【FXのテクニカル分析】相場のノイズに騙されない!!日本発の非時系列チャート『練行足』について徹底解説してみた
相場のノイズに騙されない!! 日本発の非時系列チャート『練行足』について徹底解説してみました。 目次 練行足とは練行足の特徴時間の概念を持たず値動きした幅だけ描画される上昇や下降の連続性が視覚的に判断しやすいトレンドの押 […]

- 練行足とは
- 練行足の特徴
- 練行足とローソク足の違い
- 練行足とローソク足はどう使い分ければいいか
- MT4・MT5で練行足チャートを表示する方法と注意点
相場のノイズに騙されない!!
日本発の非時系列チャート『練行足』について徹底解説してみました。
練行足とは

練行足(れんこうあし)とは、時間軸で動いているローソク足などのチャートではなく、
ボラティリティ(価格変動)によって動く非時系列チャートになります。
練行足は日本で誕生していますが、海外で根強い人気のあるチャートになります。
ローソク足などの時系列チャートは、決まった時間に達した場合に次の足が描画されますが、
練行足の場合は『決めた一定の値幅の価格変動がある場合に』描画されていきます。
例えば、練行足で10Pipsと設定すれば10Pips以上の値動きがなければ描画されません。
練行足のような非時系列チャート他にも
ポイント&フィギュア、新値足、カギ足、RAI(時系列練行足)などがあります。
・練行足は値動きした幅のみで描画される。
練行足の特徴
練行足の特徴について説明してきます。
・上昇や下降の連続性が視覚的に判断しやすい
・トレンドの押し目や戻りが把握しやすい
時間の概念を持たず値動きした幅だけ描画される
練行足は、非時系列なので時間の概念を持たず値動きした幅だけ描画されます。
上昇や下降の連続性が視覚的に判断しやすい
練行足は決められた値幅未満の小さな値動きは描画しないので、
『トレンドの動きのみ』が表示されます。
ですので、上がっているや下がっているなどの判断に左右されず、
価格変動の連動性を的確に判断することができます。
またトレンドが発生していないレンジ相場の見極めも簡単です。
トレンドの押し目や戻りが把握しやすい
練行足は『トレンド中の押し目や戻りが把握しやすい』です。
練行足では、細かいノイズである小さな値動きやひげなどを排除しているので
大きなトレンドだけを捉えやすく、トレンド中の押し目や戻りには優位性の高くなります。
練行足とローソク足の違い
練行足とローソク足の違いですが、練行足は非時系列チャートです。
ローソク足の場合は一つの足に対して一つの時間が対応しています。
しかし、連行足の場合は時間を考慮せずに値動きに対して描画されます。
練行足は『価格の動きのみを判断するチャート』ということになります。
また、練行足にはローソク足のようなひげがありませんし、一定の長さで描画されます。
ですので、ローソク足のヒゲや細かな値動き等のノイズが排除されるので、
大きなトレンドだけを把握しやすいです。
・練行足はローソク足の本体のように一定の長さで描画される
・ローソク足のヒゲや細かな値動き等のノイズが排除される。
練行足とローソク足はどう使い分ければいいか
「練行足だけ見ていればいい」というわけではありません。練行足には時間の概念がないため、エントリーの根拠には向いていても、決済のタイミングを時間軸で管理することができないという弱点があります。
・練行足が不向きな場面:スキャルピングのように「何分何秒にエントリーしたか」を管理したいとき、経済指標発表など時間軸そのものが重要なイベントを跨ぐとき
・実践的な使い方:ローソク足でエントリータイミングと時間管理を行いつつ、同じ通貨ペアの練行足チャートをサブモニターで並べて「大きな流れが崩れていないか」を確認する
レンジ相場では、練行足は陽線と陰線が交互に短く入れ替わるため、ローソク足よりも「今はトレンドが出ていない」という判断が視覚的にわかりやすくなります。逆に言えば、練行足単体でエントリーの秒単位のタイミングを取ろうとすると、値幅が確定するまで足が描画されないぶん、エントリーが本来のブレイクよりも遅れる点には注意が必要です。
ポイント&フィギュア(〇と×の記号で描画する非時系列チャート)やカギ足(一定の転換幅で線を引くチャート)も同じ「時間を無視して値幅だけを見る」という発想は共通していますが、練行足はローソク足に近い見た目のまま値幅だけを非時系列化しているため、ローソク足に慣れたトレーダーが最初に試す非時系列チャートとして扱いやすいという違いがあります。
MT4・MT5で練行足チャートを表示する方法と注意点
MT4・MT5には標準で練行足チャートは搭載されていません。表示するには、後述のダウンロードリンクにあるようなカスタムインジケーター(またはEA形式のチャート生成ツール)を導入する必要があります。
・MT4/MT5を再起動、またはナビゲーターウィンドウでインジケーターを更新する
・値幅(何Pipsごとに1本の足を描画するか)をパラメーターで設定してからチャートに適用する
注意点として、練行足は「値幅の設定次第で見え方がまったく変わる」チャートです。値幅を狭くしすぎるとローソク足とほとんど変わらないノイズの多いチャートになり、逆に広くしすぎると足の確定が遅れてダマシに気づくのも遅くなります。通貨ペアの平均的な値動き(ATRなど)を参考に、まずは狭め・広めの2パターンを両方表示して見比べてから値幅を決めることをおすすめします。また、非公式のインジケーターを導入する形になるため、公式の配布元や信頼できるコミュニティで配布されているものを使い、出所不明のファイルは避けてください。
練行足でトレード判断方法
練行足でトレード判断方法について紹介していきます。
・下降トレンドの判断は陽線から陰線に切り替わり同色の足が続いて描画される場合
・レンジ相場の判断は異なる色の足が交互に続いて描画されている場合
・サポートラインとレジスタンスラインとして機能する
・ブレイクアウトとして機能する
上昇トレンド
上昇トレンドの判断は『陰線から陽線に切り替わり同色の足が続いて描画される場合』になります。
下降トレンド
下降トレンドの判断は『陽線から陰線に切り替わり同色の足が続いて描画される場合』になります。
レンジ相場
レンジ相場の判断は『異なる色の足が交互に続いて描画されている場合』です。
サポートラインとレジスタンスラインとして機能する
練行足は、サポートラインとレジスタンスラインに機能します。
ブレイクアウトとして機能する
練行足は、サポートとレジスタンスのレンジ内で反発を繰り返した後に
ボックスレンジを抜けた後のブレイクアウトも機能します。
練行足には移動平均線を組み合わせるのがオススメ
練行足に移動平均線を組み合わせるのがオススメです。
移動平均線について以下の記事を参照してください。
練行足は『あらかじめ決められた値幅以上に相場場動いた場合のみ』ブロックが表示されます。
それ以下の値動きであれば形は変わりません。
そのため『値動きに対して注意深く判断することができる』ということです。
この練行足自体の移動平均線を表示させることで、トレンドの判断が非常に理解しやすくなります。
練行足のダウンロード
練行足は以下のリンクからダウンロード可能です。
まとめ
今回は練行足について紹介しました。FXというのは非常に様々な分析方法があるので、
自分がどのように分析するのかで必要となるものが異なってきます。
ローソク足が合わないと感じた人は練行足もぜひチャレンジしてみてください。