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【FXのテクニカル分析】勝率約90%とも言われている!?世界中のトレーダーが重視している『ハーモニックパターン』についてまとめてみた

今回は、海外の一部トレーダーの間で「勝率90%」とも言われている 『ハーモニックパターン』についてまとめてみました。 目次 FXでハーモニックパターンを活用するとめちゃくちゃ強いハーモニックパターンを極めるのであればまず […]

ハーモニックパターンを解説する記事のアイキャッチ、ダークネイビー背景に「ハーモニック」の文字とブルーのグラフ装飾
この記事でわかること
  • FXでハーモニックパターンを活用するとめちゃくちゃ強い
  • ハーモニックパターンを極めるのであればまずはフィボナッチを理解する
  • ハーモニックパターンとは
  • FXでハーモニックパターンをトレードで活用する方法
  • FXのハーモニックパターンの4種類

今回は、海外の一部トレーダーの間で「勝率90%」とも言われている

『ハーモニックパターン』についてまとめてみました。

FXでハーモニックパターンを活用するとめちゃくちゃ強い

ハーモニックパターンというのはご存知でしょうか?

フィボナッチを活用するトレーダーであれば知っている人が多いと思います。

このハーモニックパターンと呼ばれるものは

多くのトレーダーが活用しているテクニカル分析の1つの手法になります。

海外のトレーダーの発信などでは「ハーモニックパターンだけで勝率90%以上」といった言い方を見かけることがありますが、

この数値の出典となる統計データや検証結果は確認できていません。

体感値やアンケート的な言説として広まっているだけの可能性が高いので、この数字自体を鵜呑みにせず、

「精度の高い反転シグナルとして意識するトレーダーが多い手法」くらいに捉えておくのが安全です。

今回はそんなハーモニックパターンについて、形状の見分け方から実践での難しさまで詳しく解説していきたいと思います。

ハーモニックパターンを極めるのであればまずはフィボナッチを理解する

FX ハーモニックパターン

ハーモニックパターンを極めるのであればまずはフィボナッチを理解することが大切です。

フィボナッチを活用して分析するのがハーモニックパターンですので、

フィボナッチをまずは理解することが重要となります。

FXのフィボナッチリトレースメント・エクスパンション・エクステンションの使い方や引き方についてわかりやすく解説してみた
フィボナッチとは、フィボナッチ数列を活用したラインのことです。 フィボナッチ数列は黄金比に近づいていく特徴があり、この黄金比は多くのトレーダーが意識しているため反応しやすいラインになります。 今回は、FXのフィボナッチリトレースメント・エクスパンション・エクステンションの使い方や引き方についてわかりやすく解説してみました。

通常のフィボナッチリトレースメントは、直近の高値・安値の値幅に対して『38.2%』『50%』『61.8%』といった戻しの水準を見るのが基本ですが、

ハーモニックパターンではそこに『78.6%』『127.2%』『161.8%』『261.8%』のような、100%を超えるフィボナッチ・エクステンション(拡張)の水準まで組み合わせて使います。

つまり「押し目・戻り目がどこまで入るか」だけでなく「値幅がどこまで伸びやすいか」も同時に測っているのがハーモニックパターンの考え方です。

このため、フィボナッチリトレースメントとエクステンションの両方をチャートに引けるようになっておくことが、ハーモニックパターンを実践する前提条件になります。

ハーモニックパターンとは

ハーモニックを日本語にすると『調和』を意味しております。

何を調和するのかというと『フィボナッチ』に調和します。

ですので前章でハーモニックパターンを学ぶ前に

フィボナッチを理解してくださいとお伝えしたのですね。

ハーモニックパターンというのは基本的に2つの三角形を組み合わせたパターンになります。

この三角形の組み合わせの端で相場が反転するというのが、

ハーモニックパターンと呼ばれるものになります。

もう少し具体的に言うと、相場の動きをX→A→B→C→Dという5つの点で捉え、それぞれの区間(XA、AB、BC、CD)の値幅の比率がフィボナッチ数列に沿っているかどうかで、Dポイント付近を「反転が起きやすいゾーン」として絞り込む手法です。このDポイント周辺のことを実践ではPRZ(Potential Reversal Zone=反転が期待されるゾーン)と呼びます。

ハーモニックパターンはアメリカの投資家スコット・カーニー氏が体系化したことで広まったチャートパターンで、現在は欧米圏を中心に活用するトレーダーが多いと言われています。

そのため、ユーロやドルなどの通貨ペアではこのハーモニックパターンを意識した値動きが出やすいという声もありますが、これも「意識している海外トレーダーが多い」という傾向の話であり、必ずそう動くという保証ではない点は押さえておきましょう。

