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プロップトレーダーとは?個人トレーダーとの違いと収益分配の仕組みについてわかりやすく解説してみた

プロップトレーダーとは、自己資金ではなく会社やファームの資金でトレードする人のことです。この記事では個人トレーダーとの3つの違い(資金の出所・報酬体系・損失の負い方)、収益分配(プロフィットシェア)の一般的な仕組み、なるための流れ、向いている人の特徴、EA(自動売買)との相性までまとめて解説します。

プロップトレーダーとは何か、個人トレーダーとの違いと収益分配の仕組みを表すダークネイビー背景のアイキャッチ画像
この記事でわかること
  • プロップトレーダーとは会社・ファームの資金でトレードする人のこと
  • プロップトレーダーと個人トレーダーの3つの違い
  • プロップトレーダーの収益分配(プロフィットシェア)の仕組み
  • プロップトレーダーになるための一般的な流れ
  • プロップトレーダーに向いている人・必要なスキル

自分の資金を大きく減らさずに、まとまった資金でトレードしてみたい。

そう考えたことはないでしょうか。

近年、「プロップトレーダー」という働き方を耳にする機会が増えていますが、

個人トレーダーと何が違うのか、分かりにくいまま足踏みしている方も多いのではないかと思います。

この記事では、プロップトレーダーの基本的な意味から、個人トレーダーとの3つの違い、

収益分配(プロフィットシェア)の仕組みまで整理して解説します。

この記事で分かること
1. プロップトレーダーと個人トレーダーの3つの違い
2. 収益分配(プロフィットシェア)の一般的な仕組み
3. プロップトレーダーに向いている人の特徴とEAとの相性
  1. プロップトレーダーとは会社・ファームの資金でトレードする人のこと
    1. 「プロップ」はProprietary(自己勘定)の略
    2. プロップファームという組織に所属して活動することが多い
    3. 金融機関の自己勘定部門に所属するケースもある
  2. プロップトレーダーと個人トレーダーの3つの違い
    1. ①資金の出所が自己資金か会社・ファームの資金か
    2. ②報酬体系がトレード益そのものか利益分配率か
    3. ③損失を負うのが自分自身かファーム側かという違い
  3. プロップトレーダーの収益分配(プロフィットシェア)の仕組み
    1. 分配率は「利益の一部」を受け取る形が一般的
    2. 分配率が成績・ステージによって変わることがある
    3. ファーム側の収益源は分配の残り分だけではない
  4. プロップトレーダーになるための一般的な流れ
    1. 選考・審査の段階を経るケースが多い
    2. 金融機関のプロップ部門は採用というルートになる
    3. 契約後もルールの範囲内での運用が求められる
  5. プロップトレーダーに向いている人・必要なスキル
    1. マーケット分析力と資金管理スキルが土台になる
    2. 決められたルールを守る規律も重視される
    3. 学歴や資格が必須というわけではない
  6. プロップトレーダーとして働くメリット・デメリット
    1. メリットは自己資金のリスクを抑えられること
    2. デメリットは利益の一部と自由度を手放すこと
    3. 専業か兼業かという観点でも向き不向きが分かれる
  7. プロップトレーダーとEA(自動売買)の相性
    1. EAの使用可否はファーム・契約によって異なる
    2. ロジックの透明性を求められることがある
    3. 資金管理の考え方は個人のEA運用にも応用できる
  8. よくある質問
    1. プロップトレーダーと個人トレーダーの一番の違いは何ですか?
    2. プロップトレーダーの収益分配はどのくらいですか?
    3. プロップトレーダーになるのに資格は必要ですか?
    4. プロップトレーダーはEAを使って取引できますか?
    5. プロップトレーダーとクオンツトレードは同じものですか?
  9. プロップトレーダーとは?個人トレーダーとの違いと収益分配の仕組みについてわかりやすく解説してみた:まとめ

