初心者でもわかる!!MQL言語の基礎知識についてまとめてみました。
MQL言語の基礎知識
今回は、MQL言語の基礎知識を学んでいきましょう。
ざっくりと前回はプログラミングについてご紹介したので
MQL言語とは
MQL言語とは、Meta Quotes Languageの略称です。
MQL言語は「MetaTrader4(MT4)で使用されるプログラム言語」です。
MQL言語のベースはC言語で書かれています。
C言語を扱った方であればMQL言語は簡単だと思います。
MQL言語はMetaTrader4(MT4)で使用するEAやインジケーターを作成することが可能です。
MQL言語でできること
MQL言語を活用してできることをご紹介したいと思います。
カスタムインジケーターが作成可能
自分のカスタムインジケーターが作成可能になります。
トレードで視覚的に情報を得たり、
自分のエントリーポイントを矢印やアラートなどをさせることも可能です。
EAが作成可能
EAが作成可能になります。EAとはエキスパートアドバイザーの略称で、
プログラムに書かれた処理に従い自動的にエントリーと決済を行うシステムになります。
FX-EA System Projectで作成されているEAもMQL言語を使用しています。
自作EAを作成するメリット
自作EAを作成するメリットについてご紹介します。
自分で自由で思いつくことなら何でも実現できる
自作EAのメリットの1つ目は、「自分で自由で思いつくことなら何でも実現することが可能」です。
どんな手法やロジックを使ってEAを作るのかなどを自分の頭で考えて作成することができます。
MQL言語をマスターできれば、
FXやバイナリーオプションなどの自分のオリジナルなインジケーターを作成できるようになります。
自分がプログラムの中身を全て理解しているので安心
自作EAのメリットの2つ目は、
「自分がプログラムの中身を全て理解しているので安心できる」ということです。
どんな動きをするのかは開発者自身しかわかりませんが、
自作EAであれば自分で作っているのでどのように動くのか理解することが可能です。
プログラムの知識が上がる
自作EAのメリットの3つ目は、「プログラムの知識が上がる」ということです。
MQL言語をマスターすれば、プログラミングが上達するので
他の言語でもその知識を活用することが可能です。
また、EAをある程度作成できるようになれば作成代行として仕事することもできますし、
その際に様々なトレーダーと関わることで自分のロジックが増えていきます。
市販で売られているEAの中身が理解できる
自作EAのメリットの4つ目は、「市販で売られているEAの中身が理解できる」ということです。
自分で一からEAを作っていれば、
どのように動いているのかなどをある程度理解できるようになるので、
市販のEAのロジックも感覚的に理解できてしまいます。
自作EAを作成するデメリット
自作EAを作成するデメリットについてご紹介します。
勝てるEAを作るのが難しい
自作EAのデメリットの1つ目は、「勝てるEAを作るのは非常に難しい」と言うことです。
もちろん自作EAを作って勝ちたいと思っている人は多いと思いますが、
非常に根気のいる作業ですし、結局自分でできないから諦めてしまう人がほとんどです。
作成に時間がかかる
自作EAのデメリットの2つ目は、「どうしても作成に時間がかかる」ということです。
どうしても自分で一から作ろうとなると非常に時間が必要になるので根気のいる作業になります。
プログラムの不具合による損失
自作EAのデメリットの3つ目は、
「プログラムの不具合による損失が出ることもある」ということです。
やはりプログラミングを始めたばかりだとどうしても不具合が発生しがちなので、
実際に稼働してみて使ってみたら暴走モード突入してお金が吹っ飛んだということもあります。
MQL言語のオススメの本
MQL言語のオススメの本をご紹介したいと思います。
今回MQL言語について紹介していますが、
もし補足として本があるとさらに理解度は増すと思います。
FXメタトレーダー入門
FXメタトレーダー入門は一通り学習すればMQL言語はマスターできる一冊となっています。
プログラミングをするのが、始めてでMQL言語をマスターしたい方にはオススメです。
FXメタトレーダー実践プログラミング
FXメタトレーダー実践プログラミングはこちらも上記と同じ著者によるものです。
FXメタトレーダー入門では基礎知識だけになりますが、
本格的にMQL言語を学ぶならこちらの本がオススメです。
まとめ
今回はMQL言語の基礎知識についてご紹介しました。
次回はMQL言語の実践知識についてご紹介したいと思います。
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