FXの目標設定
FXで成功するためには自分がどのようなゴールを目指すのか?
そして、そのゴールはどのような手段で達成できるのか?
ゴールと手段が中途半端ですと、FXを学びトレードしていても中途半端な結果になりがちです。
今回は、FXで勝ち続けるためのマンダラートを活用した目標設定方法をご紹介したいと思います。
マンダラートとは
マンダラートは仏教用語で宇宙を表す曼荼羅(マンダラ)とアートを組み合わせた造語です。
このマンダラートはデザインコンサルタント今泉浩晃氏の発想法の一種として普及しました。
このマンダラートはメジャーリーグで活躍する谷翔平選手も
高校時代からマンダラートで目標を行っていました。
彼はドラフト1位で8球団から指名されるを目標に掲げて、
目標達成のための戦略をマンダラートに書き込んでいました。
マンダラートとは大きな正方形が3×3の9マスあり、
大きな正方形ひとつのなかに小さな正方形が3×3の9マスあり、計81マスの表で構成されています。
この81マスすべてを、目標やそれを達成するための戦略で埋めていきます。
マンダラートを作成すると得られる効果
思考・情報の整理ができる
最終目標は定まっているのものその目標までのプロセスが曖昧な人は多いです。
そのプロセスをマンダラートは表にして可視化することで、
書いているうちに自分の思考が整理されて目標に対してやるべきことが明確になります。
問題や課題の発見にもつながる
目標達成のための要素を書いていきますが、
その要素は自分に必要な課題と言い換えることができます。
自分の問題や課題を発見してそれを克服していくことで目標達成に近づきます。
FXで成功するためのマンダラートの作り方
FXで成功するためのマンダラートの作り方について説明します。
81マスの中心に最終目標を書く
81マスの中心に最終目標を書きましょう。
この最終目標を作る際には、SMARTの法則に沿って、目標を設定するところから始めましょう。
SMARTの法則とは、
Measurable(測定可能な)
Achievable(達成可能な)
Relevant(関連性のある)
Time-bound(期限がある)
になります。これらの条件に沿った目標を設定しましょう。
例として今回は「1年以内に毎月100万円コンスタンスに稼ぐ」ことを最終目標にして
シミュレーションしていきます。
周囲の8マスに最終目標の達成に必要な要素を8つ書く
最終目標達成するための要素として周囲の8マスに必要な要素を書きます。
必要な要素はOKRというフレームワークになります。
OKRは「Objectives and Key Results」の略で、
KR:主な結果(具体的な数値目標)
を設定するフレームワークです。
OKRはインテル、Google、Facebook、メルカリといった成長企業が、
採用している目標達成のためのフレームワークです。
大きな目標「O」と具体的な数値目標「KR」の組み合わせによって、目標達成力が高まります。
今回は「1年以内に毎月100万円コンスタンスに稼ぐ」という最終目標なので、
この目標を達成できる要素を考えていきます。
②資金管理
③タネ銭
④学び
⑤思考力
⑥運
⑦コンディション
⑧時間
最終目標の達成に必要な要素8つを大きな正方形それぞれの中心に置く
最終目標の達成に必要な要素8つを大きな正方形それぞれの中心に置きましょう。
各要素の周囲にその要素から連想される言葉をさらに8つずつ書く
目標達成に必要な8つの要素をさらに掘り下げて
さらにそれぞれの要素に必要なものを8つ書いていきます。
テクニカル分析を掘り下げたものは以下のようになります。
資金管理を掘り下げると以下のようになります。
タネ銭を掘り下げると以下のようになります。
学びを掘り下げると以下のようになります。
思考力を掘り下げると以下のようになります。
運を掘り下げると以下のようになります。
コンディションを掘り下げると以下のようになります。
時間を掘り下げると以下のようになります。
計81マスが埋まるとこのようになります。
これでマンダラートの目標設定が完成するので、
あとはそれぞれの要素をしっかりと意識して行動することが良いでしょう。
マンダラートを作るツール
マンダラートを作るツールですが、今回作成したマンダラートは無料のツールで作成できます。
マンダラートを作るツールは以下のサイトがオススメになります。
また、印刷ボタンをクリックすると、印刷も可能です。
まとめ
マンダラートは漠然とした目標はあるものの、
何から行動に移せばいいのかわからないという場合に非常に役立ちます。
ぜひ、FXで稼ごうと思う方はマンダラートで目標設定をしてから、
その目標に向かって努力や行動するようにしてみるようにしてください。
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