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MMXM(Market Maker Model)とは?MMBM・MMSMの見分け方とマルチタイムフレーム分析での使い方についてわかりやすく解説してみた

MMXM(Market Maker Model)を、SMC全体の基礎解説では扱いきれなかった実践レベルまで深掘り。MMBM・MMSMの値動きの型、チャート上での見分け方、Power of 3・IPDAフローとの対応、マルチタイムフレーム分析での具体的な使い方を整理します。

MMXM(Market Maker Model)を表すダークネイビー背景に白文字のアイキャッチ画像、右側に上昇する折れ線チャート
この記事でわかること
  • MMXM(Market Maker Model)とは何か(前提の整理)
  • MMXMとPower of 3・IPDAフローの関係
  • MMBM(Market Maker Buy Model)の値動きの型
  • MMSM(Market Maker Sell Model)の値動きの型
  • チャート上でMMBM/MMSMを見分ける実践手順

「MMXMって結局、上位足の押し目や戻りと何が違うの?」

SMC(スマートマネーコンセプト)やICT系の解説では、

MMXMは「MMBM(買い)とMMSMの総称」という基礎定義で

終わりがちで、見分け方までは踏み込みません。

この記事では基礎用語を整理したうえで、MMBM・MMSMの

値動きの型、見分け方、Power of 3・IPDAフローとの対応、

MTF分析での使い方まで実践レベルで深掘りします。

この記事で分かること
・MMXMの基礎定義とMMBM/MMSMの違い
・Power of 3・IPDAフローとの対応関係
・MMBM/MMSMの値動きの型(段階ごとの流れ)
・チャート上での見分け方の実践手順
・マルチタイムフレーム分析での使い方
  1. MMXM(Market Maker Model)とは何か(前提の整理)
    1. MMXMの基本定義とMMBM・MMSMの違い
    2. SMC全体像の中でMMXMがどこに位置するか
  2. MMXMとPower of 3・IPDAフローの関係
    1. Power of 3(AMD)とMMXMの対応関係
    2. IPDAのフロー(Consolidation/Expansion/Retracement/Reversal)との対応
    3. 上位足のPD Arrayと下位足のMMXMのつながり
  3. MMBM(Market Maker Buy Model)の値動きの型
    1. MMBMが発生しやすい条件(上位足の目線)
    2. MMBMの値動きの流れ(段階ごとの整理)
    3. MMBMのイメージ例(仮の数値)
  4. MMSM(Market Maker Sell Model)の値動きの型
    1. MMSMが発生しやすい条件
    2. MMSMの値動きの流れ(段階ごとの整理)
    3. MMSMのイメージ例(仮の数値)
    4. MMBMとMMSMの違いを表で比較
  5. チャート上でMMBM/MMSMを見分ける実践手順
    1. 手順1:上位足でバイアスとPD Arrayを確認する
    2. 手順2:操作(Manipulation)のダマシを待つ
    3. 手順3:CHoCH/BOSとディスプレイスメントで転換を確認する
  6. マルチタイムフレーム(MTF)分析でのMMXMの使い方
    1. 上位足でバイアスを決め下位足でMMXMを探す基本の流れ
    2. 時間足の組み合わせ例(日足→4時間足→1時間足)
  7. MMXMを使う際の注意点
    1. MMXMの型だけを断定材料にしない
    2. 検証・デモトレードでの練習の重要性
  8. よくある質問
    1. MMXMとは何の略ですか?
    2. MMXMとPower of 3(AMD)の違いは何ですか?
    3. MMXMは何時間足で使えますか?
    4. MMXMだけでエントリーしても大丈夫ですか?
    5. MMXMは単なる押し目買い・戻り売りと何が違いますか?
  9. MMXM(Market Maker Model)とは?MMBM・MMSMの見分け方とマルチタイムフレーム分析での使い方についてわかりやすく解説してみた:まとめ

MMXM(Market Maker Model)とは何か(前提の整理)

まずはMMXMの基礎定義を短く整理します。用語の全体像は

後述するSMC全体像の記事で解説しているため、ここでは

要点だけに絞ります。

MMXMの基本定義とMMBM・MMSMの違い

MMXMは「Market Maker Model」の略称です。IPDA

(Interbank Price Delivery Algorithm)のアルゴリズムを

ベースにした売買プログラムの型だとされ、買い方向を

「MMBM」、売り方向を「MMSM」と呼び分けます。

用語メモ
MMXM=MMBM/MMSMの総称
MMBM=買い方向の値動きの型
MMSM=売り方向の値動きの型

SMC全体像の中でMMXMがどこに位置するか

MMXMは、Order Block・流動性・Market Structureなど

他のSMC概念と組み合わせて使う概念です。SMC全体の土台は、

海外で主流とされているSMC(スマートマネーコンセプト)とは?

