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【無料】TradingViewの『Squeeze Momentum Indicator』(LazyBear作)の使い方や見方についてわかりやすく解説してみた

TradingViewで無料公開されている『Squeeze Momentum Indicator』(LazyBear作)は、ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルの関係からボラティリティの収縮・解放を判定するインジケーターです。仕組みと見方、MT4/MT5非対応という注意点、エントリー判断の考え方までわかりやすく解説します。

TradingViewのSqueeze Momentum Indicatorを表すスクイーズという文字と上昇する折れ線グラフのイメージ画像
この記事でわかること
  • Squeeze Momentum Indicator [LazyBear]とは
  • 対応プラットフォームの注意点(TradingViewのみ・MT4/MT5非対応)
  • Squeeze Momentum Indicatorの仕組み(ボリンジャーバンド×ケルトナーチャネル)
  • ヒストグラムの色と傾きで見るモメンタムの方向
  • スクイーズ解放後のエントリー判断(FXでの使い方)

FXの値動きが止まっているように見える時間帯の後、

急に大きく動き出す場面を見た経験はないでしょうか。

TradingViewで無料公開されている

『Squeeze Momentum Indicator』(LazyBear作)は、

こうした「値動きが溜まっている状態」を、

ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルの関係から判定するインジケーターです。

この記事では、配布元の情報をもとに、

Squeeze Momentum Indicatorの仕組みと見方、

FXでの使い方やエントリー判断の考え方、

他のボラティリティ系インジケーターとの違いまでを整理して解説します。

この記事で分かること
・Squeeze Momentum Indicatorの仕組みと配布元
・TradingView専用でMT4/MT5では使えないという注意点
・黒ドット・灰色ドットとヒストグラムの見方
・スクイーズ解放後のエントリー判断の考え方
  1. Squeeze Momentum Indicator [LazyBear]とは
    1. 配布元とLazyBearという作者
    2. 元ネタは「Mastering the Trade」のTTM Squeeze
    3. 無料・オープンソースで使える
  2. 対応プラットフォームの注意点(TradingViewのみ・MT4/MT5非対応)
    1. Pineスクリプトで動くためTradingView専用
    2. MT4/MT5では使えない点に注意
    3. TradingViewへの導入手順
  3. Squeeze Momentum Indicatorの仕組み(ボリンジャーバンド×ケルトナーチャネル)
    1. ボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの内側に入るとスクイーズ
    2. 判定の土台になっているケルトナーチャネル
    3. 黒ドット・灰色ドットの意味
  4. ヒストグラムの色と傾きで見るモメンタムの方向
    1. ヒストグラムが示すもの
    2. 色の変化は勢いの増減を示す目印
    3. 傾きで勢いの強さを確認する
  5. スクイーズ解放後のエントリー判断(FXでの使い方)
    1. 黒ドットの間は様子を見る
    2. 灰色ドットへの切り替わりとヒストグラムの方向を組み合わせる
    3. 損切り・利確の考え方
  6. 他のボラティリティ系インジケーターとの違い
  7. 使う上での注意点
    1. 確定前のローソク足での表示変動に注意
    2. 単独で判断材料にしない
    3. メリット・デメリットの整理
  8. よくある質問
    1. Squeeze Momentum IndicatorはMT4/MT5で使えますか?
    2. 黒ドットが続く期間が長いほど、解放後の値動きは大きくなりますか?
    3. リペイントしますか?
  9. 【無料】TradingViewの『Squeeze Momentum Indicator』(LazyBear作)の使い方や見方についてわかりやすく解説してみた:まとめ

Squeeze Momentum Indicator [LazyBear]とは

まず、Squeeze Momentum Indicatorがどのようなインジケーターで、

誰が公開しているのかを確認します。

配布元とLazyBearという作者

Squeeze Momentum Indicatorは、

TradingViewのPineスクリプトとして、

LazyBearというユーザーが、

無料・オープンソースで公開しているインジケーターです。

当サイトではこれまでにも、TradingView発の無料インジケーターとして、

『Mobo Bands (Momentum Breakout Bands)』

を紹介してきました。

興味がある方はこちらもあわせてご覧ください。

元ネタは「Mastering the Trade」のTTM Squeeze

このインジケーターは、John Carter氏の著書

『Mastering the Trade』で紹介された

「TTM Squeeze」というボラティリティ系インジケーターの考え方をもとに、

作られた派生版とされています。

ただし、モメンタムの計算方法は異なります。

John Carter氏の原著TTM Squeezeは単純な計算ですが、

LazyBear氏のこの指標は、

線形回帰(linear regression)ベースの計算を採用しており、

計算結果は完全には一致しません。

無料・オープンソースで使える

Pineスクリプトのコードが公開されているため、

無料で利用できる点が大きな特徴です。

コード自体の転載・再配布は行いませんが、

気になる方は配布元ページでコードの内容を確認できます。

対応プラットフォームの注意点(TradingViewのみ・MT4/MT5非対応)

