【FXのテクニカル分析】値幅と時間に基づて円弧を描画する『フィボナッチアーク』について徹底解説してみた
値幅と時間に基づて円弧を描画する『フィボナッチアーク』について徹底解説してみました。 目次 フィボナッチアークフィボナッチアークの使い方サポートラインやレジスタンスラインとして機能するフィボナッチアークとフィボナッチリト […]

- フィボナッチアーク
- フィボナッチアークの使い方
- フィボナッチアークの引き方
- フィボナッチアークと他のフィボナッチ系ツールとの違い・使い分け
- フィボナッチアークのインジケーター
値幅と時間に基づて円弧を描画する『フィボナッチアーク』について徹底解説してみました。
フィボナッチアーク

フィボナッチアークとは『値幅と時間』に対して
フィボナッチ数列を活用して分析するテクニカル分析になります。
あまりメジャーではありませんが、一部のトレーダーは使用するテクニカル分析になります。
トレンドの上値・下値を指定してテクニカル分析を行いますが、
指定した終点を中心にフィボナッチ比率の『円弧』がチャート上に描画されます。
フィボナッチアークのベースは、フィボナッチリトレースメントですが、
フィボナッチリトレースメントは『値幅のみ』を考えて水平ラインが描画されます。
フィボナッチアークは値幅に加えて時間も考慮しているので円弧で描画されるということです。
フィボナッチアークの使い方
フィボナッチアークの使い方について説明していきます。
サポートラインやレジスタンスラインとして機能する

フィボナッチアークで描画されたラインは、
『サポートライン・レジスタンスライン』として機能します。
指定したトレンドがそのまま反転するとラインにぶつかります。
そうしたタイミングは相場のトレンド転換の可能性があります。
また、フィボナッチアークで意識されるラインは、
『32.8%・50.0%・61.8%』の3つのラインになります。
フィボナッチアークとフィボナッチリトレースメントの併用する

フィボナッチアークとフィボナッチリトレースメントの併用はオススメです。
同じ基点に対してフィボナッチアークとフィボナッチリトレースメントを2つ表示させます。
フィボナッチアークとフィボナッチリトレースメントが重なるラインは強いラインです。
実際にフィボナッチアークの38.2とフィボナッチリトレースメントの50.0付近は反発しています。
個人的には以下のように活用するとトレードの安定性は高くなると思います。
サブ:フィボナッチアーク
フィボナッチアークの引き方
フィボナッチアークの引き方について説明します。
フィボナッチアークはMT4にありますので、そちらを選択して
・価格変動の大きい時間帯の一番高い価格から低い価格
の位置をラインで結びます。
ラインを結ぶとラインを結んだ先のポイントを中心にした
3つの価格水準アーク(32.8%・50.0%・61.8%)が表示されます。
円弧の半径は、始点から終点までの値幅にフィボナッチ比率(32.8%・50.0%・61.8%)を掛けた長さになります。
つまり円弧そのものは『時間の経過とともに位置が変わらない』という点が重要です。
水平線であるフィボナッチリトレースメントと違い、円弧は左右どこで見てもチャートを横切るため、
「この価格水準に、いつ到達するとサポート・レジスタンスとして意識されやすいか」という
時間軸の視点を加えて相場を見られるのがフィボナッチアーク最大の特徴です。
フィボナッチアークと他のフィボナッチ系ツールとの違い・使い分け
フィボナッチ系のツールは複数存在し、どれも同じ「黄金比」を使っていますが、見ている軸が異なります。
・フィボナッチエクスパンション:値幅のみを見る(トレンド継続時の利確目標の目安)
・フィボナッチアーク:値幅+時間を見る(円弧、到達タイミングの目安)
・フィボナッチタイムゾーン:時間のみを見る(縦線、転換が起きやすい日柄の目安)
使い分けの考え方としては、まずフィボナッチリトレースメントで「どの価格帯」が意識されやすいかを見て、
そのうえでフィボナッチアークで「その価格帯にいつ近づきそうか」という時間の目安を補助的に加える、
という順番がおすすめです。フィボナッチアークだけを単独で根拠にするのではなく、
値幅ベースのツール(リトレースメント・エクスパンション)と組み合わせて「価格と時間の両方が重なるポイント」を
見つけることで、ダマシを減らせます。
フィボナッチアークのインジケーター
フィボナッチアークを自動描画させるインジケーターは以下のリンクからダウンロードできます。
このインジケーターは、
・フィボナッチリトレースメント
・フィボナッチファン
・フィボナッチエクスパンション
・フィボナッチタイムゾーン
などを表示させられるスゴスゴインジケーターです。
まとめ
今回は、フィボナッチアークについて解説していきました。
マイナーなテクニカル分析なので知らない方も多いと思いますが、
もしフィボナッチ系のテクニカル分析をしている方はぜひ活用してみてください。