MT4のインジケーターの入れ方について標準・カスタムインジケーターの追加や削除の手順までわかりやすく解説してみた
MT4のインジケーターには、最初から使える標準インジケーターと、ファイルを追加して使うカスタム(外部)インジケーターの2種類があります。この記事ではそれぞれの入れ方から、表示されないときの対処法、不要になった際の削除・整理方法まで手順に沿って解説します。

- MT4のインジケーターとは?入れる前に知っておきたい基礎知識
- MT4に標準搭載されているインジケーターの入れ方(メニューバー操作)
- ナビゲーターウィンドウからインジケーターを追加する方法
- 外部(カスタム)インジケーターをダウンロードして追加する手順
- インジケーターが表示されない・反映されないときの対処法
MT4でインジケーターを使ってみようと思ったのに、
どこから追加すればいいのか分からず手が止まっていませんか。
標準インジケーターと、
自分で追加する外部(カスタム)インジケーターとでは入れ方の手順が異なるため、
最初に間違えると「反映されない」
「消し方が分からない」とつまずきがちです。
この記事では、標準インジケーターの表示方法から、カスタムインジケーターの保存・反映の手順、
表示されないときの対処法、削除方法まで操作順に沿って解説します。
1. 標準インジケーターをチャートに表示する手順
2. カスタム(外部)インジケーターの入手・保存・反映方法
3. インジケーターが表示されないときの対処法
4. 不要になったインジケーターの削除・整理方法
MT4のインジケーターとは?入れる前に知っておきたい基礎知識
インジケーターの入れ方を確認する前に、
MT4には大きく分けて2種類のインジケーターがあることを押さえておくと迷いにくくなります。
標準インジケーターとカスタム(外部)インジケーターの違い
MT4には最初からMACDやRSI、移動平均線などの「標準インジケーター」
が数十種類搭載されています。
これらはメニューやナビゲーターから選ぶだけで、すぐに使い始められます。
一方、標準搭載されていない指標を使いたい場合は、
ファイルを別途入手して追加する
「カスタム(外部)インジケーター」という扱いになり、
導入の手順そのものが異なります。
| 種類 | 代表例 | 入手方法 | 追加方法 |
|---|---|---|---|
| 標準インジケーター | MACD・RSI・移動平均線など | MT4に最初から搭載済み | 「挿入」メニューまたはナビゲーターから選択 |
| カスタム(外部)インジケーター | MQL5コミュニティ配布分など | 配布サイト・コミュニティからダウンロード | 「MQL4/Indicators」フォルダに設置して更新 |
ファイル形式(.ex4/.mq4)と保存先フォルダの役割
カスタムインジケーターは、
「.ex4」または「.mq4」という拡張子のファイルで配布されます。
これらのファイルを、MT4の「MQL4/Indicators」
フォルダに置くことで、MT4側から読み込めるようになります。
保存先フォルダを間違えると、
ファイルを入れたつもりでもインジケーター一覧に表示されないため、
置き場所の理解が最初の重要なポイントです。
導入前に確認しておきたい動作環境
MT4とMT5は別のプラットフォームのため、
MT4用の「.ex4」ファイルをMT5に入れても動作しません。
うまく動作しない場合は、FX業者のサポートに確認する方法もあります。
なお、TradingViewにインジケーターを追加する操作はMT4・MT5とは異なるため、こちらの記事でPC版・スマホアプリ版の手順を解説しています。
MT4に標準搭載されているインジケーターの入れ方(メニューバー操作)
まずはダウンロード不要な標準インジケーターの入れ方から確認します。
「挿入」メニューからインジケーターを選ぶ手順
MT4の上部メニューから「挿入」→「インジケーター」を選ぶと、
トレンド系・オシレーター系・出来高系などの分類ごとにインジケーターの一覧が表示されます。
使いたいインジケーターを選ぶと、そのままチャートに反映されます。
パラメータ設定画面で数値を調整する方法
インジケーターを選ぶと、期間や色を指定する設定画面が表示されます。
期間を短くすると反応が早くなり、長くすると緩やかになる、
という違いを覚えておくと調整しやすくなります。
