを出すことがあります。日足や4時間足で明確なレンジになっていないかを先に確認してから判断すると、無駄なエントリーを減らせます。
パーフェクトオーダーのメリット
パーフェクトオーダーのメリットは、何と言ってもトレンドに素直に乗れることです。
パーフェクトオーダーは3つの移動平均線が並べば、
トレンドが発生していると視覚的に判断しやすいので、
FX初心者でもトレンドに素直に乗りやすいです。
また、パーフェクトオーダーが継続している間はトレンドフォローの手法と相性が良く、他の環境認識と組み合わせることで勝率を安定させやすくなります(勝率を保証するものではなく、あくまで傾向です)。
パーフェクトオーダーのデメリット
パーフェクトオーダーのデメリットは、直近のトレンドに反応できないです。
ですので、パーフェクトオーダーが完成したと思いエントリーしても
実はトレンドが終了してしまったというケースがあります。
さらに、大きなトレンド方向性がわかるだけで、急な相場の暴落が読みにくいです。
パーフェクトオーダーは直近の値動きに反応しずらいのです。
パーフェクトオーダーを使っても勝てない理由
パーフェクトオーダーを使っても勝てない理由について説明します。
パーフェクトオーダーが完成したと思いエントリーするのは実は遅いんですね。

すでに勝てるトレーダーはパーフェクトオーダーが完成する前に仕込み終えています。
パーフェクトオーダーを使っても勝てない人のエントリーポジションというのは、
実は勝てるトレーダーの決済ポイントになっているということです。

エントリー・利確・損切りの具体的な判断基準
パーフェクトオーダーは「並んだら即エントリー」ではダマシを踏みやすくなります。判断基準を事前に決めておくことが重要です。
・3本の移動平均線が完全に並んだ状態を確認したうえで、価格が短期線(5MA)を明確に割らずに調整(押し目・戻り)を作ったタイミング
・上位足のトレンド方向と一致していること
利確基準
・直近の高値・安値(水平線)や、キリのよい価格帯を目安にする
・短期線が中期線に接近し、傾きが緩やかになり始めたら利確を検討する
損切り基準
・エントリー根拠となった直近の押し安値(買いの場合)・戻り高値(売りの場合)の少し外側に置く
・ATR(14期間程度)の1〜1.5倍を損切り幅の目安にする方法もある
損切り幅を感覚で決めてしまうと、含み損が拡大してから慌てて手仕舞いする展開になりがちです。エントリー前に損切りラインと利確ラインを両方決めてからポジションを持つようにしましょう。
ダマシ(パーフェクトオーダー崩れ)への対処法
パーフェクトオーダーが完成した直後に、3本の移動平均線の並びが崩れて逆行するダマシは珍しくありません。対処法としては以下が有効です。
・上位足(例:5分足でエントリーするなら1時間足)のトレンド方向と逆行していないか確認する
・出来高やRSIなど別の指標で過熱感(買われすぎ・売られすぎ)が出ていないか確認する
・想定と逆に動いた場合の損切りラインを必ず事前に決めておく
特に「短期線が急角度で中期線・長期線に接近している」状態は、パーフェクトオーダーが崩れる予兆になりやすいので注意が必要です。
FXのパーフェクトオーダーを使って勝率を上げる方法
では、パーフェクトオーダーを使っても勝てない人が、
FXのパーフェクトオーダーを使って精度を上げる方法をご紹介します。
EMAを使用してみる
パーフェクトオーダーを使っても勝てない人はEMAを使用してみましょう。
パーフェクトオーダーを使用する際に移動平均線の種類を
・EMA(指数平滑移動平均線)
にするかで迷っている方が多いと思いますが、
トレンドの方向性だけを知りたい場合はSMAで、
トレンドの方向性と直前の値動きに対応させたい場合は、EMAが良いです。
個人的は直近の値動きも反応を良くするためにEMAを使うのがオススメです。
移動平均線大循環の流れを理解する
パーフェクトオーダーを使っても勝てない人は移動平均線大循環の流れを理解しましょう。
移動平均線大循環とは、
移動平均線の3本の移動平均線の並び順は全部で6通りのパターンになるという法則です。
ステージ2→中期・短期・長期
ステージ3→中期・長期・短期
ステージ4→長期・中期・短期
ステージ5→長期・短期・中期
ステージ6→短期・長期・中期
ちなみに上記の画像の通り時計回りに推移する性質があります。これを順行と呼びます。
過去の値動きを振り返ると、この順番で推移するケースが多い傾向にあります(相場や通貨ペアによって差があり、常に一定というわけではありません)。

逆に、時計と反対回りに推移するケース(逆行)もあります。

移動平均線大循環を利用することで、次のトレンドが発生する前に準備ができるようになるため、
パーフェクトオーダーが完成してからエントリーして負けてしまうという
リスクを減らしやすくなります。
上位足と見比べながらトレードする
パーフェクトオーダーは上位足を確認してその方向にエントリーします。
1時間足のトレンドが上昇トレンドである場合、
5分足や15分足は下降パーフェクトオーダーが発生してもエントリーはしません。
上位足のトレンドと一致するのを待ちます。

移動平均線大循環を利用して、トレンドの方向性が切り替わるタイミングを狙っていくというのが、
パーフェクトオーダーで遅れずにしっかりとトレンドフォローでエントリーする際に役立ちます。
パーフェクトオーダーと組み合わせると良いテクニカル分析
パーフェクトオーダーとセットで活用すると精度を高めやすいトレード手法・指標としては、
・エリオット波動
・ダウ理論
・RSI(過熱感の確認)
・ATR(損切り幅の算出)
などがあります。
グランビルの法則やエリオット波動はどちらもトレンドを把握するためのトレード手法ですので、パーフェクトオーダーと組み合わせることでエントリー根拠を重ねやすくなります。RSIは「トレンドが強すぎて過熱していないか」の確認に、ATRは損切り幅の目安を数値で決める際に活用できます。
それぞれのトレード手法については下記の記事を参照してください。
グランビルの法則
グランビルの法則とはローソク足と移動平均線の動きをベースとした法則になります。
グランビルの法則は私も愛用している一つの法則になります。

エリオット波動
エリオット波動とは、
アメリカのラフル・ネルソン・エリオットが考案したテクニカル分析理論です。
エリオット波動とは相場のサイクルとリズムに法則性を見出した理論になります。
相場というのは5波もしくは3波のパターンで動きます。

ダウ理論
ダウ理論とは、19世紀アメリカの証券アナリストであったチャールズ・ダウ氏が提唱したものです。

まとめ
いかがだったでしょうか?
パーフェクトオーダーは非常に強いトレンドフォローでトレードすることができます。
これだけでももちろん十分な効果を発揮しますが、
グランビルの法則やエリオット波動などを活用することで根拠あるトレードが可能になります。
順張りと逆張りどちらが良いかというのは賛否両論あるとは思いますが、
順張りでトレンドフォローの方が比較的に勝ちやすいと思います。
ただし、パーフェクトオーダーも他の手法と同様に絶対に勝てる方法ではありません。エントリー・利確・損切りの基準を事前に決め、ダマシへの対処法を押さえたうえで活用してください。