ついにXARDシリーズが完結!!最終版システム『XARD FX FINAL』について徹底解説してみた
XARD FX FINAL
なんと度々記事に取り上げてきたXARDシリーズが完結するようです。
国内のFX記事で常に追いかけ続けていたのはこのサイトぐらいです。
そうした中でシリーズが終わってしまうのは感慨深いものがありますね。
過去のXARDシリーズ記事は以下に記載しています。
今回は、XARD FX FINALについて徹底解説していきたいと思います。
XARD FX FINALのインジケーター
XARD FX FINALのインジケーターについて説明します。
ローソク足
XARD FX FINALのローソク足はトレンドによって色が変化します。
赤色:下降トレンド
灰色:トレンドなし
移動平均線
以下のような期間の3つの移動平均線を使用しています。
中期:36EMA
長期:144EMA
また、色でトレンド判断することができ、
黄色:下降トレンド
というような使い方が可能です。
Daily Open Line
Daily Open Lineは白い線で、その日の始値よりも
上にあるのか下にあるのかを判断するのに使用します。
Dairy Open Lineよりローソク足が下:ショートエントリーに絞る
ZigZag
ZigZagは毎度おなじみですね。ZigZagは特殊で反転パターンが違います。
上昇トレンド転換 | 下降トレンド転換 | |||||
緑丸 | 青の影 | 水色の四角 | 赤丸 | ピンクの影 | 黄色の四角 | |
反転小 | ○ | – | – | ○ | – | – |
反転中 | ○ | ○ | – | ○ | ○ | – |
反転大 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ただし、ZigZagはリペイントするのであくまでも目安として活用します。
Murrey Math line
Murrey Math lineは主にサポレジラインとして活用します。
Murrey Math lineの数値の意味は以下のようになります。
数値 | 説明 |
+ 2/8 | 最も買われ過ぎな状態 |
+1/8 | 買われ過ぎな状態 |
トップ8/8 | オクターブの上端 |
7/8 | 弱い高速リバースライン |
6/8 | Pivotの反転ライン |
5/8 | 上限取引範囲() |
4/8 | 50%ラインで基準となるライン |
3/8 | 低い取引範囲 |
2/8 | Pivotの反転ライン |
1/8 | 弱い高速リバースライン |
0/8 | オクターブの下端 |
-1/8 | 売られ過ぎな状態 |
-2/8 | 最も売られ過ぎな状態 |
レンジ相場は、3/8から5/8の範囲内に43.75%の確率で収まります。
また、トレンドができた場合+2/8を超えて上昇した場合(8/8を超える)と
次のオクターブに移り変わります。
上昇トレンドでは以下のように数字が若い順に強い反転になります。
②0/8または2/8
③-1/8
④-2/8
下降トレンドでは以下のように数字が若い順に強い反転になります。
②8/8 or 6/8
③+1/8
④+2/8
Murrey Math lineについては以下の記事を参照してください。
ADRフィボナッチ
ADRフィボナッチはADRをベースにしたフィボナッチを表示します。
また、SELLやBUYなども表示されておりトレードの補助として活用することができます。
Dot TF
Dot TFはトライアングルを表示しているインジケーターです。
主にトレンドの押し目買いや戻り売り、そしてダブルトップやダブルボトムなどの
チャートをより視覚として確認することができます。
ADX
ADXはサブウィンドウに表示されているインジケーターです。
Weaker:弱いボラティリティ
また、角度によって矢印が変化します。ADXのインジケーターでも群抜いて使いやすいです。
メインウィンドウにもADXの値と+Diと-Diの値が表示されます。
XARD FX FINALのトレード
XARD FX FINALのトレードについて説明します。
時間足
時間足は『15分足』が推奨になっています。5分足でも大丈夫です。
通貨ペア
通貨ペアはボラティリティのある通貨ペアであれば何でも良いです。
GBP/JPY,GBP/USD,GOLDなどはオススメです。
スタンバイ
XARD FX FINALはトレンドフォローのFX手法ですが、
チャートを見た時にトレンドに乗り遅れたという場合があります。
その状態でトレンドに乗っかるのは愚策です。
エントリーする前にスタンバイというフェーズがあります。
以下は上昇トレンドが発生した状態です。
トレンドが発生して右肩上がりにチャートが上がっています。
そして反転サインであるZigZagが点灯しました。チャートを見るとダブルトップになっています。
つまり『レンジに入り下降トレンドへ転換する可能性がある』ということを示唆しています。
なのでこの場合であれば『ショートエントリーの準備をすればよい』です。
ロングエントリー
ロングエントリーは以下の条件が揃った場合にします。
②移動平均線がパーフェクトオーダーで青色
③ADXにボラティリティがある
+αトライアングルの押し目
+αDaily Open Lineよりもローソク足が上にある
他のも条件が揃っているエントリーポイントを記載しておきます。
ショートエントリー
ショートエントリーは以下の条件が揃った場合にします。
②移動平均線がパーフェクトオーダーで黄色
③ADXにボラティリティがある
+αトライアングルの押し目
+αDaily Open Lineよりもローソク足が下にある
他のも条件が揃っているエントリーポイントを記載しておきます。
利確
利確は以下の3つからすると良いです。
・ZigZag
・Murrey Math line
それぞれ単体で活用するのではなく、複合的に活用します。
例えば、ZigZagが点灯したからといって利確や反転するという考え方ではなく、
ADRのフィボナッチも100%に達していることやMurrey Math lineも+2/8に達していることを
考えるとトレンド転換する可能性が非常に高いです。
損切り
損切りは条件がないので、自由にルールを決めれば良いと思います。
まとめ
XARD FX FINALは、FX-EA System Projectの『メンバー限定』で配布します。
今後もこうした面白いシステムやインジケーターをどんどん還元していきますので、
興味がある方はFX-EA System Projectに参加してみてください。
コメント
はじめまして。お世話になります。フリーのインジケータを探していてX-XARDFX39をさらに検索したところこちらのサイトにたどり着きました。
lineでメッセージの送り方がわかりませんでしたので質問をこちらからさせてください。39に表示されているバンドは何バンドでしょうか?おわかりでしたら教えてください。
こちらのサイトで会員のみに詳しい説明をとありますがどのようにしたら教えていただけますか?MT5のバージョンは提供されていないのでしょうか?
可能な範囲で返信いただければ幸いです。