表示したインジケーターをチャートから外す方法
不要になった場合は、チャート左上に表示されているインジケーター名を右クリックし、
「削除」を選ぶとチャートから外せます。
複数表示している場合は、「インジケーター一覧」から
個別に削除することもできます。
ナビゲーターウィンドウからインジケーターを追加する方法
メニュー操作のほかに、ナビゲーターウィンドウからインジケーターを追加する方法もあります。
1つ試すだけなら前章のメニュー操作で十分ですが、
複数のインジケーターを続けて試したいときは、
ナビゲーターからの操作のほうが手早く進められます。
ナビゲーターウィンドウの表示方法
画面上に表示されていない場合は、「表示」メニューの「ナビゲーター」
か、「Ctrl+N」を押すと表示されます。
「インジケーター」を開くと、標準・カスタムを問わず追加済みのものが一覧で確認できます。
ドラッグ&ドロップでチャートに適用する手順
ナビゲーターの一覧から使いたいインジケーターを選び、
そのままチャート上へドラッグ&ドロップするだけで適用できます。
メニューから選ぶ方法よりも、複数のインジケーターを続けて試したい場合に扱いやすい方法です。
複数のインジケーターを組み合わせて表示する場合の考え方
ナビゲーターからの追加は、
同じチャートに複数のインジケーターを重ねて表示したいときにも便利です。
ただし似た性質のインジケーターをいくつも重ねても、
得られる情報がほとんど増えないこともあるため、
組み合わせの考え方はMT4で使えるオススメのインジケーターについてまとめてみたの記事もあわせて参考にしてみてください。
外部(カスタム)インジケーターをダウンロードして追加する手順
ここからは、標準搭載されていないものを追加する手順を確認します。
入手先を確認するときのポイント
カスタムインジケーターは、メタクエーツ社が運営するMQL5コミュニティのほか、
配布・販売している外部サイトから入手できます。
入手元によって安全性や利用条件が異なるため、
判断に迷ったときは次の3点を確認すると安心です。
・公式のMQL5コミュニティなど運営元が明確なサイトを優先する
・レビューやダウンロード数、最終更新日を確認する
・利用規約や免責事項が明記されているか確認する
MQL4/Indicatorsフォルダへのファイルの入れ方
ファイルを入手したら、MT4の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選びます。
開いたフォルダの中の「MQL4」→「Indicators」の順に進み、
その中に入手した「.ex4」または「.mq4」ファイルをコピーします。
データフォルダの場所は業者や環境によって
多少異なることがあるとされています。
見つからない場合は、MT4の「ファイル」メニューから
「データフォルダを開く」を選ぶ方法が確実です。
MT4の再起動・更新でナビゲーターに反映させる方法
ファイルをフォルダに入れただけでは、まだナビゲーターの一覧に表示されません。
MT4を再起動するか、ナビゲーターウィンドウ内の「インジケーター」
を右クリックして「更新」を選ぶと、追加したインジケーターが一覧に表示されます。
・標準搭載されていない独自の視点を追加できる
・複数の情報を1つの表示にまとめられるものもある
・配布元によって安全性や更新状況にばらつきがある
・MT4とMT5でファイル形式に互換性がない
インジケーターが表示されない・反映されないときの対処法
ファイルを入れたのに表示されない場合の確認ポイントを整理します。
なお、TradingViewでインジケーターが表示されない・消えた場合の原因と対処法はこちらの記事で整理しています。
ナビゲーターで更新・再起動を試す
多い原因は、ファイルを入れた直後に
ナビゲーターの更新やMT4の再起動を行っていないケースです。
ナビゲーターを右クリックして「更新」を選ぶか、再起動してみてください。
保存先フォルダやファイル形式の間違いを確認する
「Indicators」フォルダの下の階層(サブフォルダ)に入れてしまっていたり、
「.ex4」
「.mq4」以外の形式のまま保存していたりすると表示されません。
拡張子と保存先の階層を見直してください。
セキュリティソフトやOSの設定でブロックされていないか確認する
環境によっては、セキュリティソフトやOSの設定によって
