FX-EA System Projectの『麺シリーズ』で上手くトレードする方法を徹底解説してみました。
麺シリーズを攻略する
基本的にEAはデフォルトで使用するのも良いですが、
さらに安定させるにはトレーダーが上手くEAを使用することが大切です。
今回はFX-EA System Projectで提供されているEAの
麺シリーズを上手く活用してトレードする方法を徹底解説してみたいと思います。
麺シリーズについては以下の記事を参照してください。
![](https://i0.wp.com/fx-ea-system-project.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/c17d8bc927f3f6e511543d78b12b0c88.png?resize=160%2C90&ssl=1)
麺シリーズのロジック説明
麺シリーズのロジックですが、
1時間足と30分足の2つの期間の移動平均線でトレンドの方向性を確認しています。
そこで15分のRSIで反発するタイミングでエントリーします。
トレンドの押し目で利益を出していきます。
麺シリーズの特徴
麺シリーズの特徴についてご紹介したいと思います。
ロングポジションのみ
麺シリーズは『ロングポジションのみ』しか持ちません。
理由は、ドル円だとショートスワップがマイナスなのでロングのみを持つ仕様となっています。
損切りあり
麺シリーズは損切りがあります。
NN-menは『60pips』でSo-menは『93pips』になります。
最大ポジション
麺シリーズの最大ポジションは、
NN-menは5ポジションでSo-menは6ポジションになります。
ロット数×ピップス数×ポジション数=損切りされる金額
なので使用する前に予めロットの調節を考えておいてください。
麺シリーズはロットはどれぐらいが良いのか?
例えば麺シリーズのSo-menだと0.1ロットで最大6ポジション持つ計算であれば、
損切りラインは、0.1ロット×93pips×6ポジション=55800円になります。
10万円スタートだと少し厳しいです。
損切りは資金に対しての10%〜20%ぐらいを私は目安にEAを稼働させているので、
10万円の20%であれば2万円です。あと削れるのはロット数もしくはポジションになります。
これは好き好きですが、ポジションを多く持たせたい方は、
ロットを0.04ロットにすると22320円になります。
逆にロットを上げてポジション数を減らす場合は、0.1ロットで2〜3ポジションにすると良いです。
一応最大ポジションでの損切り金額について表でまとめておきます。
ロット数 | ピップス数 | 最大ポジション | 損切り合計 |
0.01 | 93 | 6 | 5,580円 |
0.02 | 93 | 6 | 11,160円 |
0.03 | 93 | 6 | 16,740円 |
0.04 | 93 | 6 | 22,320円 |
0.05 | 93 | 6 | 27,900円 |
0.06 | 93 | 6 | 33,480円 |
0.07 | 93 | 6 | 39,060円 |
0.08 | 93 | 6 | 44,640円 |
0.09 | 93 | 6 | 50,220円 |
0.1 | 93 | 6 | 55,800円 |
麺シリーズを上手くトレードするテクニック
麺シリーズを上手くトレードするテクニックについてご紹介したいと思います。
上昇トレンドの天井付近で稼働させないこと
上昇トレンドの天井付近で稼働させないことが大切です。
トレンドには3段階があります。先行期、追随期、利食い期の3つです。
天井付近である利食い期のEA稼働はどうしても負けやすくなりがちです。
以下の画像を見てみましょう。
下降トレンド中は基本的に麺シリーズは稼働させません。
そして下降トレンドが終わり、もみ合いレンジになった後に上昇トレンドになりました。
この切り替わりタイミングが一番麺シリーズが勝率が高く勝てる相場になります。
ただ、トレンドもどんどん先行→追随→利確と進んでもみ合い始めました。
ココらへんで麺シリーズを稼働してしまうと損切りになる可能性が高いです。
麺シリーズを稼働するのは先行期〜追随期でのエントリーを心がけましょう。
ポジションを減らしてロットを上げる
ポジションを減らしてロットを上げるという方法があります。
これは、ポジション数が増えればどうしても負けたときの損切りが大きくなってしまうので、
ポジション数を減らす代わりにロットを上げるという方法です。
麺シリーズが勝ちにくい相場で稼働しなければそもそも損切りはされにくいので、
勝ちやすい相場で麺シリーズを稼働して強気にロットを上げて取りに行く方法です。
ちなみにFX-EA System Projectのソーメンマスターはこのやり方を取り入れています。
このやり方でSo-menでの勝率が90%以上を叩き出しています。
下降トレンドの乖離したポイント〜上昇トレンド天井前までを取りに行く
麺シリーズは下降トレンドの乖離したポイントから
上昇トレンド天井前までを取りに行くことが大切です。
下降トレンド中は基本的に稼働はせず、
下降トレンド終了のタイミングから次の上昇トレンドで稼働させていくのがオススメです。
相性の良いテクニカル指標
相性の良いテクニカル指標についてご紹介したいと思います。
RSI
麺シリーズとRSIは相性が良いです。
というのも、元々RSIで反発してエントリーするタイミングを図っているので、
上位足である1時間足〜日足などで「30以下」の数値をつけていた時に稼働させると良いです。
もじもじ下抜けしなくなれば、
下降トレンドが終わりがけで次の上昇トレンドに切り替わってくタイミングになります。
![](https://i0.wp.com/fx-ea-system-project.com/wp-content/uploads/2020/01/16.png?resize=160%2C90&ssl=1)
ローソク足のパターン
ローソク足のパターンでも麺シリーズの稼働するタイミングを図ることができます。
例えば一般的なローソク足パターンの中にはダブルボトムがあります。
ダブルボトムは決済ポイントとして活用されるローソク足パターンですが、
このようなトレンドが終了するローソク足パターンが上位足で発生したタイミングで稼働することで
次の上昇トレンドを勝率良く取りに行くことができます。
![](https://i0.wp.com/fx-ea-system-project.com/wp-content/uploads/2018/06/9.png?resize=160%2C90&ssl=1)
移動平均線
麺シリーズは移動平均線でトレンドを判断しているので、
トレーダー自身も目視でトレンドを判断すればより精度が高くなります。
移動平均線のトレンドの確認する方法は、
「移動平均線の傾き」「移動平均線とローソク足の位置」です。
移動平均線の傾きはトレンドの方向性を示しているので、
右肩下がりの状態では基本的に麺シリーズは稼働しないことがオススメです。
また移動平均線とローソク足の位置ですが、これもシンプルで、
ローソク足が移動平均線よりも下にあれば下降トレンドで、
ローソク足が移動平均線よりも上にあれば上昇トレンドです。
移動平均線を活用することでより麺シリーズが勝率が高くなります。
![](https://i0.wp.com/fx-ea-system-project.com/wp-content/uploads/2018/06/FX-EA-System-Project-2.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
まとめ
今回は麺シリーズの上手くトレードする方法を徹底解説してみました。
EAというのは、万能ではないので勝ちやすい相場で稼働して、
負ける相場では稼働しないというメリハリが大切です。
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