FXでハーモニックパターンをトレードで活用する方法

FXでハーモニックパターンをトレードで活用する方法ですが、

基本的には逆張りでトレードすることが大切です。

ハーモニックパターンを学び理解することで、特定のパターンとフィボナッチの比率から

『相場が反転するポイントを絞り込むことができる』

ので、逆張りでトレードすることが良いということですね。

ただし、PRZ(Dポイント付近)に価格が到達した瞬間に飛び乗るのはおすすめできません。フィボナッチの比率が一致していても、そこで必ず反転するわけではないからです。実践では次のような確認を挟んでからエントリーするトレーダーが多いです。

・PRZ付近でヒゲの長い反発ローソク足(ピンバー・包み足など)が出るのを待つ
・RSIやMACDなど別の指標でダイバージェンス(逆行現象)が出ているか確認する
・上位足のトレンド方向と極端に逆行するエントリーは避ける
・損切りはXポイントの少し外側に置き、値幅に対してリスクを限定する

これらの確認を省いて「比率が合ったから」だけでエントリーすると、ダマシに巻き込まれやすくなります。

FXのハーモニックパターンの4種類

FX ハーモニックパターン

FXのハーモニックパターンの4種類についてご紹介したいと思います。

ハーモニックパターンはパターンと言われるだけ複数の種類が存在します。

今回は代表的な4つのハーモニックパターン

「バット」「ガートレー」「クラブ」「バタフライ」の4種類についてご紹介したいと思います。

・バット
・ガートレー
・クラブ
・バタフライ

いずれも「XABCDの5点構造」という骨格は共通していますが、Bの戻しの深さDの伸び幅の基準が種類ごとに違います。ここが見分け方の最大のポイントになるので、次の各パターンではこの2点を意識しながら読んでみてください。

FXのハーモニックパターンの種類1:バットパターン

FX ハーモニックパターン バットパターン

バットパターンの場合は、Aまで下落してBの戻しの割合が『38.2%〜50%』となります。

ハーモニックパターンであるガートレーに比べると戻しの割合が小さいです。

そしてBからCへと押し目が入るのですがこの割合は『38.2%〜88.6%』であり

これはガートレーと同じ割合になります。

その後、Dへと向かいますが全戻し以降の点が、『161.8%〜261.8%』と決まっています。

そして88.6%になります。

バットパターンは4種類の中でもBの戻しが浅めなので、「Xの安値・高値を更新しないまま反転していくパターン」として覚えておくと、他のパターンと見分けやすくなります。

バットパターンのポイント

バットパターンのポイントについてです。

・Bの戻しの割合が『38.2%〜50%』になる。
・BからCへと押し目の割合が『38.2%〜88.6%』になる。

FXのハーモニックパターンの種類2:ガートレーパターン

FX ハーモニックパターン ガートレーパターン

ガートレーパターンはハーモニックパターンでも代表的なパターンです。

Aに下落し始めてBに対する戻しの割合が『61.8%』に止まります。

ガートレーパターンはこの『61.8%』で止まるというのがポイントになります。

そしてBから再度下落しCの値まで落ちていますが、

この押し目の割合が『38.2%〜88.6%押し』の中に収まることも大切です。

Cから反転してDに向かいこの戻しの割合が『78.6%』になります。

ガートレーは4種類の中で最も基本形とされるパターンで、値動きの伸び幅が比較的コンパクトにまとまるのが特徴です。その分、他の3パターンよりも比率のズレが目立ちやすく、「教科書通りに近い形」が出たときほど信頼度が高いと語られやすいパターンでもあります。

ガートレーパターンのポイント

ガートレーパターンのポイントについてです。

・Aに下落し始めてBに対する戻しの割合が『61.8%』になる。
・Dの戻しの『78.6%』になる。

FXのハーモニックパターンの種類3:クラブパターン

FX ハーモニックパターン クラブパターン

クラブパターンはAまで下落してBの戻しの割合が『38.2〜61.8%』になると決まっています。

そしてCの押し目が『38.2〜88.6%』になります。

このCはガートレー、バット、バタフライでも一緒です。

そしてDが『161.8%』と固定されていています。

これがクラブパターンの最大の特徴になります。

クラブパターンはDがXポイントを大きく超えて伸びる、いわゆる「行き過ぎた動き」を示すパターンです。値幅が伸びやすい分、損切り幅も広くなりがちなので、他のパターンよりもロット管理を慎重にする必要があります。