ファイルの実行がブロックされることがあります。
改善しない場合は、自己判断で設定を変更する前に、
FX業者のサポートに確認する方法をおすすめします。
・ナビゲーターを更新した、またはMT4を再起動したか
・ファイルの拡張子は.ex4または.mq4になっているか
・保存先はMQL4フォルダ直下のIndicatorsフォルダか
・MT4とMT5を取り違えて入れていないか
・「表示」→「ターミナル」の「エキスパート」タブにエラーが出ていないか
不要になったインジケーターを削除・整理する方法
使わなくなったインジケーターは、
チャートを見やすく保つためにも整理しておくのがおすすめです。
チャートから一時的に外す方法
チャート上に表示されているインジケーター名を右クリックし、「削除」
を選ぶと、ファイル自体は残したままチャート表示だけを外せます。
再び使いたくなったときは、ナビゲーターから同じ手順で呼び出せます。
フォルダから完全に削除する手順
ファイル自体を削除したい場合は、MT4を終了した状態で、「MQL4」
→「Indicators」フォルダを開き、対象のファイルを削除します。
起動したまま削除すると正しく反映されないため、
必ずいったんMT4を終了してから作業してください。
複数インジケーターを整理してチャートを見やすく保つコツ
インジケーターを増やしすぎると、チャートが情報過多になり、
かえって値動きを把握しづらくなることもあります。
同じ役割のインジケーターをいくつも重ねるのではなく、「トレンド確認用」
「反転確認用」のように役割の異なるものを1〜2個ずつ組み合わせる考え方がおすすめです。
スマホ版MT4アプリでインジケーターを使う場合の注意点
パソコンだけでなく、スマホ版のMT4アプリでも利用できます。
スマホ版で標準搭載されているインジケーターの操作
スマホ版MT4アプリでも、
チャート画面から標準インジケーターを選んで表示させることができます。
呼び出し方の画面はパソコン版と異なりますが、「インジケーター」
メニューから選ぶという基本的な流れは共通しています。
カスタムインジケーターはスマホ単体では追加しにくい点
一方、カスタム(外部)インジケーターは、スマホ単体で「MQL4/Indicators」
フォルダへファイルを直接コピーする操作が難しく、
パソコン版で追加した環境と連携させる使い方が一般的とされています。
パソコンとスマホの使い分け方
外出先での相場確認や簡単なチャートチェックはスマホ版、
カスタムインジケーターの追加や細かい設定変更はパソコン版、
というように使い分けると扱いやすくなります。
MT4の基本的な操作全般については、XMのMT4の使い方についてダウンロード・ログインから注文方法までわかりやすく解説してみたでも整理していますので、
あわせて確認してみてください。
よくある質問
MT4のインジケーターの入れ方についてよく寄せられる質問を整理します。
MT4インジケーターの入れ方はスマホでもできますか?
標準インジケーターであれば、スマホ版MT4アプリからでも選んで表示させることができます。
ただしカスタム(外部)インジケーターの追加は、
パソコン版での操作が中心になるとされています。
追加したインジケーターが消えてしまうのはなぜですか?
チャートの切り替えや再起動で、表示が引き継がれないことがあります。
よく使うものはテンプレート化しておくと呼び出しやすくなります。
無料のカスタムインジケーターはどこで手に入りますか?
MQL5コミュニティをはじめ、無料配布しているサイトから入手できます。
前章の3つのポイントを目安に、配布元を確認しておくと安心です。
MT4のインジケーターの入れ方について標準・カスタムインジケーターの追加や削除の手順までわかりやすく解説してみた:まとめ
MT4のインジケーターには、最初から使える「標準インジケーター」と、
ファイルを入手して追加する「カスタム(外部)インジケーター」の2種類があります。
標準インジケーターは「挿入」メニューやナビゲーターから選ぶだけ、
カスタムインジケーターは「MQL4/Indicators」フォルダに入れて、
更新・再起動すれば使えます。
表示されないときは、更新・再起動の有無や、
保存先フォルダ・ファイル形式の間違いを確認してみてください。
役割の異なるものを1〜2個ずつ組み合わせるのが、見やすいチャートのコツです。