SMC(スマートマネーコンセプト)を学べるおすすめの本は?和書・ICT原典・YouTube教材の選び方についてわかりやすく解説してみた
SMC(スマートマネーコンセプト)を独学で学びたい人向けに、日本語の本・電子書籍、英語のICT系書籍、無料のYouTube教材まで、情報源ごとの特徴とレベル別の選び方を整理して解説します。

- SMC(スマートマネーコンセプト)の本を探す前に知っておきたいこと
- 日本語でSMC(スマートマネーコンセプト)を学べる本・電子書籍
- 英語が読めるなら候補に入るICTトレードの本
- 本より先に目を通しておきたい無料の学習教材
- レベル別で見るSMCの学習ロードマップ
SMC(スマートマネーコンセプト)の本を探す前に知っておきたいこと
SMC(スマートマネーコンセプト)を独学で学ぼうとして、本を探す人は多いのですが、
実はこのジャンルには少し特殊な事情があります。
本を探す前に、まずその前提を確認しておきましょう。
ICT(Inner Circle Trader)本人は書籍を出版していない
SMCのもとになったICT(Inner Circle Trader)理論は、
考案者であるMichael J. Huddleston氏自身が、
紙の書籍として出版しているわけではありません。
無料のYouTube動画で発信してきたのが、もともとの情報の出どころです。
市販されている「SMCの本」の多くは第三者が書いた解説書
Amazonなどで見かける「ICT」
「SMC」の本は、ICT本人の監修ではありません。
第三者のトレーダーが、ICT理論を独自にまとめた解説書であるケースがほとんどです。
本は「用語と全体像の下地作り」に使うと割り切る
本だけでSMCの全てを学べると考えるより、入り口として使うのがおすすめです。
オーダーブロックやFVGといった用語に慣れておくと、期待とのズレが起きにくくなります。
・ICT:SMCの土台となった理論の考案者の通称
・SMC:ICT理論をもとにトレーダーコミュニティで広まった呼び方
日本語でSMC(スマートマネーコンセプト)を学べる本・電子書籍
英語が苦手な人にとっては、まず日本語の本・電子書籍から入るのが現実的です。
検索で見つかりやすい代表例を紹介します。
Smart Money Conceptで読み解くFX構造型トレード入門(著者:ゆり菜)
Amazon.co.jpでKindle配信されている電子書籍です。
ASINはB0G3TLXF4Jです。
全72ページ、価格は1,000円前後(Kindle Unlimited対象)。
市場構造・流動性・オーダーブロック・FVGなど、SMCの基本要素が対象です。
構造型トレードという切り口でまとめています。
こんな人におすすめ:SMCの基本用語に初めて触れる人、スマホで気軽に読みたい人。
日本語の2冊で迷ったら、まずこちらから読み始めるのがおすすめです。
SMC スマートマネーコンセプト – Japanese edition -(制作:CRAFTec Art)
Google Play Booksで配信されている日本語版第10版の電子書籍です。
全49ページで、「5Lessonsで学ぶ」セミナー形式の構成になっており、
OB&FVGインジケーターが付属しています。
こんな人におすすめ:1冊目で用語にある程度慣れたあと、レッスン形式で手順立てて学びたい人。
優先順位としては、日本語の2冊目として読むのに向いています。
和書を選ぶときに確認しておきたい点
SMC関連の用語や相場環境は更新が早いため、出版・改訂の時期が新しいものを選ぶと、
現在の用語の使われ方とのズレが少なくなります。
和書の優先順位は、まず1冊目で用語に触れ、
慣れてきたら2冊目のレッスン形式で手順を学ぶ、という順番がおすすめです。
・日本語の本や電子書籍で学ぶ候補と注意点
・英語のICT系書籍を検討する際の前提
・本より先に触れておきたい無料教材
・レベル別の学習の進め方と本の選び方
英語が読めるなら候補に入るICTトレードの本
英語に抵抗がない人であれば選択肢がさらに広がります。
Amazon.comなどで見かける代表的なタイトルを紹介します。
ICT Trading Basics – The Inner Circle Trader(著者:Mark M. Darby)
2024年4月出版の本で、Kindle版27ページ・ペーパーバック版50ページ。
