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FXで最強のトレード分析手法であるローソク足の値動きを活用したプライスアクション一覧について徹底解剖してみた

5.0
FX プライスアクションFXのテクニカル分析

プライスアクションとは

FXのテクニカル分析というと、

移動平均線やボリンジャーバンドやRSIなど浮かべる方が多いですが、

それらを学ぶことよりもFX初心者が先に学ばないとけいないのが、

ローソク足の形や並び方であるプライスアクションになります。

ローソク足については以下の記事を参照してください。

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プライスアクションとは、簡単に説明すると、値動きを重要視したトレード分析方法になります。

FXは為替変動による値動きから為替差益を得ることを目的とした取引になりますが、

プライスアクションはローソク足の形や並び方から相場を判断してトレードする手法になります。

FXのプライスアクションが最強に機能する理由について

では、FXでなぜプライスアクションが最強に機能するのかを説明したいと思います。

・欧米投資家が非常に重要視しているから
・ローソク足は世界中のトレーダーが意識しているから
・インジケーターなどよりも相場に最速で正確に反応するから
・プライスアクションは市場心理を確認することが可能から

欧米投資家が非常に重要視しているから

プライスアクションは欧米投資家が非常に重要視しています。

FXの中心はニューヨークやロンドンであり、

中でもロンドン市場は世界最大の為替市場であり取引高も世界一ですね。

ニューヨーク市場はそれに次ぐ2位の市場です。

プライスアクションは欧米で主流となっているので

ニューヨーク時間やロンドン時間などの為替相場は反応しやすいです。

ローソク足は世界中のトレーダーが意識しているから

ローソク足は世界中のトレーダーが意識しています。

プライスアクションはローソク足の形や並び方から相場を判断してトレードする手法です。

世界中の多くのトレーダーはこのローソク足を基準にトレードしている人たちが多いです。

つまりローソク足値動き(始値・終値・高値・安値)を多くのトレーダーは意識しているから

プライスアクションは反応しやすいです。

インジケーターなどよりも相場に最速で正確に反応するから

プライスアクションのローソク足パターンは、

『最速で正確に反応』します。

トレンド系のインジケーターである移動平均線やオシレーター系インジケーターあるRSI

など多くの方が使っていると思いますが、

それ以上にプライスアクションが最も早く正確に反応します。

これもローソク足をベースに判断するという理由から来ていますね。

プライスアクションは市場心理を確認することが可能から

プライスアクションは市場心理を確認することが可能です。

FXの相場で重要な3つのポイントですが『価格』『時間』『市場心理』になります。

FXのチャートの縦軸は相場の価格です。横軸は相場の時間です。

チャートの価格はトレーダーの心理が働きますこれが『市場心理』になります。

この市場心理と呼ばれているものこそプライスアクションになります。

プライスアクションは大衆心理をチャートに描画するので非常に効果的です。

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プライスアクションと酒田五法の違い

ローソク足の形や並び方のパターンから相場を分析するとピンとくる方は、

酒田五法を思い浮かべる方が多いと思います。

酒田五法とは、本間宗久(1724~1803年)によって編み出された投資手法です。

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酒田五法もプライスアクションの1つになります。

違いとしては、プライスアクションは欧米で主流となっている分析手法であるということですね。

もちろん、酒田五法とプライスアクションの共通点もあります。

基本的にはローソク足のパターンから分析するのは同じですが、

日本ベースか、欧米ベースかの違いになります。

FXのプライスアクション一覧

では、プライスアクションについて概要は説明したので、

具体的なプライスアクションについてまとめてみたので1つずつ解説していこうと思います。

・スラストアップ/スラストダウン
・ランウェイアップ/ランウェイダウン
・インサイドバー/アウトサイドバー
・スパイクハイ/スパイクロー
・ピンバー
・強気リバーサル/弱気リバーサル(リバーサルハイ/リバーサルロー)
・フェイクセットアップ
・フォールスブレイクアウト