プロップトレーダーとは会社・ファームの資金でトレードする人のこと

まずはプロップトレーダーという言葉の意味から確認します。

「プロップ」はProprietary(自己勘定)の略

プロップトレーダーの「プロップ」は、英語のProprietary(自己勘定)を略した言葉です。

自分自身の資金ではなく、所属する会社や組織自体の資金を使って取引を行うトレーダーを指します。

日本語では「自己勘定トレーダー」と呼ばれることもあります。

プロップファームという組織に所属して活動することが多い

プロップトレーダーの多くは、「プロップファーム」と呼ばれる専門の会社と契約して活動しています。

プロップファームの契約形態や資金提供の細かい仕組みはファームごとに差があるため、

この記事では「プロップトレーダーが所属する先の一つ」という位置づけで押さえておけば十分です。

金融機関の自己勘定部門に所属するケースもある

プロップファーム以外にも、証券会社や投資銀行の自己勘定取引部門に所属してプロップトレーダーとして働くケースもあります。

こちらは新卒・中途採用など、通常の金融機関への就職というルートが中心になります。

プロップトレーダーと個人トレーダーの3つの違い

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同じ「トレードで稼ぐ」仕事でも、プロップトレーダーと個人トレーダーにはいくつかの違いがあります。

①資金の出所が自己資金か会社・ファームの資金か

個人トレーダーは、自分の口座に入金した自己資金で取引を行います。

一方プロップトレーダーは、会社やファームから提供された資金で取引を行う点が、

最も大きな違いです。

②報酬体系がトレード益そのものか利益分配率か

個人トレーダーの利益は、基本的にすべて自分の取り分です。

プロップトレーダーの場合は、取引で得た利益のうち一定の割合を報酬として受け取る、

「利益分配(プロフィットシェア)」という報酬体系が一般的とされています。

③損失を負うのが自分自身かファーム側かという違い

個人トレーダーは、損失も自分の資金から負います。

プロップトレーダーの多くは、決められたルールの範囲内であれば、

損失をファーム側が負担する仕組みになっているとされています。

ただし、大きな損失を出せば契約を解除されることもあり、無条件に守られるわけではない点には注意が必要です。

比較項目 個人トレーダー プロップトレーダー
資金の出所 自己資金 会社・ファームの資金
利益の取り分 原則すべて自分 分配率に応じた一部
損失の負担 自分 ルール範囲内はファーム側

プロップトレーダーの収益分配(プロフィットシェア)の仕組み

プロップトレーダーの報酬に関わる、収益分配の考え方を整理します。

分配率は「利益の一部」を受け取る形が一般的

プロップトレーダーは、取引で得た利益のうち一定割合を報酬として受け取り、

残りをファーム側が受け取る仕組みが一般的です。

分配率はファームや契約内容によって差がありますが、海外の情報では「利益の30〜80%程度がトレーダーの取り分」

という目安が紹介されることが多く見られます。

あくまで目安のひとつであり、契約するファームごとに実際の数字を確認する必要があります。

分配率が成績・ステージによって変わることがある

一定期間の運用実績や利益率などの条件に応じて、分配率が段階的に引き上げられる仕組みを採用しているケースもあります。

ファーム側の収益源は分配の残り分だけではない

ファーム側は、利益分配で受け取る分に加えて、選考・審査にかかる費用など、

複数の収益源を組み合わせて運営していると見られています。

収益分配を確認するときのポイント
・分配率だけでなく成績条件もあわせて確認する
・ドローダウン(損失)の上限ルールを確認する
・契約解除の条件を事前に把握しておく

プロップトレーダーになるための一般的な流れ

プロップトレーダーになるまでの、大まかな流れを確認します。

選考・審査の段階を経るケースが多い

プロップファームと契約する場合、一定期間の運用成績や利益率などの条件をクリアする、

選考・審査の段階を経ることが一般的です。

選考でよく見られる条件の一例(説明のための一例です)
・仮想口座で一定期間運用し目標利益率に到達する
・1日あたり
・全体の損失上限を超えない
・決められた最大ロット数の範囲内で取引する