トレード方法や考え方について徹底解説してみたで

先に整理してあります。この記事ではそこで軽く触れた

MMXMを主題として深掘りします。

MMXMとPower of 3・IPDAフローの関係

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MMXMの理解に欠かせないのが、Power of 3(AMD)と

IPDAフローという2つの関連概念との対応関係です。

Power of 3(AMD)とMMXMの対応関係

Power of 3は相場を「蓄積→操作→分配」の3局面で捉える

考え方です。MMXMは、このAMDの流れを上位足の1トレンド

区間の中で買い・売りの型として表したものです。詳しくは、

SMC(スマートマネーコンセプト)の3つの相場状態を表す

考え方「Power of 3」について徹底解説してみたで確認できます。

IPDAのフロー(Consolidation/Expansion/Retracement/Reversal)との対応

IPDAには「Consolidation→Expansion→

Retracement→Reversal」という4つの状態

(AMDXサイクル)があるとされています。

MMXMに当てはめると、Consolidationでレンジが作られ、

Expansionで操作と本来方向への値動きが発生し、

Retracementで押し目・戻りが入る、という流れです。

上位足のPD Arrayと下位足のMMXMのつながり

上位足がPremium/Discountのどちらかを先に確認し、

下位足でMMXMの型をなぞっているかを見るのが基本です。

SMC(スマートマネーコンセプト)で重要な「Market Structure」

について徹底解説してみたでBOS・CHoCHの定義も

あわせて確認すると理解しやすくなります。

MMBM(Market Maker Buy Model)の値動きの型

MMBMとMMSMそれぞれの値動きの型を段階ごとに整理します。

まずは買い方向のMMBMからです。

MMBMが発生しやすい条件(上位足の目線)

MMBMは、上位足が下落トレンド終盤やDiscountゾーンで

反発を探る局面で意識されやすい型とされています。

安値圏で下方向へのダマシ(SSL刈り取り)が入ったあとの

反発が最初の着目ポイントです。SSLはSell-side Liquidityの

略で、安値圏に集まりやすい売り注文や損切り注文の

流動性を指します。

MMBMの値動きの流れ(段階ごとの整理)

MMBMはおおまかに次の段階で進むとされています

(毎回すべてがそろうとは限りません)。

MMBMの値動きの流れ(目安)
①オリジナルコンソリデーション(元になるレンジ)
②操作(Manipulation)=安値側のSSLを刈り取る下抜け
③ディスプレイスメント=反転して勢いよく上昇する陽線
④リテースメント=上昇後の押し目・戻り
⑤分配(Distribution)=本来の上昇方向への値動き継続

MMBMのイメージ例(仮の数値)

USD/JPYを例にした仮の数値で確認します

(実際の値動きを保証するものではありません)。

①148.80〜149.00円でレンジ(オリジナルコンソリデーション)

②148.70円まで下抜け(SSL刈り取り=操作)

③反転して149.10円まで一気に上昇(ディスプレイスメント)

④148.95円付近まで押し目(リテースメント)

⑤149.30円方向へ上昇継続(分配)

安値側へのダマシを挟んでから反転上昇する流れが

MMBMの基本イメージです。

MMSM(Market Maker Sell Model)の値動きの型

MMSMはMMBMを上下反転させた型ですが、あらためて整理します。

MMSMが発生しやすい条件

MMSMは、上位足が上昇トレンド終盤やPremiumゾーンで

反落を探る局面で意識されやすい型とされています。

高値圏で上方向へのダマシ(BSL刈り取り)が入ったあとに

反落するかどうかが着目ポイントになります。BSLはBuy-side

Liquidityの略で、高値圏に集まりやすい買い注文や

損切り注文の流動性を指します。

MMSMの値動きの流れ(段階ごとの整理)

MMSMも、MMBMと同じ考え方で次のような段階に整理できます。

MMSMの値動きの流れ(目安)
①オリジナルコンソリデーション(元になるレンジ)
②操作(Manipulation)=高値側のBSLを刈り取る上抜け
③ディスプレイスメント=反転して勢いよく下落する陰線
④リテースメント=下落後の押し目・戻り
⑤分配(Distribution)=本来の下落方向への値動き継続

MMSMのイメージ例(仮の数値)

MMBMと対になる下落方向の例として、USD/JPYを使った

仮の数値で確認します(実際の値動きを保証するものでは

ありません)。

①149.30〜149.50円でレンジ(オリジナルコンソリデーション)

②149.60円まで上抜け(BSL刈り取り=操作)

③反転して149.20円まで一気に下落(ディスプレイスメント)

④149.35円付近まで戻り(リテースメント)

⑤149.00円方向へ下落継続(分配)

高値側へのダマシを挟んでから反転下落する流れが

MMSMの基本イメージです。

MMBMとMMSMの違いを表で比較

内容を比較表で整理します。

比較項目 MMBM(買い) MMSM(売り)
発生しやすい局面 下落トレンド終盤・Discountゾーン 上昇トレンド終盤・Premiumゾーン
操作(Manipulation)の方向 下抜け(SSL刈り取り) 上抜け(BSL刈り取り)
ディスプレイスメントの方向 上昇(陽線主体) 下落(陰線主体)
分配(Distribution)の方向 上昇継続 下落継続