Kindle価格は1,058円前後(定価1,995円)です。
market structure・institutional order flow・
liquidityなど、
ICT理論の基礎用語を順番に解説する構成になっています。
こんな人におすすめ:英語に抵抗はないが、まずは薄い本で基礎用語だけ短時間で押さえたい人。
英語の2冊で迷ったら、ページ数が少なくこちらから読み始めるのがおすすめです。
ICT Forex Trading: Beginners Guide To Master The Inner Circle Trader’s Strategy(著者:Mason Anderson)
2023年8月出版、ペーパーバック62ページの本です。
ローソク足分析やトレンド系指標といった基礎的なテクニカル分析と合わせて、
ICTの考え方を紹介する初心者向けの構成になっています。
こんな人におすすめ:テクニカル分析の基礎とICTの考え方を一冊でまとめて確認したい人。
『ICT Trading Basics』で基礎用語を押さえたあと、
2冊目として読むと流れがつかみやすくなります。
英語書籍は「非公式の解説書」という前提で読む
これらはICT本人が書いたものではなく第三者による解釈・要約であるため、
本の内容と原典の動画で説明が異なる場合がある点には注意が必要です。
| 書名 | 著者 | ページ数 | 価格帯 | 優先順位 |
|---|---|---|---|---|
| Smart Money Conceptで読み解くFX構造型トレード入門 | ゆり菜 | 72ページ | 1,000円前後(Kindle) | 和書1冊目 |
| SMC スマートマネーコンセプト – Japanese edition – | CRAFTec Art | 49ページ | Google Play Books表示価格 | 和書2冊目 |
| ICT Trading Basics – The Inner Circle Trader | Mark M. Darby | 27〜50ページ | 1,058円前後(Kindle)/ 1,995円(紙) | 英書1冊目 |
| ICT Forex Trading: Beginners Guide To Master The Inner Circle Trader’s Strategy | Mason Anderson | 62ページ | 海外ペーパーバック相場で1,500〜2,500円程度 | 英書2冊目 |
本より先に目を通しておきたい無料の学習教材
本を買う前に、無料で見られる教材にも一度目を通しておくことをおすすめします。
本の内容を理解する助けにもなります。
ICT本人のYouTubeチャンネル
ICT理論の原典にあたる情報は、ICT本人のYouTubeチャンネルに蓄積されています。
英語ですが、Mentorshipシリーズなど体系的な動画群が参考になります。
日本語で発信しているnote・ブログ記事
国内のトレーダーが、ICT・SMCの手法をまとめたnote記事も多く公開されています。
本より先に無料で概要をつかむ手段として活用できます。
無料教材だけでも全体像はつかめる
有料の本がなくても、無料の動画やnoteだけで全体像をつかむことは十分に可能です。
SMCという考え方そのものの基本は、海外で主流のSMC(スマートマネーコンセプト)とはでも整理しているので、
本を選ぶ前の下地作りに読んでみてください。
レベル別で見るSMCの学習ロードマップ
本をいつ・どう使うかは自分の学習フェーズによって変わります。
3段階に分けて整理しました。
初心者フェーズ:用語と全体像を知る
まずは無料のYouTube動画やnote記事、あるいは日本語の入門本で、
オーダーブロックやFVGといった基本用語に慣れることを優先する段階です。
中級フェーズ:手法を検証する
用語に慣れてきたら、本や動画で紹介されている手法を過去のチャートで検証し、
自分の相場観と照らし合わせていく段階です。
上級フェーズ:英語の原典で裏取りする
和書や解説記事の内容に疑問が出てきたら、ICT本人のYouTube動画や英語書籍にあたり、
原典ではどう説明されているかを確認していく段階です。
