ATRをベースにした複数バンド『ATR Band』についてまとめてみました。
ATR Band
ATR BandとはATRをベースにしたバンドを複数表示させているインジケーターです。
ATRについて詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。
FXのATRの計算式・期間や使い方や手法についてわかりやすく解説してみた
ATRとはAverage True Rangeの頭文字を取ったもので、 平均的な一日の値動きを意味しています。真の値幅の平均と言われたりします。 ATRはJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアが1970年半ばに考案したテクニカル指標になります。 今回は、FXのATRの計算式・期間や使い方や手法についてわかりやすく解説してみました。
ATR Bandは移動平均線を上限下限にATR幅分だけ離れた場所に表示しています。
ATRなので相場変動であるボラティリティを示しています。
このATR Bandは7つの移動平均線から種類を選ぶことができるので非常に優れものです。
ATR Bandの使い方
ATR Bandの使い方について説明します。
設定
Ma averaging type:移動平均線の計算の種類を選択
Atr averaging type:ATRの計算方法の選択
ATR multiplier:ATRの何倍の値を移動平均線の上下にプロットしてバンドとして表示するか
サポレジラインとして活用
ATR Bandの傾きが横ばいで幅が広がっているとボラティリティが低い状態なので、
レンジですので、サポレジラインとして活用することができます。
トレンドフォローとして活用
ATRは価格変動のボラティリティを判断しているので、
ATR Bandの傾きはトレンドの強さとしても言い換えることができます。
他のインジケーターと組み合わせて活用
他のインジケーターと組み合わせて活用するもの良いです。
例えばMACDと組み合わせた場合です。
ATR Bandが横ばいから傾きが生まれて、
MACDがデッドクロスしているのでショートエントリーできます。
他にもボラティリティを判断する有名なADXと組み合わせると
ADXでボラティリティを判断して上昇のボラティリティが強くなれば、
ATR Bandで傾きとブレイクを確認してエントリーなどもできます。
ATR Bandのダウンロード
ATR Bandのダウンロードは以下のリンクになります。
まとめ
ATR Bandは非常に使いやすいインジケーターなのでぜひ活用してみてください。
コメント