チャート上でMMBM/MMSMを見分ける実践手順

実際のチャートでMMBM/MMSMを見分ける手順を整理します。

手順1:上位足でバイアスとPD Arrayを確認する

日足や4時間足でPremium側かDiscount側かを確認します。

Discount側ならMMBM、Premium側ならMMSMを想定します。

手順2:操作(Manipulation)のダマシを待つ

直近の高値・安値をわずかに超えてから反転する値動き

(流動性の刈り取り)が出るかを確認します。超える前の

先回りエントリーは避けましょう。

手順3:CHoCH/BOSとディスプレイスメントで転換を確認する

操作のあと、下位足でCHoCHやBOSが出ているか、勢いのある

陽線・陰線(ディスプレイスメント)が伴うかを確認します。

補足
CHoCH・BOSの定義や見分け方は、
前述のMarket Structure記事で
詳しく解説しています

この3つがそろって初めて型の成立が判断できます。

マルチタイムフレーム(MTF)分析でのMMXMの使い方

MMXMは複数の時間足を組み合わせて使います。

上位足でバイアスを決め下位足でMMXMを探す基本の流れ

上位足でPD Arrayを確認しバイアスを決めたうえで、

下位足に切り替えてMMBM/MMSMの型が出ていないかを

確認する、という順序が基本になります。

時間足の組み合わせ例(日足→4時間足→1時間足)

具体的な組み合わせのイメージは次の3段階です。

時間足の組み合わせ例
①日足:Premium/Discountとトレンド方向を確認
②4時間足:コンソリデーション候補と操作の有無を確認
③1時間足:CHoCH/BOSでエントリータイミングを絞る

MMXMを使う際の注意点

MMXMは便利な枠組みですが、過信すると判断を誤りやすく

なります。

MMXMの型だけを断定材料にしない

「操作が入ったから必ず成立する」とは言い切れません。

逆張りしたつもりがそのままトレンド継続することも

あるため、上位足のバイアスやCHoCH/BOSの確認を

省略しないことが重要です。

MMXMを断定材料にした場合に起きやすいこと
・操作が入っただけで即座に逆張りエントリーする
・上位足のバイアス確認を省略する
・CHoCH/BOSの確認なしに転換したと思い込む
MMXMを目安として使う場合の考え方
・上位足のPD Arrayとセットで方向性を確認する
・CHoCH/BOS・ディスプレイスメントの確認を省略しない

検証・デモトレードでの練習の重要性

過去チャートをさかのぼるほど型は見えやすくなります。

実弾でいきなり試さず、デモ口座や少額取引で検証を

重ねることをおすすめします。

よくある質問

MMXMとは何の略ですか?

「Market Maker Model」の略称です。買いの型を

MMBM、売りの型をMMSMと呼びます。

MMXMとPower of 3(AMD)の違いは何ですか?

Power of 3は相場を3局面で捉える枠組みで、MMXMは

そのAMDの流れを買い・売りの値動きの型として

具体化したものです。

MMXMは何時間足で使えますか?

特定の時間足に限定されず、日足から分足まで当てはめ

られます。ただし上位足でバイアスを決め、下位足に

落とし込むMTF分析が前提です。

MMXMだけでエントリーしても大丈夫ですか?

MMXM単体は根拠にしにくく、PD Array、流動性、CHoCH/BOS

など他のSMC概念と組み合わせて判断するのが基本です。

MMXMは単なる押し目買い・戻り売りと何が違いますか?

高値・安値の更新だけで判断せず、操作(ダマシ)による

SSL/BSLの刈り取りとディスプレイスメントの有無を

確認してから判断する点が異なります。

学習の進め方の目安
①この記事でMMBM/MMSMの型を押さえる
②SMC全体像の記事で用語を確認する
③Power of 3記事でAMDを整理する
④Market Structure記事でCHoCH/BOSを確認する
⑤少額やデモでチャートに当てはめて検証する

MMXM(Market Maker Model)とは?MMBM・MMSMの見分け方とマルチタイムフレーム分析での使い方についてわかりやすく解説してみた:まとめ

MMXM(Market Maker Model)は、上位足の値動きをMMBM(買い)と

MMSM(売り)の型に細分化して捉える考え方です。どちらも

コンソリデーションから操作、ディスプレイスメント、

リテースメント、分配という段階で進むと整理でき、

Power of 3やIPDAフローとも対応します。

まずはよく見る時間足で上位足のPD Arrayを確認し、

下位足にMMBM/MMSMの型が当てはまっていないか

探してみてください。型だけで断定せず、CHoCH/BOSと

あわせて確認する習慣が、MMXMを使う土台になります。

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