めちゃくちゃ使えるツール『OANDAオープンオーダー・オープンポジション』について
徹底解説してみました。
OANDAオープンオーダー・オープンポジション
今回は、OANDAオープンオーダー・オープンポジションについて解説したいと思います。
OANDAオープンオーダー・オープンポジションは
世界的に知名度のあるFX会社が提供する一つのツールになります。
OANDAオープンオーダー・オープンポジションを活用することで相場の状況把握に役立ちます。
OANDAオープンオーダー・オープンポジションの良さ
OANDAオープンオーダー・オープンポジションの良さは以下の2つですね。
・FXに必要な情報が2つのグラフで済む
FX初心者の方でも視覚的に現在の相場を判断できるので優れたツールだと思います。
OANDAオープンオーダー・オープンポジションでわかること
OANDAオープンオーダー・オープンポジションでわかることですが、
・どのラインを超えたら反発するかを知ることができる
他のFX業者では買いや売りの比率を教えてくれるところは多いですが、
価格帯、注文量、ポジションなどを知ることができるのはこのツールだけです。
OANDAオープンオーダー・オープンポジションは便利だが過信しすぎない
OANDAオープンオーダー・オープンポジションは便利ですが、
このツールだけを過信しすぎないことがオススメですね。
OANDAオープンオーダー・オープンポジションは、
『FXの全体の注文やポジションを表示している』わけではありません。
またOANDAオープンオーダー・オープンポジションは、
個人のトレーダーのオーダーやポジションの状況しかわからないので、
大口投資家やヘッジファンドはこれに含まれないからです。
OANDAオープンオーダー
OANDAオープンオーダーとは、
OANDAのトレーダーの売買の注文量をグラフ化したものになります。
OANDAの『トレーダーの持っている注文(オーダー)』を公開しています。
つまり、これから注文(買いや売り)がされるものをグラフ化したものになります。
OANDAオープンオーダーの見方
OANDAオープンオーダーの見方について説明します。
オープンオーダー=未決済注文のことです。
つまり『どの辺のレートにどれだけ注文が溜まっているのか』を確認することができます。
OANDAオープンオーダーを見るとオレンジ色の棒と青色の棒があります。
そして4つのエリアに分けられています。
②指値売り
③指値買い
④逆指値売り
オレンジ色の部分は『逆張りのトレンド転換』を狙っているトレーダーが多くいます。
青色の部分は『順張りでトレンドフォロー』を狙っているトレーダーが多くいます。
ですので、
①と④:そのままトレンドに沿っていく順張りになりやすい
ということを理解しておけば大丈夫です。
OANDAオープンオーダーは基本的に
『オレンジの値でオーダーが多いところでは必ず反発がある』ってことです。
①〜④のエリアで、どのような注文が多いのかを確認してトレンドの予測に活用しましょう。
OANDAオープンオーダーの上部
OANDAオープンオーダーの上部の見方について説明します。
例えば以下の画像で言えば、
109.000あたりにオレンジ色のエリアでグラフが伸びていることが確認できます。
そのレートで逆張りやトレンド転換を狙っている人のゾーンを予想することができます。
OANDAオープンオーダーの下部
OANDAオープンオーダーの下部の見方について説明します。
例えば以下の画像で言えば、
107.000あたりにオレンジ色のエリアでグラフが伸びていることが確認できます。
そのレートになったら、
円高から円安に目線を変えるトレーダーが多くいるということが確認できます。
OANDAオープンポジション
OANDAオープンポジションとは、OANDAのトレーダーの未決済のポジションになります。
もっと簡単に言うと『今現在保有しているポジションをグラフ化』したものです。
オープンポジションでは、
『どれくらいのポジション(買い・売り)が溜まっているのか』を判断することができます。
OANDAオープンポジションの見方
OANDAオープンポジションの見方について説明します。
OANDAオープンポジションは4つのエリアに分かれます。
②含み益のポジション
③含み益のポジション
④含み損のポジション
オレンジ色の部分は『含み益のポジションを持っている人の割合』
青色の部分は『含み損のポジションを持つ人の割合』
になります。
OANDAオープンポジションの上部
OANDAオープンポジションの上部について説明します。
例えば以下の画像で言えば、
現在レートよりも上にどれだけ含み益と含み損を抱えているトレーダーがいるかを確認できます。
含み損を抱えているトレーダーは今後どんな動きをするでしょうか?
おそらく損切りする可能性が高いですよね。
含み益を抱えているトレーダーは今後どんな動きをするでしょうか?
利益を確定したり、そのまま利益を伸ばしていく可能性が高いですよね。
つまり、
売りの含み益が多い→ 売り優位→下降トレンド
を把握することができます。
また、オープンオーダーと併用することで、
どのレートで損切りを狙っているのか予想することができます。
OANDAオープンポジションの下部
OANDAオープンポジションの下部について説明します。
例えば以下の画像で言えば、
現在のレートよりも下に買いと売りポジションが大量に溜まっていることが確認できます。
つまりこのレートでトレンドの攻防があったと予想することができます。
グラフの量が多い方にトレンドが発生しやすい状態となっています。
まとめ
今回は、OANDAオープンオーダー・オープンポジションについて説明しました。
非常に便利なツールなのでよければぜひ活用してトレードの幅を広げてみてください。
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