スーパートレンド(SuperTrend)とは
スーパートレンド(SuperTrend)とは、
フランスの投資家であるOliver Seban氏が考案したインジケーターです。
Oliver Seban氏は32歳という若さで億万長者となり、35歳でリタイアしていますし、
投資に関する著書も出版しており一部の界隈では有名人とされています。
今回はスーパートレンド(SuperTrend)について徹底解説していきます。
スーパートレンド(SuperTrend)の計算式
スーパートレンド(SuperTrend)は、一定期間におけるボラティリティを表す
ATR(Average True Rang)に基づきトレンドの方向性を示してくれます。
ATR(Average True Rang)については以下の記事を参照してください。
スーパートレンド(SuperTrend)の計算式は以下のようになります。
ロウワーライン = 平均値 – (乗数 × ATR)
平均値 =(高値+安値)/2
スーパートレンド(SuperTrend)の期間
スーパートレンド(SuperTrend)の期間は、ATRのデフォルト期間は主に10を使用します。
また、乗数は、最小値2~最大値3が使用されます。
スーパートレンド(SuperTrend)の使い方
スーパートレンド(SuperTrend)の使い方について説明します。
トレンド方向のフィルター
スーパートレンド(SuperTrend)はトレンド方向のフィルターとして役立ちます。
スーパートレンド(SuperTrend)よりもローソク足が下:ショートエントリーに絞る
損切りや利確ラインの目安
スーパートレンド(SuperTrend)はATRをベースにしているため、
損切りラインや利確ライン基準としても使用します。
スーパートレンド(SuperTrend)の反対側のラインにローソク足の終値が割り込むと、
トレンドが転換した考えることができるため、
スーパートレンド(SuperTrend)の後ろにストップロスを置くことができますし、
利確ラインとしても機能します。
MTF分析
紹介しているスーパートレンド(SuperTrend)のインジケーターは、
MTF分析が可能なインジケーターです。
ですので、上位足のスーパートレンド(SuperTrend)の状態を
下位足でも表示させることが可能です。
スーパートレンド(SuperTrend)の組み合わせや手法
スーパートレンド(SuperTrend)の組み合わせや手法について説明します。
移動平均線
長期の移動平均線と組み合わせることで、トレンド方向が安定してエントリーしやすくなります。
移動平均線については以下の記事を参照してください。
長期移動平均線よりもローソク足が上にあり、
スーパートレンド(SuperTrend)が下にある時はロングエントリーをします。
長期移動平均線よりもローソク足が下にあり、
スーパートレンド(SuperTrend)が上にある時はショートエントリーをします。
MTFのスーパートレンド(SuperTrend)を追加するとこのようになります。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドについては以下の記事を参照してください。
長期移動平均線よりもローソク足が上にあることを確認しましょう。
スーパートレンド(SuperTrend)がそれぞれ上昇トレンドであることを確認しましょう。
ボリンジャーバンドのバンドをブレイクでロングエントリーします。
長期移動平均線よりもローソク足が下にあることを確認しましょう。
スーパートレンド(SuperTrend)がそれぞれ下降トレンドであることを確認しましょう。
ボリンジャーバンドのバンドをブレイクでショートエントリーします。
スーパートレンド(SuperTrend)のインジケーターのダウンロード
スーパートレンド(SuperTrend)のインジケーターのダウンロードですが、
スーパートレンド(SuperTrend)はMT4やMT5には標準搭載されていませんので、
以下のリンクからスーパートレンド(SuperTrend)の
インジケーターをダウンロードしてください。
スーパートレンド(SuperTrend)のダウンロードはこちら
まとめ
スーパートレンド(SuperTrend)は海外でも人気なインジケーターですので、
興味がある方はぜひ活用してみてください。
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