【初心者必見】FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集についてまとめてみた
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集についてまとめてみました。 目次 FXの専門用語ってたくさんあるFXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:単利FXの自動売買(EA)を始める前に知ってお […]

- FXの専門用語ってたくさんある
- ここからはEA(自動売買)ならではの重要用語
- FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:単利
- FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:複利
- FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:ファンダメンタルズ分析
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集についてまとめてみました。
FXの専門用語ってたくさんある
FXの専門用語って多くありますよね。
正直初心者はカタカナから英語など多く存在しているのでハードル高く感じますよね。
私自身も言葉の意味から勉強しましたので、今回はFXの用語についてご紹介したいと思います。
前半は為替取引全般でよく使う基本用語、後半はEA(自動売買)を使う上で特に押さえておきたい用語に分けて解説します。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:単利
単利とは当初預け入れた元本に対してのみ利息がつく計算方法です。
元本が変わらないので増え方は一定で、複利のように加速することはありません。
EAの資金管理を考えるとき、まず単利ベースで「1ヶ月あたり何%を目標にするか」を決めておくと、後述する複利運用に切り替えたときの伸び方をイメージしやすくなります。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:複利
複利は、単利とは異なり運用期間中に発生する利息を元本に繰り入れます。
それを新しい元本とし再投資、利息を計算する方法です。
発生した利息が元本に加えられ再投資されていくので、利息が利息を生んでいく形になります。
例えば100万円を月利5%で複利運用した場合、1ヶ月後は105万円、2ヶ月後は約110万円、1年後には理論上約180万円と、単利よりも増え方が加速していきます。
・単利:常に元の資金だけで計算するので増え方は一定
・複利:利益を元本に組み込んで再投資するので増え方が加速する
ただし、複利運用は資金が増えるほど1回あたりのロットも大きくなるため、含み損が出たときの下落幅(ドローダウン)も同じ割合で拡大します。「増えるスピードが速い=リスクも同じスピードで大きくなる」ことを理解した上で使うことが大切です。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:ファンダメンタルズ分析
その国の経済動向や、政策金利の方向性から為替相場を分析することを
「ファンダメンタルズ分析」といいます。
FXにおいて、「トレンド」といわれる大きく動く相場が生じるのは、
金融政策の方向性が大きく変わったときに主に起こります。
日頃から経済ニュースに多く触れるなどして、常に各国の金融政策をチェックします。
EA(自動売買)はあらかじめ決めたルール(主にテクニカル分析)に沿って機械的に売買するため、ファンダメンタルズ分析による突発的な値動きには対応しきれないことがあります。雇用統計や政策金利発表など重要指標の発表前後は値動きが荒くなりやすいので、この時間帯だけEAを止める設定にしているトレーダーも少なくありません。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:テクニカル分析
相場動向を表にして示した「チャート」上にて、
チャートの動きから為替相場の動向を分析する方法を「テクニカル分析」といいます。
市販・自作を問わず、EA(自動売買)のロジックの多くは、この「テクニカル分析のルール」をプログラムに落とし込んだものです。移動平均線がゴールデンクロスしたら買う、RSIが70を超えたら売る、といった裁量トレーダーの判断基準を、そのままエントリー・決済の条件として組み込んでいるイメージです。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:レバレッジ
