今回は、国内FX業者のレバレッジが25倍から10倍に規制される!?
今後トレーダーはどうするべきか情報についてまとめてみました。
国内FX業者のレバレッジ規制
最近何かと話題の日本の国内FX業者のレバレッジ規制問題です。
今回は日本のレバレッジ規制についてご紹介していきたいと思います。
国内FX業者がレバレッジを25倍から10倍までに規制する!?
国内FX業者がレバレッジを25倍から10倍までに規制するということを発表しています。
以下は本文の引用文です。
金融庁は外国為替証拠金取引(FX)の証拠金倍率(レバレッジ)を引き下げる検討に入った。
現行の最大25倍から10倍程度に下げる案が有力だ。
外国為替相場が急変動した際、
個人投資家や金融機関が想定を超える損失を抱えるリスクが高まっていると判断した。
国内の取引高は約5千兆円に上る一方、FX業者への規制は銀行などに比べ緩い面がある。
規制見直しで日本発の市場混乱を防ぐ。
金融庁はFXの業界団体、金融先物取引業協会と規制見直しに向け協議を始めた。
早ければ来年にも内閣府令を改正して実施する可能性がある。
→https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21595840X20C17A9I00000/
国内FX業者のレバレッジを10倍規制は一旦見送りへ
国内FX業者のレバレッジを10倍規制は一旦見送りになっています。
以下は本文の引用文です。
金融庁は外国為替証拠金取引(FX)規制の一環で検討していた
証拠金倍率(レバレッジ)を現行の25倍に据え置く方針を固めた。
まずは業者任せになっているストレステストの精緻化などで
決済リスクの監視を強化することを優先する。
事情に詳しい複数の関係者が非公開情報だとして匿名を条件に明らかにした。
FX規制強化について検討している金融庁の有識者会議は6月中に報告書をまとめる意向。
証拠金は個人投資家などが取引の際に業者に預けるもので、現行はその25倍まで取引ができる。
少ない元手で大きな取引ができる一方で、相場急変で一気に損失が膨らむリスクがある。
このため、利用者保護の目的でこれを10倍まで引き下げる案が検討されてきた。
これまで証拠金倍率は二度引き下げられてきた経緯がある。
証拠金倍率の引き下げについては、
有識者会議の中でより高い倍率で取引できる海外業者に顧客が流れるという問題提起がされたほか、
証拠金倍率20-25倍が主流の仮想通貨取引に顧客を奪われる可能性もあり、
GMOクリック証券、SBI証券ら大手FX業者から
「他の金融商品に対する規制とのバランスも踏まえた議論を」との要望が出ていた。
現行倍率の取引で含み損を抱えている顧客などへの対応も課題だった。
金融庁の資料によると、
各国のレバレッジ規制は米国が日本円やユーロなどの主要通貨で50倍、その他が20倍。
また、規制変更を議論している欧州では主要通貨で30倍、その他は20倍という案が出ている。
一方、規制の緩い国では4000倍という例もあるという。
→https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-05-29/P9GXCI6JIJUS01
そもそもFXのレバレッジ規制は全く投資家保護には繋がらない
そもそもFXのレバレッジ規制は全く投資家保護には繋がらないんですよね。
本来であればレバレッジ規制ではなく、
海外FX業者のように、
追証を発生させないことやノミ業者を無くすことこそ私は投資家保護に繋がると思っています。
国内FX業者と海外FX業者については下記の記事を参照してください。
FXのハイレバレッジってそもそも危険なのかどうか
FXのハイレバレッジってそもそも危険なのかどうかですが、
結論的にレバレッジは全く危険ではないです。この事実について多くの人が勘違いしています。
詳しくは下記の記事を参照してください。
資金がないトレーダーは国内FXではなく海外FXをはじめるべき!!
資金がないトレーダーは国内FXではなく海外FXをはじめるべきだと思いますね。
余程の理由が無いのであれば国内でFXをする理由が見当たりません。
もちろん資金がある方であれば国内FX業者でも海外FX業者でも問題ありませんが、
資金が少ない人はレバレッジ規制により始めることすらままならないわけです。
まとめ
FXのレバレッジ規制は完全に
海外FX業者に顧客が流れるだけなので全くもって逆効果だと思います。
金融庁のこうした取り組みで益々国内FX業者は衰退していくでしょうね。
コメント