TradingViewにインジケーターを追加・削除する方法とは?PC版とスマホアプリ版の手順やプランごとの上限数、コミュニティスクリプトの探し方までわかりやすく解説してみた
TradingViewでインジケーターを追加・削除する手順を、PC(Web)版とスマホアプリ(iPhone/Android)に分けて解説します。プランごとの上限数やコミュニティスクリプトの探し方、お気に入り登録の方法もあわせて紹介します。

- TradingViewのインジケーターを追加する前に知っておきたい基礎知識
- パソコン(PC/Web版)でインジケーターを追加する手順
- スマホアプリ(iPhone/Android)でインジケーターを追加する手順
- コミュニティスクリプト(他のユーザーが公開しているインジケーター)の探し方
- よく使うインジケーターをお気に入り登録する方法
TradingViewでインジケーターを追加したいのに、
どこを押せばいいのか分からず、画面を行ったり来たりしていませんか。
PC版と公式スマホアプリ版ではボタンの名前も場所も違うため、
片方の手順だけ覚えても、もう一方の環境では迷ってしまいます。
さらに見落とされがちなのが、
無料のBasicプランには1チャートに表示できる数の上限がある点です。
知らずに追加を続けると、ある数を超えたところで
突然それ以上追加できなくなります。
TradingViewはMT4と違い、ファイルを配置する作業が不要で、
検索して選ぶだけで追加できるのが特徴です。
この記事では、PC版・スマホアプリ版(iPhone/Android)の追加手順から、
プランごとの上限数、コミュニティスクリプトの探し方・お気に入り登録、
削除方法まで、つまずきやすい順番に沿って解説します。
1. PC(Web)版でインジケーターを追加する手順
2. スマホアプリ(iPhone/Android)での追加手順
3. プランごとに1チャートへ追加できる上限数
4. コミュニティスクリプト(他のユーザー公開分)の探し方
5. よく使うインジケーターをお気に入り登録・削除する方法
TradingViewのインジケーターを追加する前に知っておきたい基礎知識
具体的な操作の前に、
インジケーターがどう分類されているかを押さえておくと迷いにくくなります。
「インジケーター」の検索画面にある4つのタブの違い
チャート上部の「インジケーター」ボタンを開くと、
複数のタブが並んでいます。それぞれの役割は下記のとおりです。
| タブ名 | 内容 |
|---|---|
| テクニカル | 移動平均線・RSI・MACDなど組み込みのテクニカル指標 |
| ファンダメンタル | 損益計算書・貸借対照表など財務系の指標(株式向け) |
| コミュニティスクリプト | 他のユーザーがPineスクリプトで作成・公開したインジケーター |
| マイスクリプト | 自分で作成・保存したインジケーター |
「Pineスクリプト」とは、TradingView独自のプログラミング言語のことで、
誰でも自作のインジケーターを作成・公開できる仕組みです。
FXで使う場面が多いのは「テクニカル」と「コミュニティスクリプト」の2つで、
この記事でもこの2つを中心に手順を解説します。
無料プラン(Basic)でも標準インジケーターは追加できる
無料のBasicプランでも、
「テクニカル」の標準インジケーターや「コミュニティスクリプト」の多くは追加できますが、
1つのチャートに同時表示できる数にはプランごとの上限があります。
公式の料金ページに記載された上限数は下記のとおりです(2026年10月確認)。
| プラン | 1チャートの上限数 |
|---|---|
| Basic(無料) | 2個 |
| Essential | 5個 |
| Plus | 10個 |
| Premium | 25個 |
| Ultimate | 50個 |
Basicプランは2個までのため、
移動平均線とRSIのように2つ追加した時点で上限に達します。
3つ目を追加したい場合は、
後述の削除方法で不要な指標を外すか、有料プランへの変更が必要です。
くわしい表示トラブルの切り分けは、
TradingViewでインジケーターが表示されない・消えた・設定できないときの対処法
