2020年からFXの自動売買(EA)を始める人が必ず身につけるべき
『勝つための4つの法則』について徹底解説してみた
FXで勝つための4つの法則
FXで勝つための4つの法則は『資金管理 × メンタルコントロール × 手法 × マインド』です。
たったこれだけで勝てるトレーダーになることができます。
勝てるトレーダー達はこの4つを最低限守っています。
逆にどれか一つでも欠けた場合『FXで勝つことはできない』と断言できます。
では、それぞれについて詳しく説明していきます。
資金管理
まず最初に学ぶべきなのが『資金管理』ですね。
資金管理ができなければ、勝率がどれだけ高くても簡単に資金がゼロになります。
勝てるトレーダーほど資金管理を徹底することによって安定して利益を出すことが出来ています。
まず、FXを始めるためには資金管理を学ぶことが大切になります。
余剰資金で必ずトレードする
FXでは余剰資金で必ずトレードすることを徹底しましょう。
余剰資金でトレードしない場合『心理的に余裕が無くなってしまう』からです。
例えば、AさんとBさんが2020年からFXを始めようと資金を50万円用意したとします。
ただし、Aさんは貯金が300万円あり、Bさんは貯金が100万円しかなかったとしましょう。
AさんとBさんどちらが心理的に余裕が生まれるかと言ったら圧倒的にAさんですね。
Bさん:貯金が100万円ある→資金50万円→心理的に余裕が無い
つまり、余剰資金でトレードするかしないかで心理的に余裕があるか無いかが分かれてしまいます。
リスク許容度を広げる
FXのリスクの考え方は『絶対値』です。
絶対値とは『ある数の、0からの距離』を意味しています。
例えば『1』という数字の絶対値は『1と−1の距離』になります。
絶対値を別の言い方で表現すると『振り幅』と言っても良いです。
FXでは、リターンを得る際には必ずそれと同じだけのリスクを取る必要があります。
FXで100万円稼ぐ→10万円のリスクしか取らない→稼ぐことが困難。
つまり『損失を許容できなければ利益を上げることは難しい』ということです。
大きな利益を得るの出れば、自分の取ることができるリスク許容度を広げていくことが大切です。
リスク許容度は『ロット数+証拠金維持率』で決まってきます。
自分に合ったロット数と証拠金維持率でトレードをするべきですね。
メンタルコントロール
資金管理の次に大切なのが『メンタルコントロール』です。
FXはどうしても利益や損失が発生するのでメンタルコントロールしなければ、
長期的に稼ぎ続けることは難しいです。
メンタルが安定した状態とメンタルが崩れた状態
FXでメンタルが安定した状態とメンタルが崩れる状態の違いをわかりやすく説明しましょう。
メンタルが崩れる状態 = なけなしの資金 + 不安定なトレード + リスクの高い資金管理
つまり、この3つを守れない条件下でトレードするとメンタルが崩れてしまうということです。
ちなみに、FX-EA System Projectの場合は以下のようなルールを守っています。
・安定したトレードも自動売買(EA)によって機械的に行う。
・資金管理として『ロット数+証拠金維持率』を徹底する。
手法(テクニカル分析や環境認識)
覚えておきたいテクニカル分析や環境認識は以下の4つになります。
この4つは最低限トレードする上での知識になります。
よく、インジケーターや稼げる手法に手を伸ばしがちですが、
それよりも相場の概念や動きなどを学ぶことが大切です。
それさえマスターしていれば、自分にあった手法を見つけることが簡単だからです。
・フラクタル構造
・チャートパターン
・グランビルの法則
ダウ理論
ダウ理論とは、19世紀の終わりにチャールズ・ダウが提唱した相場理論です。
ダウ理論は6つの基本法則から構成されています。
この基本法則はFXではかなり大切な考え方になりますので理解しておきましょう。
ダウ理論については以下の記事を参照してください。
フラクタル構造
フラクタル構造とは『小さな一部分が全体と同じ形をあらわしている構造のこと』です。
自己相似とも呼ばれています。
フラクタル構造を理解することで、マルチタイムフレーム分析の考え方を理解することができます。
フラクタル構造については以下の記事を参照してください。
チャートパターン
チャートパターンとは、過去の相場の値動きにある一定のパターンが存在します。
多くのトレーダーはそのパターンを活用して優位性の高いトレードを行っています。
・プライスアクション
・酒田五法
フォーメーション分析
フォーメーション分析とは、過去に形成された値動きパターンに当てはめるトレード手法です。
チャートには同じようなパターンがよく現れます。
ですので、過去の類似するチャートパターンを意識するだけで、
優位性の高いトレードを行うことができます。
フォーメーション分析については以下の記事を参照してください。
プライスアクション
プライスアクションとは『プライス(値段)+アクション(動き)』
つまり『値動き』そのもの自体を分析してトレードを行う手法になります。
プライスアクションについては以下の記事を参照してください。
酒田五法
酒田五法とは、日本の江戸時代に開発されたトレード手法になります。
200年以上利用されているトレード手法なので知識として学んでおいて損はないです。
酒田五法については以下の記事を参照してください。
グランビルの法則
グランビルの法則とは、
アメリカのジョセフ・グランビルというアナリストが考案したトレード手法です。
『ローソク足の値動き+移動平均線』を利用した8つのパターンによってトレードします。
グランビルの法則にについては以下の記事を参照してください。
マインド
FXで勝てるトレーダーになるためのマインドですが、
FXで成果を出している人の共通点は以下の4つです。
・テクニカル分析の学習
・トライアンドエラーの回数
・規律の良い生活スタイル
これらを踏まえた上で大切なことをご紹介していきます。
自己規律を取れる
自己規律とは、期限を厳守して行動することです。
勝てるトレーダーほど、私生活においても自己規律がしっかりと取れています。
しかし、中には体たらくな生活スタイルを取っている人がいますが、
そうした私生活で自己規律が整っていない人はFXでは絶対に勝つことは不可能です。
理由は、私生活で自己規律が整っていないのに、
トレードになった時に自己規律が守れるはずがないからです。
日頃のルーティンをしっかりと取ることがFXで勝つための最低限のマインドになります。
トレードノート
FX初心者のうちは必ず『トレードノート』は付けるべきですね。
トレードノートを作ることで、その時に気づいたことなどをまとめるだけで、
トレードの学習スピードが高くなります。
FX-EA System Projectでは、日次報告などで自身のトレードの振り返りをしています。
何が良くて何が悪かったのかをしっかりと毎日記録として残すことで、
自分のトレードの学習スピードが高まるからです。
まとめ
今回は、2020年からFXの自動売買(EA)を始める人が必ず身につけるべき
『勝つための4つの法則』についてご紹介しました。
勝てるシステムやトレード手法以前に学ぶべき要素をしっかりと学ぶことで、
システムやトレード手法を活用しても安定して利益を出すことができます。
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