MACDをMT4に設定する手順とは?
MT4にMACDを表示する2つの手順、

- MACDをMT4に設定する2つの手順
- MACDの設定値12・26・9の意味
- MT4のMACDの表示と見方
- MACDの色・太さ・期間を変更する方法
- MACDをMT4から削除する方法
MT4のチャートにMACDを入れたものの、棒グラフと線のどちらを見ればよいのか分からない。
これは、MT4の標準MACDが一般的な解説図と少し異なる表示になっているためです。
この記事では、MACDをMT4に表示する手順から、期間12・26・9の意味、
クロスの確認方法までを順番に解説します。
MACDをMT4に設定する2つの手順
MACDはMT4に標準搭載されているため、外部ファイルの追加は必要ありません。
メニューから選ぶ方法と、ナビゲータから入れる方法があります。
メニューの「挿入」から表示する
MT4を起動し、MACDを表示したいチャートを開きます。
上部メニューの「挿入」から「インジケータ」
「オシレータ」
「MACD」の順に選んでください。
設定画面が開いたら、最初は数値を変えず「OK」を押します。
チャート下のサブウィンドウにMACDが表示されれば設定完了です。
ナビゲータからドラッグする
「表示」から「ナビゲータ」を開くか、Ctrl+Nを押します。
「インジケータ」を展開し、MACDを表示したいチャートへドラッグしても同じ結果になります。
MACDの設定値12・26・9の意味
MT4のMACDには、高速EMA、低速EMA、シグナルの3つの期間があります。
標準値は12・26・9です。
高速EMA12と低速EMA26
MACDは、短期の指数平滑移動平均線と長期の指数平滑移動平均線の差を利用します。
高速EMAの12は直近12本、低速EMAの26は直近26本の価
格をより強く反映する設定です。
数字を小さくすると値動きに敏感になり、大きくすると緩やかになります。
シグナル9はMACDの動きを平滑化する
シグナルは、MACDの値をさらに平均化した線です。
MACDとシグナルの位置関係から、勢いの変化を確認します。
初めて使う場合は、まず12・26・9のまま観察してください。
相場に合わせて数字を頻繁に変えると、後から都合のよい設定を探す
過剰最適化になることがあります。
期間設定の考え方は、FXインジケーターのパラメーターをデフォルトで使う考え方も参考になります。
MT4のMACDの表示と見方
MT4の標準MACDでは、MACDが棒グラフ、シグナルが線で表示されます。
一般的な2本線のMACDと見た目が異なるため、この違いを最初に理解しておきましょう。
ゴールデンクロスとデッドクロス
MACDの棒がシグナル線を下から上へ抜ける動きを、ゴールデンクロスと呼びます。
反対に上から下へ抜ける動きがデッドクロスです。
ただし、クロスしただけで売買を決めると、値動きの小さいレンジ相
場でだましが増えやすくなります。
0ラインで相場の方向を確認する
MACDが0より上にあるときは短期EMAが長期EMAより上、
0より下なら短期EMAが長期EMAより下にある状態です。
クロスの方向と0ラインの位置を組み合わせると、単独のサインより条件を絞れます。
MACDの色・太さ・期間を変更する方法
表示が見にくい場合は、数値より先に色や太さを調整すると観察しやすくなります。
プロパティを開く
MACDのサブウィンドウ上で右クリックし、「MACDプロパティ」を選びます。
「パラメーター」で期間、「色の設定」で色と線の太さを変更できます。
変更前の条件をメモする
期間を試すときは、時間足、通貨ペア、期間、判定結果をセットで記録します。
条件を混ぜると、設定の差なのか相場環境の差なのかを判断できません。
MACDをMT4から削除する方法
不要になったMACDは、チャート自体を閉じなくても削除できます。
サブウィンドウから削除する
MACDの表示部分で右クリックし、「表示中のインジケータ」からMACDを選んで削除します。
表示部分の右クリックメニューに「インジケータを削除」が出る環境では、
そこから直接削除できます。
MACDがMT4に表示されないときの確認項目
標準MACDは通常すぐに表示されますが、チャート配色やウィンド
ウの高さで見えにくいことがあります。
色とサブウィンドウを確認する
背景と同じ色になっていないか、サブウィンドウの高さが潰れていないかを確認します。
境界線を上にドラッグすると表示領域を広げられます。
カスタムMACDと標準MACDを区別する
ネットから入手したMACDは、標準版と表示形式や入力項目が異なる場合があります。
ナビゲータ内の保存場所とファイル名を確認し、
まず標準のMACDで操作を覚えると混乱を防げます。
MACDのMT4設定でよくある質問
ここでは、設定時に迷いやすい点をまとめます。
おすすめの設定値はありますか?
初めは標準の12・26・9から始めるのが分かりやすいでしょう。
この数値だけで将来の値動きを確実に予測できるわけではありません。
スマホ版MT4でもMACDは使えますか?
スマホ版でも標準MACDは使えますが、PC版とメニュー構成が異なります。
チャート画面のインジケーターアイコンからMACDを選択します。
MACDだけで売買してもよいですか?
MACDは相場の勢いを整理する材料の1つであり、
単独で必ず正しい売買判断を示すものではありません。
上位足の方向、サポート・レジスタンス、損切り位置と一緒に確認してください。
MACDを初めて使う1週間の練習方法
設定の目的は、インジケーターを表示することではなく、どの場面で参考になり、
どの場面で当てにならないかを知ることです。
すぐにリアル取引で使わず、次の順番で観察してみましょう。
1日目は設定と表示の違いを確認する
同じ通貨ペアの1時間足と15分足に標準MACDを表示し、
クロスが出るタイミングを比較します。
短い時間足ほどクロスが多く、サインの後にすぐ反転する場面も多いことを確認できます。
2日目から5日目はクロスを記録する
ゴールデンクロスまたはデッドクロスを見つけたら、日時、0ラインの上下、
上位足の方向をメモします。
その後に価格がどちらへ動いたかを、同じ本数が経過した時点で確認します。
6日目と7日目はだましの共通点を探す
クロスの後に値動きが続かなかった例を集め、移動平均線の向き、
直近高値・安値までの距離、値幅の大きさを比較します。
「何回当たったか」だけでなく、「どの条件で見送るべきか」を見つけると、
実際の判断ルールに近づきます。
MACD設定後に残すと役立つ記録
設定を再現できるよう、通貨ペア、
時間足、高速EMA、低速EMA、シグナルの数値をメモします。
判定時のチャートを保存する
クロスが出た場面の画像と、
その時点で売買した理由または見送った理由を残します。
数日後に結果だけを見ると、
当時は見えていなかった情報を使って判断したと思い込むことがあります。
設定変更は1項目ずつ行う
高速EMAと低速EMAを同時に変えると、
どちらの変更が結果に影響したのかを判断しにくくなります。
比較するときは1項目だけ変え、
変更前と同じ期間・通貨ペアで結果を確認してください。
MACDをMT4に設定する手順とは?表示方法・期間12・26・9の意味や見方についてわかりやすく解説してみた:まとめ
MACDはMT4の「挿入」から数クリックで表示できます。
最初は標準値12・26・9を使い、MACDとシグナルの交差、
0ラインとの位置を観察しましょう。
判断を1回ずつ記録することが、数値を次々と変えるよりも実践的な第一歩です。