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FXのウィリアムズ%Rの計算式・期間・使い方や組み合わせについてわかりやすく解説してみた

3.0
FX ウィリアムズ%RFXのテクニカル分析

ウィリアムズ%Rとは

ウィリアムズ%Rとは、アメリカのリアルマネーコンテンストで資金を113倍まで増やした

ラリー・ウィリアムズが作成したオシレーター系テクニカル指標です。

ウィリアムズ%Rは直近の価格の終値が一定期間の値幅の中で

売られすぎと買われすぎを表すオシレーター系のインジケーターになります。

ウィリアムズ%Rの最大の特徴でありメリットなのが、

値動きに敏感に反応することと、レートに先行してサインが現れることです。

商品先物と株式のトレーダーであるラリー・ウィリアムズは、

デイトレードを中心とした短期売買を得意とする売買スタイルです。

そのため、ウィリアムズ%Rは、ダマシを排除することよりも、

売買サインの早さにこだわって開発したようです。

一方で、小さな値動きに反応が良すぎるため、ダマシの多さが欠点となります。

ウィリアムズ%Rの計算式

ウィリアムズ%Rの計算式についてです。

ウィリアムズ%Rはストキャスティクスと同じ計算式を使用します。

%Rオシレーター = (当日終値 – N日間の最高値) ÷ (N日間の最高値 – N日間の最安値)× 100
※設定する期間Nは10日

ウィリアムズ%Rは当日の価格が値動きの中のどこに位置するかを表しています。

当日の高値に近いほど数値が小さくなります。逆に安値に近づくほど数値は高くなります。

ウィリアムズ%Rとストキャスティクスの違い

ウィリアムズ%Rとストキャスティクスの違いですが、

FXのストキャスティクスの計算式・期間・使い方や組み合わせについてわかりやすく解説してみた
ストキャスティクスとは、ジョージ・レーン氏が1950年代に開発したテクニカル指標で、日本語では「推計統計学」と呼びます。 ストキャスティクスはオシレーター系指標の中でも非常に人気の高いテクニカル指標です。 今回は、FXのストキャスティクスの計算式・期間・使い方や組み合わせについてわかりやすく解説してみました。

ウィリアムズ%Rの「%R」は、基本的にストキャスティクスの「%K」に近いものです。

その違いは計算式の分子にあり、当日終値との差を求めるのが、

ストキャスティクスの場合→最安値(%K)
ウィリアムズ%Rの場合→最高値(%R)

という部分が異なるということです。

計算式的にはウィリアムズ%Rとストキャスティクスは近いです。

また、ウィリアムズ%Rとストキャスティクスは表示形式が異なります。

ウィリアムズ%Rは、-100%~0%で示されますが、

ストキャスティクスの場合は、0%~100%で示されます。

ウィリアムズ%Rの期間や設定

ウィリアムズ%Rの期間や設定ですが一般的に14というパラメータが用いらます。

MT4でもデフォルトとなっています。

ラリー・ウィリアムズ氏は10で設定していました。

期間を短くすると反応が良くなり、期間を長くすると精度が上がります。

なので、ウィリアムズ%Rの期間や設定で迷われたら、14か10で設定するのが良いでしょう。

ウィリアムズ%Rの使い方

ウィリアムズ%Rのトレード方法について説明していきたいと思います。

買われすぎや売られすぎの判断

ウィリアムズ%Rは買われすぎや売られすぎの判断することができます。

FX ウィリアムズ%R

-20%を超えれば:買われ過ぎで売りサイン
-80%を下回れば:売られ過ぎで買いサイン

ガーベージトップ・ガーベージボトム

ガーベージトップ・ガーベージボトムがあります。

天井の張り付きをガーベージトップと言います。

FX ウィリアムズ%R

底の張り付きをガーベージボトムと言います。

FX ウィリアムズ%R

フェイラー

ウィリアムズ%Rは、フェイラーと呼ばれる動きを利用します。

フェイラーは「失敗」を意味しています。

ウィリアムズ%Rが-80%(-90%)に達せず、反転した場合は価格が上がる可能性が高いです。

FX ウィリアムズ%R

ウィリアムズ%Rが-20%(-10%)に達せず、反転した場合は価格が下がる可能性が高いです。

FX ウィリアムズ%R

ダイバージェンス

ウィリアムズ%Rにも他のオシレーター系指標と同じようにダイバージェンスが出現します。

ダイバージェンスとは、オシレーター系指標のみに現れる価格との逆行現象になります。

FXのオシレーターに共通するダイバージェンス現象とは?RSIとMACDの見方やオススメのインジケーターについてわかりやすく解説してみた
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FX ウィリアムズ%R

ラリーウィリアムズが活用していたウィリアムズ%Rのトレード手法

ラリーウィリアムズが活用していたウィリアムズ%Rのトレード手法について説明します。

ラリーウィリアムズ氏は、ウィリアムズ%Rで10日の期間を使用し、

以下条件を売買ルールとしていたようです。

・-100%に到達後、5日間待ち、-95%から-85%以上に上昇したあとに買いエントリー
・0%に到達後、5日間待ち、-5%から-15%以下に下落したあとに売りエントリー
・移動平均線を組み合わせる

以下は、-100%に到達後、5日間待ち、-95%から-85%以上に上昇したあとに買いエントリーです。

FX ウィリアムズ%R

以下は0%に到達後、5日間待ち、-5%から-15%以下に下落したあとに売りエントリーです。

FX ウィリアムズ%R

ウィリアムズ%Rの組み合わせ

ウィリアムズ%Rの組み合わせについて説明します。

ウィリアムズ%Rは移動平均線と組み合わせるのが良いです。

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移動平均線は、一定期間の価格の終値の平均値を繋ぎ合わせたテクニカル指標です。 移動平均線はFX初心者からFX上級者までテクニカル分析で活用されています。 今回は、移動平均線の種類・期間・組み合わせについてわかりやすく解説してみました。

ローソク足が移動平均線よりも上にあり、ウィリアムズ%Rが-90%で押し目買いを狙います。

FX ウィリアムズ%R

ローソク足が移動平均線よりも下にあり、ウィリアムズ%Rが-10%で戻り売りを狙います。

FX ウィリアムズ%R

まとめ

ウィリアムズ%Rはダマシを排除することよりも、

売買サインの早さにこだわって開発したようです。

そのためスキャルピングトレードなどとは相性が良いため、

興味がある方はぜひ活用してみてください。

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