で整理していますので、あわせて確認してみてください。
パソコン(PC/Web版)でインジケーターを追加する手順
まずは利用者の多いパソコン(ブラウザ版)の基本手順から確認します。
チャート上部の「インジケーター」ボタンを開く
チャート画面上部メニューの「インジケーター」アイコンをクリックすると、
先ほどの4つのタブを含む検索ウィンドウが開きます。
検索窓にインジケーター名を入力して選択する
検索窓に追加したいインジケーター名(例:RSI、移動平均線など)を入力し、
候補をクリックするとそのままチャートに反映されます。
キーボードショートカット「/」で素早く開く方法
チャート上で半角の「/」キーを押すと、
マウス操作なしでインジケーター検索ウィンドウを開けます。
「↓」で候補選択、「Enter」で追加、「Esc」で閉じられるため、
複数のインジケーターを試したいときに操作を短縮できます。
スマホアプリ(iPhone/Android)でインジケーターを追加する手順
続いて、外出先でも使うスマホアプリ版の手順です。
PC版とは画面構成が異なるため、タップする場所を具体的に見ていきます。
iPhone版で「+」アイコンから追加する手順
iPhone版アプリでは、
チャート画面下部の「+」アイコンをタップし、
メニューから「インジケーター」を選びます。
PC版と同じ一覧画面が開くので、目的のインジケーターをタップして追加できます。
Android版で「+」アイコンから追加する手順
Android版アプリでは、
画面下部のボトムナビゲーションで「チャート」→「+」アイコンの順にタップし、
「インジケーター」から一覧を選ぶという、iPhone版とほぼ同じ流れになります。
なおアプリのバージョンによってアイコンの表示位置が変わる場合があるため、
見当たらないときは画面下部のアイコンを一通り確認してみてください。
PC版とスマホアプリ版で操作が共通する点・異なる点
「検索して選ぶ」という基本の考え方はPC版・アプリ版で共通していますが、
呼び出すボタンの場所と名称だけが異なります。
| 環境 | 呼び出すボタン |
|---|---|
| PC(Web版) | チャート上部の「インジケーター」アイコン、または「/」キー |
| iPhoneアプリ | 画面下部の「+」アイコン→「インジケーター」 |
| Androidアプリ | ボトムナビゲーション「チャート」→「+」アイコン→「インジケーター」 |
コミュニティスクリプト(他のユーザーが公開しているインジケーター)の探し方
標準の「テクニカル」タブにない指標を試したいときは、
「コミュニティスクリプト」から探す方法もあります。
「コミュニティスクリプト」タブで検索する方法
検索ウィンドウで「コミュニティスクリプト」タブを開き、
作者名やインジケーター名で検索します。
人気順・新着順で並び替えられるため、評判の良いスクリプトを見つけやすくなっています。
スクリプトの紹介ページから直接チャートに追加する方法
スクリプトの紹介ページの「チャートで使う」ボタンから、
検索ウィンドウを経由せずそのまま追加できます。
コミュニティスクリプトを使う前に確認しておきたいこと
コミュニティスクリプトは誰でも公開できる仕組みのため、
作者や内容を確認してから使うと安心です。
信頼度の目安は、紹介ページの「いいね」数・コメント欄の評価・
更新日(メンテナンス状況)の3点です。
・標準搭載されていない海外発の指標も無料で試せる
・検索するだけで追加でき、ファイル操作が不要
・作者や更新状況によって内容の信頼度にばらつきがある
・一部のスクリプトは過去の表示が後から変わる(リペイント)とされている
・招待限定(invite-only)の場合、作者の許可がないと追加できない
よく使うインジケーターをお気に入り登録する方法
毎回同じインジケーターを検索し直すのは手間がかかるため、
お気に入り機能を使うと呼び出しが早くなります。
星アイコンでお気に入りに追加する手順
検索ウィンドウでインジケーター名の左の星アイコンをクリック(タップ)します。
この操作はPC版・スマホアプリ版のどちらでも共通です。
「お気に入り」タブから素早く呼び出す
お気に入りに登録したインジケーターは、
検索ウィンドウの「お気に入り」タブにまとめて表示されます。
・自分の手法で毎回使う指標をまとめておく
