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FXの注文方法の種類やパターンそれぞれのメリット・デメリットについてわかりやすく解説してみた

目次 FXには注文方法の種類が多く存在するFXの成行注文成行注文のメリット成行注文のデメリット成行注文が有効な相場・場面FXの指値注文指値注文のメリット指値注文のデメリット指値注文が有効な相場・場面逆指値注文逆指値注文が […]

FXの注文方法の種類を解説する記事のアイキャッチ、ダークネイビー背景に「注文方法の種類」の文字とブルーのグラフ装飾
この記事でわかること
  • FXには注文方法の種類が多く存在する
  • FXの成行注文
  • FXの指値注文
  • 逆指値注文
  • 成行注文と指値注文はどのように使い分けるべきか

FXには注文方法の種類が多く存在する

「成行注文しか使ったことがない」「指値と逆指値の違いがよく分からないまま何となく使っている」というトレーダーは意外と多いです。

とりあえず成行注文だけでトレードしていても損はしませんが、相場状況に合わない注文方法を使い続けていると、不利な価格で約定してしまったり、損切りが遅れて損失が膨らんだりします。

FXには成行注文以外にも、指値・逆指値・OCO・IFD・IFOといった注文方法が存在し、それぞれ得意な相場と苦手な相場があります。この記事では各注文方法の仕組みだけでなく、「実際にどんな相場・場面で使うと有利になるか」まで具体的に解説します。読み終える頃には、記事後半の早見表を使って自分のトレードスタイルに合う注文方法をすぐ選べるようになります。

FXの成行注文

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FX 成行注文

成行注文とは、あらかじめ注文の値段(レート)を設定せずに、

現在の市場の成り行きで行う注文方法のことです。

今すぐに、注文を出したい時に行う注文方法です。

基本的にFXのトレードでは、この成行注文を行います。

成行注文のメリット

成行注文のメリットは、注文を出してから売買を成立させるまでのスピードが早いです。

指値注文よりも優先して取引が処理されるため売買も成立しやすいです。

成行注文のデメリット

相場の変動が激しい場合は、成行注文だと想定外の売買価格になる可能性があります。

スリッページして本来売買したい価格とは異なる価格で注文をすることもあります。

成行注文が有効な相場・場面

成行注文は「とにかく今の値段で確実に約定させたい」場面で使う注文方法です。具体的には次のような場面で有効になります。

・経済指標発表直後の急な値動きに、すぐ乗りたい時
・直近高値や安値を強い勢いで抜けた瞬間に、順張りで飛び乗りたい時
・含み損が想定より拡大し、1秒でも早く損切りを確定させたい時

たとえば米雇用統計のような重要指標の発表直後は、数秒でレートが数十pips動くこともあります。この場面で指値注文を出していると、希望価格に届く前に反転してしまい約定しないことがあります。多少のスリッページを許容してでも「今のレートで確実に入る」ことを優先したい時は、成行注文が向いています。逆に、損切りの場面でも同じことが言えます。含み損が広がっている最中に指値・逆指値の到達を待っていると損失がさらに膨らむため、成行での即時決済がリスク管理として合理的です。

FXの指値注文

FX 指値注文

指値注文は、今の価格よりも上がったら売るや下がったら買うなどの指定レートに到達した時点で、

自動的に注文が成立する注文方法です。指値注文はMT4で「Limit」として表示されます。

指値注文のメリット

指値注文のメリットは、自分の売買したい価格で取引をすることができます。

想定していない価格で取引が成立してしまうリスクを未然に防ぐことが可能です。

指値注文のデメリット

指値注文のデメリットは、指定した価格まで変動しないと注文が通らないことです。

相場がその価格に届かないまま反対方向に動いてしまうと、有利なエントリーチャンスをそのまま見送ることになります。

「もう少しで指値に届きそうだったのに」と価格を見ながら悔しい思いをすることも多く、指定価格を欲張りすぎるとエントリー自体ができないまま相場が終わってしまうケースもあります。

 

