MACDをストキャスティクス化したような指標
『Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)』について徹底解説してみました。
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)とは
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)は、
1990年代にダグ・シャーフ(Doug Schaff)によって開発された技法です。
海外では人気のあるテクニカル指標の一つです。
ストキャスティクスにMACDの値を組み込んだ指標であり、
MACDの動きを敏感にしているのがSchaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)の特徴です。
また、ストキャスティクスを2回適応することで妥当な値を算出しています。
基本的な動きは通常のストキャスティクスと似ていますが、はるかに騙しが少ないのが特徴です。
そんなSchaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)について解説していきたいと思います。
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)の計算方法
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)の計算方法は、
通常のMACDのある期間のTypical Price(高値、安値)を活用して、
ストキャスティクスを計算したものです。MACDなので終値は使わないです。
通常のストキャスティクスは、値動きそのものの値を使い計算しますが、
MACDの値を使っているのがSchaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)の特徴です。
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)の使い方
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)は主に相場が大きくトレンドで動く際に
順張りのトレンドフォローでエントリーする際に最適ですが、レンジ相場では機能しません。
また、単体での判断は危険でありダマシも多くありますので、
他のインジケーターを併用すると効果的です。
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)は0と100の値に張り付きます。
順張りでトレードする場合は、
70〜80を下抜き:ショートエントリー
といった形で使用します。
逆張りでトレードする場合は、
100に張り付き落ちてくる:ショートエントリー
0~10、90~100の間を推移している場合は、価格が安定している状態(レンジ)です。
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)のパラメータ
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)のパラメータは基本的には、
以下の設定がオススメです。
MALong:50
Cycle:10.0
他にも以下のようなパラメータがあります。
MALong:34
Cycle:8MAShort:18
MALong:24
Cycle:4
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)のダウンロード
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)のインジケーターのダウンロードは、
以下のリンクになります。
Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)のダウンロードはこちら
まとめ
今回は、Schaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)について紹介しました。
もし興味がある方はぜひSchaff Trend Cycle(シャフトレンドサイクル)を活用してみてください。
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