今回は、FXの自動売買(EA)の資金管理をする上で重要な4つのポイントをまとめました。
FXの自動売買(EA)で資金管理を使えば40%の勝率でも利益を出せる
資金管理を使ってFXの自動売買(EA)の負けを勝ちに変えるのは、
自動売買(EA)の勝率に依存することなく、
「適切なロット数でトレードすることによって利益を増やしていきます。」
資金管理を行えば自動売買(EA)の勝率は50%でも40%だったとしても
十分に機能します。
ひょっとすれば、中には最初は少しのロットなので退屈だなと感じる人がいると思いますが、
少しずつ資金が減っていくことなく、どんどん資金が増えていくことで、
楽しくなっていきます。
FXの自動売買(EA)で資金管理をする重要な4つのポイント
・許容する損失額を決める(使える資金の上限を決める)
・取引額&レバレッジの管理(ロット数管理、実効レバレッジ管理)
・損切りと利確の設定割合(指値、逆指値の設定バランス)
・取引後の資金増減、残額の予測と管理(勝敗による資金の増減予測と管理)
この4つさえ行えば、ほぼFXの自動売買(EA)で負けることはなくなります。
逆に言えば、これができなければ、優秀な自動売買(EA)のEAを使っていても負けます。
特に今回は、トレード額とレバレッジの管理についてご紹介します。
FXの自動売買(EA)でのトレード額とレバレッジの管理方法
・トレード額=通貨レート×ロット数
・トレード資金=取引額÷レバレッジ倍率
つまり、「適正ロット数」と「レバレッジ倍率」の設定が重要となります。
この計算式は大切なので、理解してください。
そして、トレード額の管理方法ですが、
初心者であればこのような感じでルールを作ると良いでしょう。
人によっては変わりますがイメージはこんな感じです。
・0.01~0.05ロット数ぐらいからスタート
・証拠金維持率が上がっていけば少しずつロット数をあげる
・損失はトレード資金に対して、10%以下までに抑える
次にレバレッジです。
レバレッジは実効レバレッジを用います。
実効レバレッジとは、実質の運用レバレッジのことで、
現在、口座に預けている評価資産に対して何倍の取引を行っているかを示すので、
ポジション管理のために重要なものです。
実効レバレッジの計算式:
ポジション評価額(取引数量×各通貨の現在レート)÷ 有効証拠金額(資産合計+評価損益金)
この実行レバレッジの特徴は、以下の2つです。
・実効レバレッジが低くければ、保有ポジションに対して資金の余裕が高い
・実効レバレッジが高かければ、保有ポジションに対して資金の余裕度が低い
つまり、実効レバレッジが高くなればレバレッジの設定を見直し変更する必要が出てきます。
まとめ
トレードのロット数とレバレッジというのは資金管理では非常に大切な要素なので、
自分の身の丈にあった調節を行いましょう。
そうすることで、ストレスフリーな自動売買(EA)でのトレードが行えます。
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