・検証のたびに名前を入力し直す手間を省ける
・PC版で登録すれば、同じアカウントのスマホアプリでも表示される
インジケーターを追加した後に確認しておきたい設定
追加しただけで終わりにせず、
自分の手法に合わせて調整しておくと使いやすくなります。
歯車アイコンからパラメータ・期間を調整する
インジケーター名の横の歯車アイコンから、
期間や色などのパラメータを変更できます。
期間を短くすると反応が早く、長くすると緩やかになる傾向を覚えておくと調整しやすくなります。
・便利そうなインジケーターを次々に追加してしまい、線だらけでチャートが読みにくくなる
・移動平均線とRSIのように役割の近い指標を重ねすぎて、サインが増えて判断に迷う
・まずは根拠にする指標を1〜2個に絞り、使いこなせてから少しずつ増やすと判断がぶれにくい
不要になったインジケーターを削除する方法
インジケーターを入れすぎた、または不要になった場合は、
インジケーター名の横の「ゴミ箱」アイコンをクリック(タップ)すると削除できます。
表示によっては「×」アイコンの場合もありますが、役割は同じです。
テンプレートとして保存して次回から呼び出す
複数のインジケーターの組み合わせはテンプレートとして保存でき、
別の通貨ペアのチャートでも同じ組み合わせをまとめて呼び出せます。
表示されない・消えたと感じたときは症状別に確認する
追加したはずのインジケーターが見当たらない場合、
非表示設定や無料プランの上限が原因になっていることがあります。
くわしい切り分けと対処法は、
TradingViewでインジケーターが表示されない・消えた・設定できないときの対処法
で詳しく解説しています。
MT4のインジケーター追加との違い
MT4も合わせて使っている方向けに、
操作の違いを簡単に整理しておきます。
ファイルを配置するMT4 vs 検索して選ぶTradingView
MT4のカスタムインジケーターは「.ex4」「.mq4」形式のファイルを
専用フォルダへ自分で配置する必要がありましたが、
TradingViewは名前で検索して選ぶだけで反映されます。
MT4側の具体的な手順は、
MT4のインジケーターの入れ方について標準・カスタムインジケーターの追加や削除の手順までわかりやすく解説してみた
で解説しています。
よくある質問
最後に、よく寄せられる質問を整理します。
TradingViewでインジケーターを追加するにはどうすればいいですか?
チャート上部の「インジケーター」ボタンから検索窓に名前を入力し、
一覧から選ぶと追加できます(PC版は「/」キーでも開けます)。
スマホアプリでもインジケーターを追加できますか?
できます。iPhone版・Android版ともに、
画面下部の「+」アイコンから「インジケーター」を選び、タップして追加します。
追加したインジケーターはどうやってお気に入り登録しますか?
検索ウィンドウでインジケーター名の左の星アイコンをクリック(タップ)すると登録できます。
無料プランでもすべてのインジケーターを追加できますか?
標準インジケーターやコミュニティスクリプトの多くは無料プランでも追加できますが、
Basicプランは1つのチャートにつき2個までという上限があります。
3個目以降を試したい場合は、不要な指標を削除するか有料プランへの変更が必要です。
TradingViewにインジケーターを追加・削除する方法とは?PC版とスマホアプリ版の手順やプランごとの上限数、コミュニティスクリプトの探し方までわかりやすく解説してみた:まとめ
TradingViewのインジケーター追加は、
MT4と違いファイル配置が不要で、検索して選ぶだけで反映されるのが特徴です。
PC版は上部の「インジケーター」ボタンか「/」キー、
スマホアプリ版は画面下部の「+」アイコンから検索ウィンドウを開けます。
無料のBasicプランは1チャートにつき2個までという上限があるため、
上限に達したら削除方法か有料プランへの変更も選択肢に入れてください。
コミュニティスクリプトやお気に入り登録も活用し、
自分の手法に合ったチャート環境を整えてみてください。
何から試すか迷う場合は、まず移動平均線とRSIの2つだけを追加し、
慣れてきたらコミュニティスクリプトで他の指標を探してみるとスムーズです。