クラブパターンのポイント

クラブパターンのポイントについてです。

・Aまで下落してBの戻しの割合が『38.2〜61.8%』になる
・Dが『161.8%』と固定されていている

FXのハーモニックパターンの種類4:バタフライパターン

FX ハーモニックパターン バタフライパターン

バタフライパターンは、Aまで下落してBまでの戻しの割合が『78.6%』と固定になります。

ガートレーと同じようにBの割合が固定となっています。

ガートレーの場合は、Bの割合は『61.8%』になります。

バタフライの特徴の1つがBの戻しが大きいので抑えておきましょう。

そしてCの押し目の割合が『38.2%〜88.6%』であり、

これは、ガートレーもバットも同じになります。

バタフライのDの割合は『127.2%〜161.8%』のXAに対する延長(エクステンション)になります。クラブと同じく「Xポイントを超えて伸びる」パターンですが、クラブのDが161.8%固定でより深く伸びるのに対して、バタフライは127.2%付近で止まることも多く、クラブより値幅が浅めで収まる傾向がある点が見分けのポイントです。

バタフライはBがXポイント付近まで深く戻ってくるのが最大の特徴で、他の3パターンよりも「Xを試しにいく動き」に見えやすいパターンです。Dの伸び幅に127.2%〜161.8%と幅があるぶん、PRZをピンポイントの価格ではなく「帯(ゾーン)」として捉え、その中での反発サインを待つ姿勢がより重要になります。

バタフライパターンのポイント

バタフライパターンのポイントについてです。

・Aまで下落してBまでの戻しの割合が『78.6%』と固定になる
・バタフライは戻しが深い。

4パターンの比較早見表

4種類の比率を並べて見た方がパターンの違いを掴みやすいので、簡単な早見表にまとめました。実際のチャートでXABCDを取ったときに、この表と照らし合わせて種類を絞り込んでみてください。

・バット:Bの戻し38.2〜50%(4種の中で最も浅い)/Dは88.6%でXの手前で止まる
・ガートレー:Bの戻し61.8%固定/Dは78.6%でXの手前で止まる(最も基本形)
・クラブ:Bの戻し38.2〜61.8%/Dは161.8%固定でXを大きく超えて伸びる
・バタフライ:Bの戻し78.6%固定(4種の中で最も深い)/Dは127.2〜161.8%でXを超えて伸びる

見分け方のコツは、まずBの戻しの深さで「バット・ガートレー・クラブ(Xの手前で反発)」か「バタフライ(Xの近くまで戻る)」かを大まかに絞り込み、次にDがXを超えるかどうかで「バット・ガートレー(Xの手前で反転)」か「クラブ・バタフライ(Xを超えて伸びる)」かを見極める、という2段階のチェックです。

ハーモニックパターンを実践する上での難しさ

ここまで4種類のパターンを紹介してきましたが、ハーモニックパターンは「知っていればすぐ勝てる」ような単純な手法ではありません。実践する上ではいくつかの壁があります。

①パターン認識に主観が入りやすい

XABCDの各点をどこに取るかはトレーダーの裁量に委ねられており、同じチャートを見ても人によってXやAの位置がズレることがあります。特に細かい値動きが多い相場では、どのスイング(高値・安値)を採用するか自体が曖昧になりやすく、「後から見ると綺麗なパターンに見えるが、リアルタイムでは判断できなかった」ということが起こりがちです。

②比率がぴったり一致することはほとんどない

教科書に載っている比率(61.8%や78.6%など)にきっちり一致するケースは少なく、実際には数%〜十数%程度の許容範囲(トレランス)を持たせて「近い比率」として扱うのが一般的です。この許容範囲の取り方が緩いほど「パターンらしきもの」が量産されてしまい、結果的にダマシも増えます。

③ダマシが多く、Dポイントで反転しないことも普通にある

比率が一致していても、Dポイント(PRZ)で反転せずそのまま同じ方向にブレイクしていくことは珍しくありません。ハーモニックパターンは「反転しやすいゾーンを示すもの」であって、「反転を保証するもの」ではないという前提を忘れると、比率が合っただけで逆張りエントリーを繰り返し、含み損を広げてしまうリスクがあります。

④他の分析手法と組み合わせる前提の手法である

上記の理由から、ハーモニックパターン単体で判断するのではなく、ローソク足の反発サイン、オシレーター系指標のダイバージェンス、上位足の環境認識といった他の根拠と重ねて使うことで、ようやく実践的な精度に近づく手法だと捉えておくのが現実的です。「勝率90%」のような数字を追いかけるより、この確認プロセスを丁寧に積み重ねることの方が重要です。

まとめ

今回はFXのハーモニックパターンについてでした。

ハーモニックパターンは理解するのにフィボナッチを学ぶ必要があるので、

まずはフィボナッチについてしっかりとマスターしてから応用としてハーモニックパターンを

トレードでも活用できるようにしましょう!!

自分でXABCDを描いてPRZを絞り込めるようになるまでは、まずはチャート上で過去のパターンを見返しながら、比率のズレやダマシのパターンを実際に検証してみることをおすすめします。

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