条件の詳細はファームごとに異なるため、上記はあくまで一例として捉えてください。

金融機関のプロップ部門は採用というルートになる

証券会社や投資銀行の自己勘定部門で働く場合は、選考というよりも通常の採用プロセスを経て配属されるルートが中心です。

契約後もルールの範囲内での運用が求められる

契約が成立したあとも、損失の上限や、取引できる商品・時間帯など、

一定のルールの範囲内で運用することが求められます。

プロップトレーダーに向いている人・必要なスキル

どのような人がプロップトレーダーに向いているのかを整理します。

マーケット分析力と資金管理スキルが土台になる

プロップトレーダーとして成果を出すためには、相場を分析する力に加えて、

損失を一定範囲に抑える資金管理のスキルが欠かせません。

決められたルールを守る規律も重視される

自分の裁量だけで自由に取引できるわけではないため、ファームが定めたルールを守り続ける規律も重視されます。

学歴や資格が必須というわけではない

金融機関のプロップ部門への就職では学歴が問われる場面もありますが、

プロップファームとの契約においては、特定の資格や学歴よりも運用成績そのものが重視される傾向にあると紹介されています。

プロップトレーダーとして働くメリット・デメリット

個人トレーダーとの違いを踏まえて、メリット・デメリットも整理しておきます。

メリットは自己資金のリスクを抑えられること

プロップトレーダーのメリット
・自己資金を大きく減らすリスクを抑えられる
・まとまった資金でのトレード経験を積める
・成果次第で報酬が伸びる余地がある

デメリットは利益の一部と自由度を手放すこと

プロップトレーダーのデメリット
・利益の一部をファーム側に渡す必要がある
・取引ルールに縛られ自由度が下がる
・成績不振で契約を解除される可能性がある

専業か兼業かという観点でも向き不向きが分かれる

個人トレーダーとして専業でチャートに向き合う働き方と、プロップトレーダーとして組織のルールの中で運用する働き方は、

求められる時間の使い方も異なります。

専業トレーダーでないとチャートに貼り付けない!

兼業や副業で投資をするなら自動売買のEAがおすすめの記事でも触れているとおり、

兼業でトレードに関わる場合は、自動売買(EA)を組み合わせるという選択肢もあります。

プロップトレーダーとEA(自動売買)の相性

このサイトの強みでもある、EA(自動売買)との関係についても整理しておきます。

EAの使用可否はファーム・契約によって異なる

プロップファームによってはEA(自動売買)の使用を許可している場合もあれば、

禁止・制限している場合もあり、一律ではないとされています。

ロジックの透明性を求められることがある

会社・ファームの資金で運用する以上、使用するEAのロジックについて一定の説明や透明性を求められるケースがあります。

資金管理の考え方は個人のEA運用にも応用できる

ドローダウン(損失)の上限をあらかじめ決めておくというプロップファームの資金管理の考え方は、

個人がEAを運用する際の資金管理三原則にも通じる部分があります。

プロップトレーダーを検討する際のチェックポイント
・収益分配率と成績条件のバランス
・ドローダウンなどリスクルールの内容
・EAなど自動売買の使用可否
・契約解除の条件

よくある質問

プロップトレーダーについて、よく聞かれる疑問を整理します。

プロップトレーダーと個人トレーダーの一番の違いは何ですか?

最も大きな違いは、取引に使う資金が自己資金か、会社・ファームの資金かという点です。

これに伴って、報酬の受け取り方や損失を負う主体も変わってきます。

プロップトレーダーの収益分配はどのくらいですか?

海外の情報では利益の30〜80%程度が目安として紹介されることが多いですが、

一律の相場が決まっているわけではなく、ファームや契約内容によって差があります。

契約前に分配率と成績条件、ドローダウンの上限ルールをあわせて確認しておくことが大切です。

プロップトレーダーになるのに資格は必要ですか?

特定の資格や学歴は必須ではありませんが、選考段階で一定期間の取引履歴・運用成績の提出を求められることが多いため、

日頃からトレード記録を残しておくと選考時に提出しやすくなります。

プロップトレーダーはEAを使って取引できますか?

ファームや契約内容によって使用可否は異なるとされており、許可されている場合でもロジックの説明を求められるケースがあります。

プロップトレーダーとクオンツトレードは同じものですか?

同じものではありません。

プロップトレーダーは「誰の資金を使うか」という働き方の分類であるのに対し、

クオンツトレードは「統計・アルゴリズムに基づいて売買判断をするか」

という手法の分類にあたります。

プロップトレーダーとは?個人トレーダーとの違いと収益分配の仕組みについてわかりやすく解説してみた:まとめ

プロップトレーダーとは、自己資金ではなく会社やファームの資金を使って取引を行うトレーダーのことです。

個人トレーダーとの違いは、資金の出所・報酬体系・損失の負い方という、

3つの観点で整理できます。

収益分配(プロフィットシェア)の仕組みや契約条件はファームによって差があるため、

分配率だけでなく成績条件やリスクルールもあわせて確認しておくことをおすすめします。

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