今回は、FXの自動売買(EA)を使うにあたって相場観を身につけるために見るポイントです。
FXの相場観について
FXの相場の値動きは過去の統計でのパターンなどが結構当てはまったりします。
つまり相場観が養われているトレーダーほど統計的に上がる下がるの確率が
高い方にエントリーします。
今回はFXの自動売買(EA)を使うときにも相場観についてご紹介したいと思います。
FXの自動売買(EA)を使うときにも相場観は大切
FXの自動売買(EA)を使うときにも相場観というのは非常に大切です。
相場というのは、生き物なので未来がどう変化するか予測するかは
難しいです。
ですが、こういう流れになるだろうというのは前もって予測することができます。
こうした予測ができることで、ある程度FXの自動売買(EA)を使っていても、
想定外に対処することが可能です。
3つの時間軸から相場を予測する
私が裁量でも大切にしているポイントですが、
3つの時間軸から相場を予測するということです。
私がよく見るのは日足・4時間足・1時間足この3つになります。
ではどういう風に見るのかを説明します。
まず、時間軸が大きな足というのは、それだけ力が強いわけです。
理由は簡単ですよね?
5分足は1分足の5本分
15分足は5分足の3本分
1時間足は15分足の4本分
4時間足は1時間足の4本分
日足は4時間足の3本分
つまり、時間軸が長い方がそれだけ影響力が強いことがわかります。
大きな流れを見たいときは、大きな時間足を見るということが大切です。
そして、今回は3つの時間足を使います。
この時間足を短期、中期、長期として役割を決めます。
長期:日足
中期:4時間足
短期:1時間足
もしこれが、同じ方向にトレンドが出ていれば、強いトレンドというわけです。
逆に全部の時間足がバラバラであれば、それほど強い力は起きません。
こうしたことを頭に入れるだけでも相場がどのように動くのかを理解することができます。
通貨ペアごとに強弱がある
では次に相場観を養うにあたって、通貨ペアの特徴を説明します。
通貨ペアで例えば、USD/JPYが上昇トレンドの場合、USD/EURが下降トレンドになるという
タイミングがあります。
これは、通貨ペアごとの相場の強弱になります。
通貨ペアは通貨が竟になっているので、
どれかが強ければ、どれかが弱いのは当たり前な話なんです。
A/B→上昇
A/C→上昇
B/C→下降
という風に考えることができます。
この場合はAという通貨が強く、逆にBとCは弱いということです。
こうした通貨ペアごとの特徴も把握すると相場観が養われます。
チャートは時間が取れるときに見ておくべき
相場観を養うにあたって、チャートがどのような動きをしているのかを
毎日確認した方がいいです。
というのも、全て物語で作られています。
私たちが、今いるというのは、縄文時代から月日が流れて江戸時代になり平成となって
今私たちが生きているわけです。
つまり、今を知るには過去を知らなくてはいけないんですね。
全てのローソク足には意味がありそれらは理由がありそのローソク足を形成しているわけです。
であれば、今後どのように動くのかというのは過去を歴史を知らなければ未来を予測するのは
難しいわけです。
常に相場は変化しますが、変化するのはトレーダーが過去の歴史を見て動かしているわけです。
であれば、どのように動くのかを知るには
毎日チャートを見て物語を理解する必要があるということです。
まとめ
FXの自動売買(EA)をしながら何もしなくて良いということではなく、
相場がどのように動いているのかを
確認しないと、正しいアクションは取れないと思います。
だからこそFXの自動売買(EA)を行うときにも相場を読む癖をつけて欲しいと思います。
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