Accelerator Oscillator(ACオシレーター)とは
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)とは、
ビル・ウィリアムズが考案したテクニカル指標です。
Accelerator Oscillatorを訳すと、加速装置、アクセル発振器などを意味しており、
「チャートの速度 = 相場の過熱度」を測ることを目的にしたインジケーターです。
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)の計算式
Accelerator Oscillatorの計算式は以下のとおりです。
AOとは「Awesome Oscillator」になります。
計算式から分かる通り、Accelerator OscillatorはAOの偏差ということです。
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)とAwesome Oscillator(AOオシレーター)の違い
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)と似たテクニカル指標に
Awesome Oscillator(AOオシレーター)が存在します。
Accelerator Oscillatorの計算式から分かる通り、
Awesome Oscillator(AOオシレーター)をベースに作成されたのが、
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)です。
Awesome Oscillatorも同様にビル・ウィリアムズ氏が考案しており、
市場の勢いを測るインジケーターです。
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)というのは先ほども説明しましたが、
Awesome Oscillatorの偏差になります。
![](https://i0.wp.com/fx-ea-system-project.com/wp-content/uploads/2019/09/29.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)の使い方
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)の使い方ですが、
基本的には、
0ラインを上から下にクロス→売りの勢いに切り替わる
そして、Accelerator Oscillator(ACオシレーター)には2つのシグナルの判断基準が存在します。
1つ目がゼロラインよりも上で緑のバーが2本確定すると買いシグナルになります。
ゼロラインよりも下で赤のバーが2本確定すると売りシグナルになります。
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)の2つ目のシグナルの判断基準は、
ゼロラインよりも下で緑のバーが3本確定すると買いシグナルになります。
ゼロラインよりも上で赤のバーが3本確定すると売りシグナルになります。
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)のダイバージェンス
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)には
オシレーター系指標に共通するダイバージェンスという逆行現象から相場分析ができます。
![](https://i0.wp.com/fx-ea-system-project.com/wp-content/uploads/2019/09/37.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
ダイバージェンスとは、実際の相場とは逆方向に向かって動いている状態のことを言います。
価格の安値が切り下がり、
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)が安値が切り上がる場合はロングエントリーです。
価格の安値が切り上がり、
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)が安値が切り下がる場合はショートエントリーです。
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)の組み合わせ
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)の組み合わせについて説明します。
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)は、
Awesome Oscillator(AOオシレーター)と組み合わせるのも良いでしょう。
ACが0ラインから下から上に緑に切り替わり、
AOも0ラインよりも上で赤から緑に切り替わるタイミングでロングエントリーをします。
ACが0ラインから上から下に赤に切り替わり、
AOも0ラインよりも下で緑から赤に切り替わるタイミングでショートエントリーをします。
まとめ
Accelerator Oscillator(ACオシレーター)は、
順張りでも逆張りでも使用できるテクニカル指標です。
ビルウィリアムズ系のテクニカル指標が好きな方はぜひ活用してみてください。
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