海外のForex Stationで人気絶大なトレードシステム『XARD』について徹底解説してみました。
XARDとは
Forex Stationと呼ばれる海外FXフォーラムサイトで、
xard777氏という方が紹介しているトレードシステムになります。
海外で人気なトレードシステムのようです。XARDは日々改良やが行われています。
正直そこらの国内でシステムを販売している業者よりも高性能で且つ無料です。
それだけ海外のトレーダーが注目して改良を行っているトレードシステムであるということです。
今回は、このXARDのシステムについてご紹介します。
XARDのインジケーター
XARDのインジケーターについてご紹介します。
XARDのインジケーターは色々とインジケーターが入っており、
全て解説するとかなり量が多いので、見るべきインジケーターのみを説明していきます。
また、XARDは日々改良がされていきますので、全て紹介することが出来かねます。
平均足
平均足は、ADXとSARをベースにトレンドの強さなどで平均足が色分けされています。
薄い青色:弱い上昇トレンド
濃い赤色:強い下降トレンド
ピンク:弱い下降トレンド
灰色:トレンド無し
平均足については以下の記事を参照してください。
移動平均線
XARDでは2つの移動平均線を表示しています。
赤色:売り優勢
二つの移動平均線の色を確認してトレンドの方向性を確認します。
2つの移動平均線の色が赤色:下降トレンド
また背景の色も2つの移動平均線の方向性が同じ場合に変わります。
2つの移動平均線の色が赤色:背景も赤色
2つの移動平均線の色がバラバラ:グレー
移動平均線については以下の記事を参照してください。
ZIGZAG
ZIGZAG(フラクタルも意識されている)インジケーターです。
こちらはエリオット波動のような形で利用します。
基本的には『相場のトレンド転換』を予想するために活用するインジケーターです。
トレンドフォローで言えば利確タイミングのポイントになります。
外が白の赤い丸:中ぐらいの波
外が緑の赤い丸:大きな波
ちなみにこのジグザグはリペイントしますのでご注意ください。
ADX・SAR
ADX・SARではトレンドの方向性を時間足単位で教えてくれます。
SAR(ストップ&リバースポイント)と呼ばれるものです。
下矢印:下降トレンド
バツ:トレンド無し(レンジ)
ADXについては以下の記事を参照してください。
TMAチャネル(TMA+CG)
TMAチャネルは太い線です。
TMAとは『Triangular Moving Average』の頭文字を取ったものです。
日本語では三角移動平均線と呼びます。
TMA(Triangular Moving Average)をベースに、ATRでバンド化したインジケーターです。
主にトレンドの方向性を確認するためのインジケーターです。
・赤色:下降トレンド
ただ、レンジには弱くトレンドに強いという特徴があります。パラボリックのような感じですね。
色の切り替わりを利確ポイントとして活用することも可能です。
ADX Histo
サブウィンドウに表示されているのが、ADX Histoになります。
こちらは基本的なADXをヒストグラム化してバーで表示したものです。
赤色のバー:下降トレンド
バーの長さが大きければボラティリティのある強いトレンドだということを判断できます。
デイリーオープンライン
デイリーオープンラインは、黄色のラインです。(後ろが青色だと黄緑色になる)
日足ベースのピボットになります。このラインは非常に重要になります。
黄色(黄緑色)のラインより下:ショートエントリー
XARDのトレード方法
XARDのトレード方法ですが、
名前が『Simple Trend Following Trading System』と書いてあるので、
基本的には『トレンドフォローの手法』であるということですね。
個人的には『順張りでも逆張りでも』トレード出来ると思います。
通貨ペア
通貨ペアは何でも良いと思います。
時間足
時間足は見た感じH1〜5Mぐらいでも機能するかなと行った感じですね。
トレード方法
XARDのトレード方法は、基本的に見るのは以下の6つのポイントです。
ショートトレンドのエントリーの場合を上記の画像として記載しておきました。
②:2つの移動平均線が同じ色をしている(ロング:青 or ショート:赤)
③:平均足が移動平均線と同じ色をしている(ロング:青 or ショート:赤)
④:TMAチャネルがトレンド方向に向いている
⑤:ADX Histoがトレンドと同じ色をしている(ロング:青 or ショート:赤)
⑥:ZigZagで利確
ロングエントリーはこの逆のパターンになります。
とにかく相場にボラティリティがあることがトレンドフォローの鉄則です。
ボラティリティを見てその方向のトレンドに乗っかるのがXARDのロジックですね。
利確タイミング
利確タイミングは以下の4つのポイントが良いかなと思います。
・移動平均線内に平均足が入った時
・平均足の色が変わった時(濃い青色→薄い青色 or 濃い赤色→ピンク色)
・TMAチャネルの色が切り替わった時(青色→赤色 or 赤色→青色)
XARDのアップデート
XARDは定期的にアップデートを行っています。
ダウンロードリンクは以下に記載しておきます。
まとめ
今回はXARDについてご紹介しました。
XARDはFX-EA System Projectの『メンバー限定』で配布します。
今後もこうした面白いシステムやインジケーターをどんどん還元していきますので、
興味がある方はFX-EA System Projectに参加してみてください。
XARD JAPANを作っているのでもしXARDに興味があればよかったら参加してみてください。
XARDでは様々なインジケーターが随時紹介されているので、カスタマイズ性が抜群です。
私自身が見ていて面白いなと思ったインジケーターをご紹介しておきます。
ぜひ自身でカスタマイズしてください。
海外フォーラムではこうしたマニアックなトレードシステムなどがありますので、
今後も紹介していきます。
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