エンベロープを活用した手法『最強のFX1分足スキャルピング』について徹底解説してみました。
最強のFX1分足スキャルピングとは
最強のFX1分足スキャルピングとは、有名なトレーダーであるぶせな氏のFX手法になります。
ぶせな氏とは、FXを開始してから10年で1億6,500万円の利益を稼いだトレーダーです。
今回は、ぶせな氏が活用しているエンベロープ使った
最強のFX1分足スキャルピングについてご紹介します。
エンベロープとは
エンベロープとは『価格が移動平均線からどれだけ離れているか』を示すインジケーターです。
簡単に言えば、移動平均線の値に対してパーセンテージ分を上下に追加したものです。
下線 = 移動平均線の値 – 移動平均線の値 × パーセンテージ
エンベロープと似たインジケーターで、ボリンジャーバンドが存在します。
エンベロープとボリンジャーバンドの違いはこちらです。
ボリンジャーバンド:値動きの標準偏差で算出
最強のFX1分足スキャルピングのインジケーター
最強のFX1分足スキャルピングのインジケーターについてご紹介します。
最強のFX1分足スキャルピングでは、
MT4に標準搭載されているインジケーターのみで行うことができます。
エンベロープ
エンベロープの変さと期間は以下のようになります。
期間:20
また、エンベロープを移動平均線と乖離した5つのゾーンに分けることで、
『期待値や資金管理』を明確に行うことが可能になります。
移動平均線
移動平均線の種類と期間は以下のようになります。
期間:20
詳しい移動平均線については以下の記事を参照してください。
最強のFX1分足スキャルピングのトレード方法
最強のFX1分足スキャルピングのトレード方法についてご紹介します。
時間足
時間足は1分足のスキャルピングスタイルになります。
通貨ペア
通貨ペアは以下の6つです。
主に取引のボリュームがある程度あるメジャーな通貨ペアを使用します。
・ユーロドル(EUR/USD)
・ポンドドル(GBP/USD)
・ユーロ円(EUR/JPY)
・ポンド円(GBP/JPY)
・豪ドル円(AUD/JPY)
トレードの時間帯
トレードはボラティリティが高い時間帯を狙っていきます。
・21時~25時(日本時間)
エントリー
エントリーは『ローソク足がエンベロープのゾーンにタッチした場合』です。
ローソク足には以下のような習性があります。
・移動平均線に近づくと反発する力が働く。
エンベロープを活用することで、習性がどこで発生するかを高い確率で判断することが可能です。
また、エントリーする際は『ローソク足のヒゲを確認してから』エントリーすることが大切です。
ローソク足がラインにタッチするのではなく、ヒゲをつけて反発を確認しましょう。
また、外側のゾーンになればなるほど、ヒゲが出ても騙しにあう可能性が高いのです。
実際にだましのチャートです。反発せずにそのまま大きくトレンドが続いています。
より外側のゾーン寄りでエントリーする場合は『ヒゲの長さを長めに取る』ことが大切です。
ぶせな氏の目安は5つのゾーンをティック数から反発を確認します。
ティック数は『1回の反転のこと』です。
つまり、外側のゾーンはヒゲが出来て少し反発して、
さらにもう一度反発した時にエントリーします。
ゾーン | ティック数 |
ゾーン1 | 1ティック |
ゾーン2 | 1ティック |
ゾーン3 | 2ティック |
ゾーン4 | 2ティック |
ゾーン5 | 2ティック |
利確と損切り
エンベロープのゾーンによって勝率が変わってきます。
ぶせな氏が公表しているゾーンでの勝率は次の表のようになります。
ゾーン | 勝率 | 利確・損切り幅(目安) |
ゾーン1 | 60% | 2pips |
ゾーン2 | 65% | 3pips |
ゾーン3 | 70% | 4pips |
ゾーン4 | 75% | 5pips |
ゾーン5 | 80% | 6pips |
ローソク足は移動平均線から乖離すればするほど、元に戻る力が強くなるので、
反発する確率も高くなりますし、力が強いので取れるPipsも変わってきます。
また、外側のゾーンになるほど勝率も利幅も大きくなるので『ロット数』を増やすほうが良いです。
ゾーン1に対してゾーン5は最大5倍のロットにすることが良いと言っています。
エントリーを控えるタイミング
エントリーを控えるタイミングは以下の4つです。
②要人発言やイベント時
③高値安値などの節目をブレイクする時
④参加者が少なく流動性を保てない時(ボラティリティが少ない)
まとめ
今回はエンベロープのFX手法である最強のFX1分足スキャルピングについてでした。
FXの手法は様々ありますので、自分に合ったスタイルを選んで勝てるトレーダーを目指しましょう。
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