指値注文が有効な相場・場面

指値注文は「有利な価格まで待ってから入りたい」場面や、チャートに張り付けない時間帯に力を発揮します。

・レンジ相場で、反発が見込まれるレジスタンス/サポート付近で待ち伏せしたい時
・重要な経済指標の発表前に、想定レンジの外側へあらかじめ注文を置いておきたい時
・仕事中や就寝中などチャートを見られない時間帯に、条件が揃ったら自動でエントリーしたい時

たとえばレンジ相場で何度も反発しているサポートラインがある場合、そのライン付近に買いの指値を置いておけば、実際にレートが下がってきた瞬間に有利な価格で拾うことができます。成行で追いかけて入るよりも、平均取得単価を有利にできるのが指値注文の強みです。兼業トレーダーで日中チャートを見られない人ほど、この「価格を先に決めておく」使い方が向いています。

逆指値注文

FX 逆指値注文

逆指値注文は、今の価格よりも上がったら買う

もしくは、下がったら売るという注文方法です。

順張りのトレンドフォローで有効的になります。

また、現在よりも不利な条件に指定を行うので、損切りに多く用いられる便利な注文です。

逆指値注文はMT4で「Stop」と表示されます。

逆指値注文が有効な相場・場面

逆指値注文は「価格が動いた事実を確認してから乗る」注文なので、ダマシを避けながら順張りしたい場面や、機械的に損切りラインを固定したい場面で使います。

・直近高値/安値のブレイクを見届けてから、順張りで飛び乗りたい時
・保有ポジションの含み益を確保しつつ、反転したら自動で決済したい時(損切りライン・トレーリング的な運用)
・レンジ相場からどちらに抜けても対応できるよう、あらかじめ両サイドに仕込んでおきたい時(次に紹介するOCO注文の土台にもなる考え方)

たとえば直近高値の少し上に買いの逆指値を置いておけば、実際にブレイクして高値を更新した時だけ自動でエントリーされます。指値と違って「レートがまだ抜けていない段階」では約定しないため、レンジ内でのダマシに巻き込まれにくいのが特徴です。また、含み益が出ているポジションに対して現在レートより不利な位置に逆指値を置き、レートが伸びるたびにその逆指値を切り上げていけば、利益を確保しながら伸ばす運用(トレーリングストップ的な使い方)も可能です。