スラストアップ/スラストダウン

FX プライスアクション

スラストアップとは、直前のローソク足の高値を上回って終値が確定されると完成します。

このスラストアップは上昇トレンド途中で数多く発生します。

連続でスラストアップが発生している上昇トレンドは値動きが非常に強いです。

スラストダウンとは、直前のローソク足の安値を下回って終値が確定されると完成します。

このスラストダウンは下降トレンド途中で数多く発生します。

連続でスラフトダウンが発生している下降トレンドは値動きが非常に強いです。

ランウェイアップ/ランウェイダウン

ランウェイアップとは、当日の高値が過去N日間の高値より高く、

当日の安値がその後のN日間の安値より低い状態です。

FX プライスアクション

ランウェイダウンとは、当日の安値が過去N日間の安値より高く、

当日の高値がその後のN日間の高値より低い状態です。

FX プライスアクション

ランウェイアップとランウェイダウンはトレンドの強さや

継続性を測ることができるサインになります。

ランウェイアップの条件は以下のとおりです。

・左N本分の最高値<ローソク足Rの高値
・ローソク足Rの安値<右N本分の最安値

ランウェイダウンの条件は以下のとおりです。

・左N本分の最安値>ローソク足Rの安値
・ローソク足Rの高値>右N本分の最高値

インサイドバー/アウトサイドバー

インサイドバーとは別名はらみ足とも呼ばれています。

インサイドバーは2つ以上のローソク足の並び方で判断するプライスアクションになります。

FX プライスアクション

前のローソク足が実体の中に次のローソク足が収まっている形を指します。

インサイドバーは高値なのか安値なのかどちらに抜けてブレイクするかが重要なサインです。

値動きが収縮してレンジ状態でパワーを貯めているので

その後高値もしくは安値の抜けた方向に価格が動いていくことが多い傾向にあります。

インサイドバーはブレイクした方向に強い値動きが発生します。

またインサイドバーが天井もしくは底値圏と判断されるあたりで出現した場合

トレンド転換シグナルとしても活用することができます。

アウトサイドバーとは、別名包み足よも呼ばれています。

アウトサイドバーは、2つ以上のローソク足の並び方で判断するプライスアクションになります。

FX プライスアクション

インサイドバーとは逆で、

前のローソク足の実体を次のローソク足が包み込んでいる形を指します。

アウトサイドバーはトレンド転換として活用することができます。

アウトサイドバーは、ローソク足の高値安値が意識される長い時間足である

日足や4時間足以上で発生するとトレンド転換として機能します。

また、アウトサイドバーと似ているプライスアクションにエンゴルフィンバーがあります。

エンゴルフィンバーとは、飲み込むや圧倒するというような意味で、

前回のローソク足の実体もヒゲも、反対方向に越えたローソク足になります。

エンゴルフィンバーがレジスタンスラインでサインが出現すると、

上昇トレンドから下降トレンドへトレンド転換します。

エンゴルフィンバーがサポートライン近くで出現すると、

下降トレンドから上昇トレンドへ転換します。

つまりトレンド転換サインとしてエンゴルフィンバーは活用できます。

アウトサイドバーは一本前の安値を更新した後に高値も更新します。

アウトサイドバーダマシの後に高値更新して実体も反対方向に更新します。

エンゴルフィンバーよりアウトサイドバーの方が精度が高いので、

アウトサイドバー活用するようにしましょう。

スパイクハイ/スパイクロー

FX プライスアクション

スパイクとは突出するという意味であり、FXでは前後の日の価格より突出した価格を指します。

スパイクハイ:前後の日の高値より高値が突出しているローソク足
スパクロー:前後の日の安値より安値が突出しているローソク足

と呼びます。

FX プライスアクション

このスパイクハイ・スパイクローで重要なのが長いヒゲです。

急激な価格変動でチャートが動きスパイクハイもしくはスパイクローと判断するときは、

長いヒゲを確認しましょう。

このサインが出れば一時的なトレンド転換サインになります。

また、短期の時間軸よりも長期の時間軸のほうが信憑性が高いサインとなります。

また、スラフトアップとスラフトダウンなどと兼ねて一緒に活用するとより精度が高くなります。

ピンバー

FX プライスアクション

ピンバーは非常に有名なプライスアクションになります。

ピンバーの特徴はヒゲの長さです。

ヒゲの部分の長さは、実体の値幅の約3倍ぐらいですね。

ピンバーは基本的に反転のシグナルになります。

相対的に高い位置でピンバーが発生すれば上昇から下降の転換に、

相対的に低い位置でピンバーが発生すれば下降から上昇の転換になることが多いです。

たまに強いトレンドが発生しているとトレンド方向にピンバーが発生しますが、

そういった場合はかなり強いトレンドになります。

また、ピンバーとは違う2バーリバーサルがあります。

2バーリバーサルは、2本のローソク足の並び方で判断するプライスアクションになります。

ピンバーと同じで反転シグナルとして活用します。

2バーリバーサルは、実質ピンバーを同じです。

2バーリバーサルは強い陽線(陰線)のローソク足が現れ、

次の足でも同じくらい強い陰線(陽線)のローソク足が出現した場合になります。

例えばこれが4時間足で現れたとしましょう。

チャートを切り替えて8時間足にするとこの2本が合算してピンバーの形になります。

ですので、2バーリバーサル=ピンバーとして考えても良いです。知識として入れておきましょう。

強気リバーサル/弱気リバーサル(リバーサルハイ/リバーサルロー)

リバーサルとは、相場の天井や底に発生しやすく、

トレンドの転換を示すプライスアクションになります。

強気リバーサル(リバーサルハイ)は上昇トレンドが発生が確認されている状態で、

前日の高値を更新したが失速して反転して当日の終値が前日の終値や安値を下回る状態を指します。

FX プライスアクション

弱気リバーサル(リバーサルロー)は下降トレンドが発生が確認されている状態で

前日の安値を更新したが失速して反転して当日の終値が前日の終値や高値を上回る状態を指します。

FX プライスアクション

実際のチャートでもよく出現しますので積極的に活用していきたいです。

フェイクセットアップ

FX プライスアクション

フェイクセットアップとはレンジ相場のブレイクに失敗した後に

ブレイクと反対方向への値動きを加速させるプライスアクションになります。

フェイクスセットアップはトレンド転換サインに活用されます。

フォールスブレイクアウト

FX プライスアクション

フォールスブレイクアウトとは、過去につけた高値または安値を更新したものの、

本格的なブレイクに失敗して発生するプライスアクションになります。

一旦ブレイクされたレジスタンスは改めて意識されるので反転の値動きが加速します。

フォールスブレイクアウトはトレンド転換サインに活用されます。

まとめ

プライスアクションは非常に強い効果を発揮するのでぜひともプライスアクションを活用して

FXでより安定したトレードを心がけてください。

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