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導入する前に、どの環境で使えるインジケーターなのかを確認しておきましょう。

Pineスクリプトで動くためTradingView専用

Squeeze Momentum Indicatorは、

TradingViewのPineスクリプトで書かれており、

配布元で確認できる限り、対応環境はTradingViewのみです。

MT4/MT5では使えない点に注意

MT4やMT5はPineスクリプトをそのまま読み込めないため、

配布元のSqueeze Momentum Indicatorを、

直接導入することはできません。

注意
・公式の配布元はTradingView版のみ
・MT4/MT5向けに移植したと称する非公式版が存在する可能性はある
・非公式版の計算式や動作は配布元が保証したものではない

MT4/MT5環境を前提にインジケーターを探している方は、

この点を事前に確認しておく必要があります。

TradingViewへの導入手順

TradingViewで導入する場合は、

配布元のSqueeze Momentum Indicator [LazyBear]のページ

からスクリプトをチャートに追加します。

設定パネルの主な入力項目は、

ボリンジャーバンドの期間「BB Length」(初期値20)、

倍率「BB MultFactor」(初期値2.0)、

ケルトナーチャネルの期間「KC Length」(初期値20)、

倍率「KC MultFactor」(初期値1.5)の4つです。

配布元ページには、過去にBB MultFactorが1.5に固定されるタイプミスがあり、

現在の初期値(2.0/1.5)に修正済みとの記述があります。

保存前に初期値を確認すると安心です。

配布元ページではコードの中身も確認できます。

Squeeze Momentum Indicatorの仕組み(ボリンジャーバンド×ケルトナーチャネル)

ここからは、スクイーズがどのように判定されているのかを見ていきます。

ボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの内側に入るとスクイーズ

Squeeze Momentum Indicatorは、

ボリンジャーバンドの幅とケルトナーチャネルの幅を比較し、

ボリンジャーバンドがケルトナーチャネルの内側に収まった状態を、

「スクイーズ」(低ボラティリティ・値動きの準備状態)として判定します。

判定の土台になっているケルトナーチャネル

ケルトナーチャネル自体の見方や使い方については、

ケルトナーチャネルの解説記事

でも詳しく解説しています。

Squeeze Momentum Indicatorの判定の土台になっている指標なので、

あわせて確認しておくと仕組みを理解しやすくなります。

黒ドット・灰色ドットの意味

スクイーズの状態は、インジケーター下部に、

黒いドットと灰色のドットで表示されます。

黒いドットはスクイーズ中、灰色のドットはスクイーズの解放を示します。

ドットの色 意味 相場の状態
黒色 スクイーズ中 低ボラティリティ・値動きの準備状態
灰色 スクイーズ解放 ボラティリティが拡大し始めた状態

ヒストグラムの色と傾きで見るモメンタムの方向

スクイーズの状態に加えて、ヒストグラムの見方も確認しておきましょう。

ヒストグラムが示すもの

Squeeze Momentum Indicatorのヒストグラムは、

値がゼロラインより上にあれば上昇方向、

下にあれば下落方向のモメンタムを示すよう設計されています。

色の変化は勢いの増減を示す目印

ヒストグラムの色は、直前の値より大きいか小さいかによって、

変化するよう設計されています。

補足
・具体的な配色は設定や表示環境によって変わることがある
・色そのものより「色が変化した瞬間」が勢いの増減を見極める目印になる
・表示されている凡例を確認しながら使うことをおすすめする

傾きで勢いの強さを確認する

ヒストグラムの傾きが急であるほど勢いが強く、

傾きが緩やかになってきた場合は、

勢いが弱まっている可能性を示しています。

スクイーズ解放後のエントリー判断(FXでの使い方)