レバレッジ(leverage)とは「てこの作用」を意味し、
FXで使われるレバレッジとは、てこの原理のように小さな力(少額)で
大きなモノ(大きな金額)を動かす力。
つまり、少額で大きな金額の取引を行う仕組みのことをいい、
またレバレッジは「○○倍」と表されます。
例えば、レバレッジ25倍(国内口座の上限)の場合、証拠金4万円で最大100万円分の取引ができます。海外口座では数百倍のレバレッジを扱える業者もありますが、レバレッジを上げるほど値動きに対する損益の振れ幅も大きくなるため、EAで運用する場合は「そのEAが最大どれくらいのロットを建てる設計か」を事前に確認し、実効レバレッジ(口座残高に対して実際にどれだけの金額を取引しているか)を計算しておくと安心です。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:ナンピン
ナンピン(難平)とは、保有しているポジションが予想に反して
損失を出してしまっているときに、更にポジションを買い増すことを指す。
例えば、ドル/円を100円で買いポジションを持った時に、
予想に反して99円に下がってしまう。
ナンピンは99円でさらに買いポジションを増やすこと。
ナンピン系のロジックを持つEAは、平均取得価格を下げて反発時に利益を出しやすくする一方、値動きが想定と逆に伸び続けると保有ポジションが雪だるま式に増え、証拠金維持率が急速に低下します。強いトレンド相場でロスカット(強制決済)に巻き込まれる事故は、ナンピン系EAで特に多いパターンです。導入前に「最大何回までナンピンするロジックか」を必ず確認しましょう。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:ピップス
ピップス(Pips)とは、FXで表現する最小値幅単位の事です。
為替が変動するときの最小値の事を1ピップスといいます。
またピップスのことをポイントとも呼びます。「Pips」とは「Pip」の複数形です。
この値は通貨ペアによって異なりますが、ドル円では0.01円、ユーロドルでは0.0001ドル、
といった風に決まっています。
100pips=1円
1pipとは0.01円=1銭
0.1pipは0.001円=0.1銭
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:スワップ
取引をした2通貨の金利差を表します。
高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売れば差引で受取になり、逆の場合は支払いになります。
スキャルピング系(数秒〜数分で決済する)EAはポジション保有時間が短いためスワップの影響をほとんど受けませんが、数日〜数週間ポジションを保有し続けるスイング系EAでは、マイナススワップの通貨ペアを長期保有すると含み益が出ていてもスワップコストが積み重なり利益を圧迫することがあります。EAを選ぶときは、そのEAが得意とする通貨ペアのスワップが受取か支払いかも確認しておくと良いでしょう。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:順張り・逆張り
相場の方向性に沿って取引することを順張り、
相場の方向性に逆らって取引することを逆張りといいます。
たとえば、ドル/円相場で、ドル高の傾向にある場合に、
「この先もドル高が続くだろう」という予測のもとにドルを買うのが順張りで、
逆に「そろそろドル高も反転するだろう」という予測のもとにドルを売るのが逆張りです。
EAを導入するときは、そのEAが順張り型か逆張り型かを知っておくことが重要です。順張り型EAはトレンド相場で強い一方でレンジ相場(方向感のない相場)でダマシに遭いやすく、逆張り型EAはレンジ相場で強い一方で強いトレンドが出ると損失が拡大しやすい傾向があります。相場環境に合わないタイプのEAを使い続けることが、勝てない原因になっているケースも珍しくありません。
ここからはEA(自動売買)ならではの重要用語
ここまでは為替取引全般で使われる基本用語でしたが、ここからはEA(自動売買)を使う・選ぶ上で特に押さえておきたい用語を解説します。バックテストの数字だけを見てEAを選んでしまうと痛い目を見ることがあるので、必ず目を通しておいてください。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:スリッページ
スリッページとは、注文を出した時点で想定していたレートと、実際に約定(成立)したレートとの間に生じるズレのことです。
指標発表直後など相場が急変しているタイミングや、通信環境が不安定なときに発生しやすくなります。