| フェーズ | 優先する情報源 | 目的 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 初心者 | 無料YouTube・note・日本語の入門本 | 用語と全体像を知る | 情報源ごとに用語の訳し方が違う場合がある |
| 中級 | 和書・ICT系の解説本 | 手法を自分で検証する | 本の手法通りに動くとは限らない |
| 上級 | ICT本人のYouTube・英語書籍 | 解釈のズレを原典で裏取りする | 英語の専門用語への慣れが必要 |
本でSMCを学ぶメリットと気をつけたい注意点
本で学ぶ良い面もありますが、動画と比べた特徴も知っておくと選びやすくなります。
本で学ぶメリット
・用語や概念が章立てで整理されており順番に読み進められる
・動画と違って自分のペースで読み返せる
・図解付きの本であれば視覚的に理解しやすい
本だけで学ぶ際の注意点
・出版時期によって相場環境や用語の使われ方が古い場合がある
・第三者の解説書は著者ごとに解釈が異なることがある
・検証せずそのまま実践に移すと判断を誤りやすい
本と実践を両立させるコツ
本を読んで理解した内容は、実際のチャートに当てはめて確認する手順をセットにすると、
身につきやすくなるといわれています。
失敗しないSMCの本の選び方チェックポイント
数ある本の中から選ぶときに、確認しておきたいポイントを整理します。
出版・更新時期を確認する
SMC・ICT関連の用語や解釈はコミュニティの中で変化していくことがあるため、
できるだけ新しい時期に出版・更新された本を選ぶと、現在の使われ方とのズレが少なくなります。
ICT用語とSMC用語の対応表があるか確認する
同じ概念でも本によってICT用語とSMC用語の呼び方が異なることがあり、
対応関係を整理してくれている本であれば複数の情報源を読み比べる際に迷いにくくなります。
ICTトレードとSMCの呼び方の違いや、オーダーブロックのような個別の用語の見分け方は、
Order Block(オーダーブロック)とはでも確認しておくと理解が深まります。
断定的な煽り文句に注意する
「必ず勝てる」
「誰でも稼げる」といった表現が目立つ本には、一度冷静に立ち止まることをおすすめします。
SMCは相場を読み解く考え方の一つであり、勝率や成果を保証するものではありません。
・出版や更新の時期が比較的新しいか
・ICT用語とSMC用語の対応が整理されているか
・断定的な煽り文句が目立たないか
・無料教材と内容を比較しながら読めるか
よくある質問
SMCの本についてよく聞かれる疑問を整理します。
SMC(スマートマネーコンセプト)を学べる日本語の本はありますか?
Kindleで配信されている構造型トレード入門の本や、SMC解説書などがあります。
日本語で読める本はいくつか見つかります。
ICTトレードの本はどこで買えますか?
英語の本はAmazon.comなどの海外サイトで見つけやすい傾向にあります。
日本語の本はAmazon.co.jpのKindleストアで見つかりやすい傾向にあります。
市販のSMC・ICT本は中古で探してもいいですか?
本文で紹介した4冊はいずれも比較的新しく出版・改訂されたものですが、
もし古いバージョンを中古で見つけた場合は、出版年を確認し、
用語や相場環境が今と大きくズレていないかをチェックしてから読むことをおすすめします。
本を読むだけでSMCを使えるようになりますか?
本で用語や考え方を理解したうえで、実際のチャートで繰り返し検証する作業がなければ、
実践で使いこなすのは難しいといえます。
独学でSMCは学べますか?
無料のYouTube動画やnote記事、本などの情報源を段階的に組み合わせれば、
独学でも基礎から学んでいくことは可能です。
SMC(スマートマネーコンセプト)を学べるおすすめの本は?和書・ICT原典・YouTube教材の選び方についてわかりやすく解説してみた:まとめ
SMC(スマートマネーコンセプト)の本は、ICT本人が出版したものではありません。
第三者による解説書がほとんどという前提を、まず押さえておくことが大切です。
日本語の入門本から始め、無料のYouTube動画やnote記事と比べながら理解を深め、
必要になったタイミングで、英語の書籍や原典の動画にあたる、
という段階的な進め方を意識してみてください。
本の内容を読んだら実際のチャートで自分の目で確認する習慣をセットにすることが、
本をムダにしないための一番のポイントです。