FXのリスク許容度とは
リスク許容度とは、収益がマイナスになった場合に、
どれだけマイナスでも受け入れることができるかの度合いです。
人によっては、金銭感覚も違うので、
1,000円負けただけで、不安になる人もいれば、
1億円資産があるので、100万円負けても平気という人もいます。
自分のFXのリスク許容度を知るには、自分の資産や年収などから
本当にその金額がなくなっても生活苦に影響なく、
精神的に耐えられる金額があなたのリスク許容度になります。
FXの資金管理で損失許容額を決める
どんなに勝率の高い手法であっても、連敗することはあります。
そんなときに1回〜3回の負けトレードで、
口座資金を吹き飛ばすような資金管理ではトレードを続けられません。
FXの資金管理で損失許容額を決める
そういった感情ではあまり良いトレーダーとは言えません。
今回はそういったヒヤヒヤを無くし、
冷静にトレードできるようになる方法をご紹介したいと思います。
損失許容額の決め方ですが、基本的には1回の損失許容額は、
証拠金対して2%以下が良いと言われています。
リスク許容度の高いか低いかで資金管理が変わる
FXのトレーダーのリスク許容度の高いか低いかで資金管理が変わってきます。
リスク許容度が高い人は少しリスクを他の人よりも取り、
エントリーすることで
トレーダーのリスク許容度に合わせてこの一回の損失許容額を決めることが良いでしょう。
例えば、とにかく資金を守り安全にトレードしたい場合は1%に設定し、
安定も利益も欲しい場合は2%〜5%に設定し、
リスクを取って利益を得たい人は5%以上に設定するのが良いでしょう。
バランスタイプ(2%〜5%):安定も利益もほしい
アタックタイプ(5%以上):リスク取っても利益を得たい
例えば、バランスタイプで2%にした場合、
証拠金が100万円あれば1回の損失許容額は2万円になります。
もし、仮に10連敗したとしても損失は20万円です。
ですが、アタックタイプで5%にした場合、
証拠金が100万円あれば1回の損失許容額は5万円になります。
もし、仮に10連敗すると損失は50万円です。
10連敗しても2%ルールでは資金の8割が残りますが、5%では5割の資金しか残っていません。
自分がどれだけリスクを許容できるのかによって狙うリターンが変わってきます。
損失許容額は期間ごとに決める
また、許容損失額は期間によっても決める必要があります。
・1週間で負けることができる金額
・1ヶ月で負けることができる金額
例えば、損失金額が1週間のうち、資金の5%に達した時点でトレードを中止することにしています。
すると、今の相場で自身のエントリーが合っていない可能性が高く、
一度トレードを中止して、トレードノートなどから原因や問題を探し出して解決します。
まとめ
総投資金額から計算する場合でも1トレードあたりの損失許容金額が2%を超えないように、
そしてその金額がリスク許容度を超えないことが絶対です。
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