数秒〜数分単位で頻繁に売買するスキャルピング系のEAは、1回あたりの利益が数pipsと小さいため、スリッページの影響を強く受けます。バックテストでは「スリッページなし」の理想的な条件で好成績が出ていても、実運用ではスリッページの分だけ成績が悪化することが多いので、EAの許容スリッページ設定(何pipsまでのズレなら許容して約定させるか)を確認しておきましょう。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:リペイント
リペイントとは、インジケーターが過去に表示していたシグナルを、時間が経過してから書き換えてしまう現象のことです。
例えば「チャートを開いた瞬間は過去の高値でしっかり売りシグナルが出ていたのに、少し時間が経ってチャートを更新すると、そのシグナルが消えて別の場所に移動している」といった状態がリペイントです。
リペイントするインジケーターをそのまま使ったEAは、過去データを使ったバックテストの段階で「本来はまだ出ていなかったはずの未来の情報」を先取りして判断してしまうため、バックテストの成績だけが不自然に良くなります。実際の相場ではその未来の情報は使えないため、フォワードテストや実運用に切り替えた途端に成績が悪化するのは、リペイントが原因であることが少なくありません。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:カーブフィッティング(過剰最適化)
カーブフィッティングとは、過去の特定の値動きに合わせてパラメーターを調整しすぎた結果、その過去データに対してだけ異常に高い成績を出すようになってしまう状態のことです。
バックテストの利益曲線がほぼ右肩上がりの直線に近いほど、実はこのカーブフィッティングを疑うべきサインです。
過去のたまたまのクセに過剰に適合させたロジックは、将来の相場(過去とは異なる値動き)には対応できず、実運用に入った途端に成績が崩れることが多くあります。バックテスト期間を複数のパターンに分けて検証したり、次に紹介する「フォワードテスト」を必ず行うことが、カーブフィッティングを見抜く対策になります。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:フォワードテスト
フォワードテストとは、過去の値動きデータを使うバックテストとは異なり、これから先の相場(未経験のリアルタイムの値動き)に対してEAを実際に稼働させて検証することです。
多くの場合、いきなり本番口座で試すのではなく、デモ口座や少額のリアル口座で数週間〜数ヶ月動かして成績を確認します。
バックテストの成績がどれだけ良くても、フォワードテストで同じような成績を再現できなければ、そのEAはカーブフィッティングされている可能性が高いと判断できます。EA選びで最終判断を下す前に、必ずフォワードテストの結果(または販売者が公開しているフォワード実績)も確認する習慣をつけましょう。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:ドローダウン
ドローダウンとは、資産(残高または証拠金)が過去の最高値からどれだけ下落したかを示す指標です。とくに運用期間中の最大の下落幅は「最大ドローダウン」と呼ばれ、EAのリスクを測る代表的な数値になります。
最大ドローダウンが大きいEAほど、含み損が拡大した局面で強制ロスカットに近づきやすく、精神的にも保有し続けるのが難しくなります。あわせて確認したいのが「回復にかかった期間」です。最大ドローダウンの数値だけでなく、そこから資産が元の水準まで戻るのに何ヶ月かかったのかを見ることで、そのEAの実質的なリスクの大きさをより正確に把握できます。
FXの自動売買(EA)を始める前に知っておきたい用語集:証拠金維持率
証拠金維持率とは、口座に入れている証拠金に対して、現在保有しているポジションの必要証拠金がどれくらいの割合を占めているかを示す数値です。
証拠金維持率が一定の水準(多くの国内業者は100%や50%など)を下回ると「ロスカット」が発動し、含み損を抱えたポジションが強制的に決済されます。
ナンピン系や複数ポジションを同時に保有するタイプのEAを使う場合、含み損が増えるにつれて証拠金維持率が急速に低下します。EAの推奨証拠金額を守らずに少ない資金で稼働させると、通常であれば耐えられるはずの値動きでもロスカットされてしまうことがあるため、必ず推奨証拠金以上を入金した上で運用しましょう。
まとめ
FXの自動売買(EA)を始める前にこれだけは知っておいて損はないので、
用語を理解した上でトレードしていきましょう。
特にスリッページ・リペイント・カーブフィッティング・ドローダウンの4つは、バックテストの見かけ上の数字に惑わされずEAを正しく評価するために欠かせない知識です。
より詳しい用語は下記の記事をご覧ください。