成行注文と指値注文はどのように使い分けるべきか

成行注文と指値注文はどのように使い分けるべきかについてご紹介します。

チャートが見れない時間帯は指値注文が良い

チャートが四六時中見れない場合は指値注文をしておくことで、

自動的にその価格帯に達したらトレードがされます。

私はトレードで基本的には指値注文はしません。なぜならチャートを見る時間があるからです。

しかし、兼業トレーダーの方は時間が無いため指値注文でトレードするというのも良い方法です。

逆張りの根拠や優位性がある時は指値注文をする

指値注文は仕組み上逆張りトレードになります。逆張りで有効なエントリー時に利用しましょう。

・水平線
・フィボナッチ
・移動平均線

などを根拠にこのラインは反発するだろうという

ある価格ラインでエントリーが決まっている場合は指値注文も良いです。

素早く損切りしたい場合は成行注文が良い

素早く損切りをしたいのに成行注文をしていたら価格が達するのに時間がかかります。

ですので、素早く損切りをする場合は成行注文の方が良いです。

OCO注文

FX OCO注文

OCO注文とは「One Cancels the Other」を略した言葉で、

2つの注文を同時に発注し、片方の注文が約定すると、

もう片方が自動的にキャンセルになる注文方法です。

OCO注文は、既存ポジションの利益確定の指値注文と、

損切りの逆指値注文を同時に設定するとき使用するケースが多いです。

OCO注文のメリット

OCO注文は確実に利益を増やしていくことができます。

あらかじめ、決済の値を指定しているため、大きな利益を狙うことはできませんが、

損切りの注文も同時に出しておけるので、大きな損失を防ぐことが可能です。

また、相場の動きが難しい時にも使うことができます。

レートの動きがどちらに動くか予想がつかない場合は、

同時に利益確定や損切りの注文を出せるので、

どちらかに動いたとしてもしっかりと対応することできます。

OCO注文のデメリット

OCO注文は指値と逆指値を同時に注文するため、注文の仕方を間違えてしまうことがあります。

指値で注文を出すはずが、逆指値で出してしまうのがあるあるです。

また、OCO注文は予め注文を出すことができますが、

一度注文を出すと自動で修正はしてくれません。

OCO注文が有効な相場・場面

OCO注文は決済だけでなく、新規エントリーにも使える点が見落とされがちです。実際には次のような場面で強みを発揮します。

・レンジ相場が長く続き、上に抜けるか下に抜けるか読めない時に、どちらに動いても対応したい新規エントリー
・重要指標の発表前でポジションを持っていない時に、上下どちらの反応にも乗れるよう待ち伏せしたい時
・既存ポジションの利益確定と損切りを同時に設定し、以後チャートを見ずに放置したい時

たとえば三角保ち合いのように上下どちらに抜けるか判断がつかないレンジ相場では、レンジの上に買いの逆指値、下に売りの逆指値をOCOで同時発注しておくことで、抜けた方向に自動でエントリーし、もう片方は自動でキャンセルされます。方向を無理に予測する必要がなく、値動きの事実に沿ってエントリーできるのが新規注文としてのOCOの強みです。

OCO注文の仕方

MT4でOCO注文の仕方は以下のとおりです。

①ターミナルを画面に表示させる
②OCO注文を設定したいポジションを右クリックする
③注文変更または取消しを選択

OCO注文で決済注文を出したい場合は、決済注文ではなく、

注文変更または取消しを選択するにようにしましょう。

IFD注文

FX IFD注文

IFD注文とは「If done」を略したもので、一般的にイフダン注文と呼ばれ、

FXで広く活用されている注文方法です。

IFD注文では、新規注文と決済注文をセットで同時に発注することができます。

IFD注文で「新規注文+逆指値注文」を行うことで、相場の予想が外れた時を想定して、

ストップ注文を出して損失を限定することが可能です。

自動で自分の買いたい(売りたい)ポイントに到達した時に新規注文をして、

さらに自分の売りたい(買いたい)ポイントに到達したタイミングで決済注文をすることが可能です。

IFD注文のメリット

IFD注文なら一度注文を出すことで、購入注文から決済注文まで自動的に行ってくれます。

そのため、IFD注文は忙しくて相場を頻繁に見ることができないという

兼業トレーダーにおすすめです。

IFD注文のデメリット

IFD注文のデメリットは、IFD注文を入れる際に値動きの予測をして注文を入れます。

しかし、相場は不規則に動くため、必ずしも予想通りに動くとは限りません。

どのような相場でもIFD注文は注文通りに購入・決済するため、

細かい微調整やチェックは人の目で判断する必要があります。

IFD注文が有効な相場・場面

IFD注文は「エントリーの条件」と「決済の条件」をセットで決められる場面で活きます。

・押し目買いや戻り売りを狙うトレンドフォロー戦略で、指定した価格まで下がったら(上がったら)エントリーし、利益確定または損切りまで自動化したい時
・外出前や就寝前に、条件が揃えば自動でエントリーと決済まで完結させたい時
・スキャルピングのように値動きを逐一確認する余裕がなく、数時間〜数日単位でトレンドを追いたい時

たとえば上昇トレンド中に一時的な押し目を待って買いたい場合、現在レートより下に買いの新規注文(Buy Limit)を置き、そこに決済の利益確定ラインをセットでIFD注文しておけば、押し目が来た瞬間に自動でエントリーし、目標到達で自動決済されます。トレンドの方向性には自信があるものの、押し目のタイミングまで張り付いて待てない時に特に有効です。

IFD注文の仕方

MT4でIFD注文の仕方は以下のとおりです。

①取引したい通貨ペアと数量を設定する
②注文種別は指値または逆指値注文(新規注文)を選択して、Buy Limit,Sell Limit,Buy Stop,Sell Stopのいずれかから新規注文方法を選択します。
③決済逆指値(S/L)もしくは決済指値(T/P)のどちらかだけを設定する

