確実に勝率が上がる!!FXで重要な環境認識について徹底解説してみました。
環境認識とは
環境認識とは簡単に説明すると、『上位足(長期足)を確認すること』です。
小さな時間足と大きな時間足では『大きな時間足のほうが影響力が強い』です。
将棋用語で言えば大局観と似ていますね。
将棋などでは一部の駒の状況だけを見ていると、
角の睨みに気づかなくて駒をタダで取られたりします。
これはFXも同じです。短期足(1分足〜5分足)だけで相場を判断してロングだと思ったら
実は長期足はショート目線だったということもあります。
つまり上位足(長期足)から相場の流れを大きく判断しようということです。
環境認識をマスターすればFXで勝率は格段に上がる!!
環境認識をマスターすればFXで勝率は格段に上がります。
FXは『多数決』で相場が決まります。買いたい人と売りたい人の利害一致で決まるので、
多くの人が買いたいと思っていれば相場は上昇しますし、
売りたいと思っていれば相場は下降します。
この多数決の大きさは5分足よりも日足の方が多数決の数が多いです。
つまり上位足(長期足)を分析することで、より多数決が多いかを判断できるということです。
FXの環境認識で見るべきポイント!!
では具体的にFXの環境認識で見るべきポイントについてご紹介したいと思います。
トレンド
まずはトレンドができているかをしっかり見るようにしましょう。
上位足(長期足)のトレンド方向への順張りトレードが基本です。
日足で上昇トレンドができていれば、
なるべくエントリーもロングで取りに行くだけで勝率が高くなります。
トレンドを判断するためのテクニカル指標は以下のとおりです。
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・MACD
ライン
ラインも非常に重要になります。
ラインは基本的に二種類あります。『トレンドライン』と『水平ライン』です。
例えば5分足のトレンドラインと長期足トレンドラインなら、長期足ほど強力になります。
理由は、長期足のラインの方が、短期トレーダーも長期トレーダーも見ているからです。
ローソク足
ローソク足は基本的に上位足(長期足)から短い足を順に見ていきます。
私がいつも見ているのは、『日足・1時間足・15分足・5分足』という順番に見ています。
ローソク足は一つの足だけではなく『複数の足』を見るようにしましょう。
ベストはすべての足が同じ方向にトレンドがある状態ですが、なかなかそうはならないです。
異なる場合のトレンドの方向は、
『自分好みの時間足のおよそ5倍の足を中心に判断する』ことが基本だと言われています。
5分足でトレードしていれば5倍(25分)なので1時間足よりも15分足の方が近いです。
1時間足でトレードしていれば5倍(5時間)なので日足よりも4時間足の方が近いです。
環境認識でのローソク足の使い方は『複数の足』で分析することと、
『自分好みの時間足のおよそ5倍の足を中心に判断する』ことを重点を置きましょう。
まとめ
今回はFXの環境認識についてご紹介しました。
FX初心者は『木を見て森を見ず』という状態の人が結構多いですが、
やはり大切なのは大きな流れから小さく見ていくことが大切です。
コメント