ここでは、FXでSqueeze Momentum Indicatorを使う場合の、

エントリー判断の考え方を整理します。

黒ドットの間は様子を見る

黒いドットが続いている間は、

まだ値動きの準備段階と考えられるため、

無理にエントリーせず様子を見るのが基本とされます。

灰色ドットへの切り替わりとヒストグラムの方向を組み合わせる

黒ドットから灰色ドットに切り替わった(スクイーズが解放された)タイミングで、

ヒストグラムが示す方向に合わせてエントリーを検討する、

という使い方が代表的な例として紹介されています。

あくまで一つの考え方であり、必ず機能するというものではありません。

作者のLazyBear氏自身も、単独で判断せず、

ADXやWaveTrendと併用することを解説記事で推奨しています。

ADXでトレンドの強さ、WaveTrendで勢いの方向を別途確認してから、

エントリーを判断する使い方が紹介されています。

損切り・利確の考え方

スクイーズ解放後は値動きが一方向に強く出やすい反面、

空振りに終わる場面も少なくないため、

損切りラインをあらかじめ決めてからエントリーすることが重要です。

利確については、直近の高値・安値を目安にする方法のほか、

解説記事では、スクイーズ解放後にモメンタムの方向でポジションを取り、

ヒストグラムの色が変わる(モメンタムが反転する)タイミングで決済する、

という使い方も紹介されています。これも勝率や利益を保証するものではありません。

他のボラティリティ系インジケーターとの違い

Squeeze Momentum Indicatorと、

他のボラティリティ系インジケーターとの違いを比較します。

インジケーター 主な役割 得意な場面
ボリンジャーバンド単体 価格の標準偏差で帯を表示 拡大・収縮の目視確認
ケルトナーチャネル単体 ATRを基準に帯を表示 ブレイクアウトの目安
ATR 値幅そのものを数値化 損切り幅・ロット調整
Squeeze Momentum Indicator 2種類の帯の位置関係を判定 スクイーズの検知

ボリンジャーバンド・ケルトナーチャネルを単体で使う場合は、

帯の拡大・収縮を目視で確認する必要がありますが、

Squeeze Momentum Indicatorは、

その比較を自動化してドット・ヒストグラムで表示する点が異なります。

損切り幅の計算にはATR、

スクイーズの検知にはSqueeze Momentum Indicatorと、

目的に応じて使い分けるとよいでしょう。

使う上での注意点

実際に使う前に、押さえておきたい注意点を整理します。

確定前のローソク足での表示変動に注意

オシレーター系インジケーターの一般的な特性として、

まだ確定していないローソク足(形成中の足)では、

ヒストグラムやドットの表示が変動する可能性があります。

確定前の表示を過信せず、

ローソク足が確定したタイミングで改めて確認することをおすすめします。

単独で判断材料にしない

前述のADX・WaveTrendとの併用と同様に、

単体の表示だけで判断を確定させないことが重要です。

メリット・デメリットの整理

メリット
・無料・オープンソースで使える
・スクイーズの状態がドットで一目でわかる
・モメンタムの方向をヒストグラムで併せて確認できる
デメリット
・TradingView専用でMT4/MT5では使えない
・確定前の表示が変動する可能性がある
・スクイーズ解放後の方向を事前に当てることはできない

よくある質問

Squeeze Momentum Indicatorについて、

よく聞かれる質問をまとめました。

実践アドバイス
・黒ドットの間は様子を見て灰色ドットへの切り替わりを待つ
・エントリー後は損切りラインを必ず決めておく
・他のテクニカル指標と組み合わせて判断材料を増やす

Squeeze Momentum IndicatorはMT4/MT5で使えますか?

公式の対応環境はTradingViewのみで、MT4/MT5では直接使えません。

非公式移植版の有無や注意点については、

前述の「対応プラットフォームの注意点」の章で詳しく解説しています。

黒ドットが続く期間が長いほど、解放後の値動きは大きくなりますか?

断定はできませんが、黒ドットが続く期間が長いほど、

解放後の値動きが大きくなりやすいという傾向が、

過去の値動きの特徴として言及されます。

ただし一つの傾向にすぎず、期間の長さだけで、

値動きの大きさを保証するものではありません。

リペイントしますか?

配布元ページにリペイントに関する明記はありません。

確定していないローソク足では表示が変動する可能性がある、

という一般的なオシレーター系インジケーターの特性を踏まえ、

確定前の表示を過信しないようにしましょう。

【無料】TradingViewの『Squeeze Momentum Indicator』(LazyBear作)の使い方や見方についてわかりやすく解説してみた:まとめ

Squeeze Momentum Indicatorは、

ボリンジャーバンドとケルトナーチャネルの位置関係から、

スクイーズ(低ボラティリティの準備状態)を検知し、

ヒストグラムでモメンタムの方向を示すインジケーターです。

TradingViewの無料・オープンソースで利用できる一方、

MT4/MT5では使えないという制約があります。

黒ドットの間は様子を見て、灰色ドットへの切り替わりとヒストグラムの方向を、

組み合わせて判断するという考え方を、

損切りラインを決めるルールと合わせて活用してみてください。

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