IFO注文

FX IFO注文

IFO注文は、IFDとOCOを組み合わせた注文方法で、IFDと同様に新規注文でのみ選択できます。

新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる

2種類の決済注文の利益確定のための指値注文と損失限定のためのストップ注文を

全てワンセットで出すことができる注文方法です。

つまり、新規注文(IFD)と新規注文が成立した後の利益確定と損切り(OCO)を

一度に注文できてしまうのがIFO注文です。

IFO注文は、発注しておけば新規注文から決済注文までがすべて自動で行われます。

新規から決済まで条件に達すれば自動的に約定します。

なので、 一日中チャートに張り付くことができない

兼業トレーダーなどはIFO注文が非常にオススメです。

IFO注文のメリット

IFO注文のメリットは利確と損切りが同時に出来る点です。

完璧なリスク管理ができるのでIFO注文はFX初心者におすすめです。

また、一度注文を入れておくことで、指定した価格に達した場合、

自動的に注文が約定されるためチャートに張り付く必要がないです。

IFO注文のデメリット

IFO注文は最初の新規注文が約定しないと取引が始まりません。

そのため、現在のレートから離れた値で注文を出した場合は取引が開始されません。

また、価格に達した時点で利確されるのはメリットですが、

その後想像以上にレートが動いた場合はそれ以上利益を伸ばすことができません。

IFO注文が有効な相場・場面

IFO注文は「入口から出口まで全部決めてから放置したい」場面で最も力を発揮します。

・数日〜数週間保有するスイングトレードで、値動きに張り付かずに利確・損切りまで完結させたい時
・重要な経済指標の発表を含む時間帯にポジションを持ち越す時、想定外の急変動に備えて利確ラインと損切りラインを両方あらかじめ仕込んでおきたい時
・複数の通貨ペアを同時に運用していて、1つ1つの値動きに手が回らない時

たとえば移動平均線のゴールデンクロスを狙ったスイングトレードでは、クロス想定ラインに新規の逆指値、その上に利益確定の指値、下に損切りの逆指値をIFOでまとめて設定しておけば、エントリーから決済まで一切操作せずに完結させられます。日中は仕事で相場を見られない兼業トレーダーや、複数通貨ペアを並行して運用する人ほど恩恵が大きい注文方法です。

IFO注文の仕方

MT4でIFO注文の仕方は以下のとおりです。

①取引したい通貨ペアと数量を設定する
②注文種別は指値または逆指値注文(新規注文)を選択して、Buy Limit,Sell Limit,Buy Stop,Sell Stopのいずれかから、
新規注文方法を選択します。
③決済逆指値(S/L)もしくは決済指値(T/P)の両方設定

結局どの注文方法を使えばいいのか(早見表)

ここまでの内容を、実際にトレードする場面から逆引きできるように整理します。迷った時はこの早見表から選んでみてください。

・今すぐ、多少の誤差は許容してでも動きたい → 成行注文
・希望価格まで待って有利に入りたい、レンジ相場で逆張りしたい → 指値注文
・ブレイクの瞬間に順張りで飛び乗りたい、損切りラインを機械的に置きたい → 逆指値注文
・上下どちらに動くか読めない、利確と損切りを同時に仕込みたい → OCO注文
・新規エントリーから決済まで、片方だけでも自動化したい → IFD注文
・新規エントリーから利確・損切りまで全部自動化して放置したい → IFO注文

どの注文方法にも得意な相場と苦手な相場があります。1つの注文方法だけに頼るのではなく、相場状況やご自身のトレードスタイルに合わせて使い分けることが、トレードの再現性を高める近道です。

まとめ

FXには様々な注文方法が存在します。

FXの注文の仕方一つでトレード戦略が非常に広がりますので、

ぜひ、それぞれの注文方法を理解してトレードに役立てるようにしましょう。

 

 

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